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自分の「精神安定剤」

本日、本社の新入社員に対して、インド事業部の説明をする機会があり、その質疑応答コーナーで、「インドで事業を行う上で、何が難しいですか?」っていう質問があった。単純に回答できるものの、深い質問だなと思い、朝からずっと考えていた。ちなみに、単純に回答できるものとしては、

・まぁ〜、計画通り物事進まない
・成果物で期待していたものが出てこない
・支払期日通りちゃんとお金払ってくれない
・めっちゃ文句や言い訳言われたり、難癖つけてくる
・言語の壁がたしかに存在する(ローカル行くほど)
・材料や情報を探す労力と時間が日本よりも遥かにかかる
・みんな違うこと言うので、言葉の信頼度が低い
・想像以上に単価が低く、費用圧縮と戦う毎日
・非グローバル対応の本社とのやりとり(物事の考え方や言語問題)

などが出てきた。これらは問題が複合的に混じっている場合も多く、処理するのに面倒くささはある。ただ、それらの解決が「メチャクチャ大変で難しい」とまでは思っていない自分もいる。なぜ、そこまでは思っていないのか。その理由を深ぼった時、自分にとっての大事な価値観、働く上で大事な条件が3つほど出てきた。

(1)やりたい仕事で、責任ある仕事を任されている
(2)一緒に動いていて学びが得られる人が身近にいる
(3)自分及び、会社のお金の量が一定以上ある

自分はこれらの条件の有無で、精神の安定性は大きく影響される。それが欠けていることで、仕事にも日常にも影響が出てくることを過去経験した。これらは自分にとっての心の安定剤みたいなもので、精神の健全性を保つ担保みたいなもの。これらの価値観は、過去の自分の経験から来ているもので、自分の感情に大きな影響を及ぼすもの。

これらが前提にあるから、問題は確かにあっても、「メチャクチャ大変で難しい」とまでは感じづらいんだろう。「難しい」という気持ちを軽減しているんだろう。そんなことを思った。さて、皆さんにとっての心の安定剤は、どういったものだろうか?