2年執行交代から初顔
前のnoteで2年の新歓の時の話をしたので、その流れで2年の執行交代式から初顔ライブの話をしようと思う。
1年の時の話をしないのは今思えば特筆することもないし、尖っていて中身が伴っていない黒歴史っちゃ黒歴史だから話したくないからである。
2年生の新歓ライブが無事に終わり、48期1年生たちはたくさん入った。
そしていよいよ、自分たちが執行につくわけだ。新歓ライブ土日も全平日も返上して準備して敢行したライブが終わったのに、そこから執行交代式に向かってさらに休まることのない日々に突入。
先輩からの共有、
執行ライブ準備への用意、
執行交代式自体の準備。
そしてなにより執行期としてこれからどのようにしていくかの話し合いが難航した。
7期(僕の期のことです)はそもそも話し合いがまとまるタイプの期ではない。
それぞれに通したい意見があり、特にこの時期は互いに認め合ってないから人の意見がのまれることも少なかった。男は自信がなく、意見を出さないし、そんな男に女もイライラしていたとは思う。
いよいよ執行交代式に近づき、テーマを決めなければいけなくなり、ずーっと話し合ってきたのにもかかわらず駆け込みで執行期、そして47期としてのテーマは決まった。
だけど、このテーマなんだかんだ最後まで47期は大切に守ろうとしてくれて助かりました。
執行交代式当日。まぁとりあえず俺しか部長しかいないし、俺にだったらできると言う慢心が顔に滲み出てしまっている。
※気づいてる人もいたかもしれないけど、この時同期の誰も信用していません。
48期のグループラインに入るのは怖かった。
なんか8期ライン治安悪いって聞いてたし、わせおさんなんかはいじられたりしてるって聞いて、めっちゃ怖かったけど、さすがに僕が入った頃には静かだった。
そんな48期のデビューライブ。
とにかく全てが初めてで、
初めて部会を仕切るし
初めてゲネを仕切るし
初めて学ホで仕切る
いろんな準備とそれに伴ってライブ成功、団体の価値が全部自分に降り掛かったのを日に日に感じた。
期間のことは正直全然覚えてない。
はっきり覚えているのは、初部会で初めて部会を仕切るのに、2個上の四年生、45期さんが部会で滑り散らかしており、大変迷惑を被ったということだけ。4年生に対して現役生が警戒心を強めていたのが最大の原因だと思うけど
だから俺を警戒しないでほしい。
あと覚えていることは、無条件に後輩は可愛かった。ネタに真剣に取り組む姿勢も、ライブ作りにワクワクしてる姿も、必死に食らいつこうとしてくる子たちも、そうでない子も全てが守らないと、育てないといけない人材なのだと感じさせてくれた。
なので後輩の演者をコンビことに紹介するnoteをいつかやろうと思っている。余計なことすんなっていう人は言ってほしい。
いろいろ大変なことはあったけど、なんとかライブ前日まで来て、自分も企画後の出番、なんだったらトリ前だったかな?
新歓めっちゃウケたし、ネタ見せもだいぶ手応えがあり当時の四年生からもたくさんお褒めの言葉をいただいていたので、自信満々でした。
だから、ライブ運営の最終確認をしながら、後輩のネタ練りを手伝って自分のことはあんまなんもしてませんでした。
当日は朝から少し浮かれていたなぁ
だって学ホの設営やら準備やらが全部自分の手の中にあるんだもの。僕に決断が委ねられてるし、発言に重みがすごくあった。
そして初顔ライブ1日目
結果を言うと、失敗だった。
何が悪いとか、誰が滑ったから、誰が裏方ミスをしたからとかじゃない。当日すぐに出た反省は抽象的であり、逆に細かすぎる、ライブの失敗を決定づけるには小さすぎる反省の2パターンしかなかった。
それは執行期の運営の責任。そしてなにより部長の一念があまりにも未熟なことを突きつけてきた。
学生センター裏での反省、諸連絡を終えて、
たしか最後部室に片付けをしていた裏方二役と僕とさんぽうだけが学センの1階にいた。
そこには連日このライブのために睡眠を削って頑張ってくれたのに明らかな失敗ムードにより、顔が死んでる裏方二役の3人がいた。
とても申し訳なかった。
申し訳ないっていう言葉しか正直出てこなかったし、なんの言葉もかけてあげることができなかった。
そして、創大門に自転車を取りにさんぽうと、ひんとたしかサブも居たかな?で歩いた
もちろん無言だった気がする
そして俺とさんぽうは、次の日のネタ練りのために創大門から男子寮を突っ切って犬目まで向かっていた。
その道中、自分のせいでこんなライブを作ってしまった悔しさで初めて声を出して大泣きした。
その日自分が滑ったこともたしかに悔しかった。
先輩から失敗だなと言われたりそういう顔をされたりしたのもたしかに悔しかった。
けどそれより1日目に出た1年生が悲しい顔をしていたのがなにより申し訳なかった。すごく努力した後輩が自分のせいで報われなかった気がしたから
さんぽうは「もう1人で背負わせないから」とだけ言って、自転車を押して歩きながら泣いている僕の背中をずっとさすってくれた。
一年後死ぬほど悩んでいるさんぽうに全く同じように、隣で背中をさすって声をかけてやれなかったことは未だにずっと後悔している。これはまた後々書きます
旧流木さんハウスに着くまでになんとか涙を引っ込めて、合コンのネタ練りをした。
2日目は1日目よりはマシって感じだった気がする。関西校の8期に助けられた感も強かったけど。
3日目は合格点くらいにはなった。
けど、なにより1日目の悔しさが強かった。
この失敗を次のライブに生かそうっていうのも、このライブに来てくれていたお客さんに対して失礼な気がしてダメだった。