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母の「お葬式」の「シュミレーション」は出来ています!だって私「父のDNA」を持っているので~

私の母は、95歳で「介護施設」に入所はしたものの、至って元気だ。

だけど、いつかは、元気な母にも、この世から、旅立つ日が来る。

普段から私は、母には「葬儀は、こうするからね~」といろいろ伝えている。


今、住んでいるところ(東京都)に引っ越してきた時、母が積み立ててきた「県民共済」に問合せをして、「契約内容」を確認した。

すると、「県民共済」では、都内にある「斎場」は使えない事が分かった。

(都民共済ではないので、あたり前かもしてないけれど…)

だったら、「母の葬儀」も「父」と同じ場所でやろう!と思った。
場所は、50年母が住んだ町にある「斎場」だ。

さらに、積み立ててあるお金に、「何が含まれているのか」を確認してみると

「祭壇」と「棺桶」は、含まれていますが、

「骨壺」と、「霊きゅう車代」は入っていません。

と云われた。


ちなみに、今「住んでいる場所」から、「斎場」まで「遺体」を運ぶ場合、

「おいくら程、掛かりますか~?」と今の住所を伝えると、

「1万5千円ぐらい」だという事が分かった。

「骨壺」は、必須アイテムとしても、「霊きゅう車」は??と一瞬考えた。

でも、「母の遺体」が収められている「お棺」を、まさか「バン」で運ぶわけにも行かないと思うと、「霊きゅう車代」も、「必須」という事になるか・・・


昨年、「お盆の棚経」で、住職が、うちにいらした時、

「四十九日まで、お骨を、お寺で預かって貰うことは出来ますか?」と聞いてみた。

葬儀が終わり、母の「お骨」を自宅に持ち帰り、納骨のために、また持っていくのは、なんだか面倒な気がしたからだ。

※娘として、不謹慎でしょうか…(~_~)

すると、住職が

「最近では、いろいろなやり方があって、告別式の日に、納骨する場合もあります」と云ったので、

じゃあ、それで、お願いします! と私は、伝えた。


「納骨」をその日のうちに済ませるという事は、「告別式」の開始時間は、チョと早めかな~って思ったけれど、「斎場」は、宿泊もできるようになっているので、私は、「お通夜」から、泊まろうと思っている。


「斎場」の側には、「イトーヨーカ堂」はあるし、どうにかなると思っている。ずっと「実家」があった場所だから、周辺の事も、私は良く分かっている。


住職に、母がどんな「亡くなり方」をするのか、「いつも、本人と話しています」と私が言うと、

「そういう話をされる方ほど、なかなか亡くならないですよ~」と云われた。


ひぇ~

この分だと、100歳まで行くかな・・・あと5年か~

前記した通り、「母の葬儀」の際、私は「斎場」に「泊まり」になると覚悟している。慌てないように、「1泊用の荷物」を作っておきたいと思っている。

でも、「出産」と違って、「予定日」が無い。

突然、その日はやって来るのだろうな~



そもそも、私が何故、こんなに「母の葬儀」の事に「思い」を巡らしてしまうのか???

それは、間違いなく、「父のDNA」が私の中に存在するからだ。

私が育った家庭は、「祖父母」との「完全同居」の生活だった。

そして、昭和の時代、自宅で「お葬式」をするのが当たり前だった。
だから、父は「お葬式ができる家」をコンセプトに、「家」を建てた。

もし、「親のお葬式」になったら、

「祭壇」を、ここに作り、
ここから「参列者」には入って貰い、
「お焼香」をした方は、
こちらから、捌けてもらう…

父にはこんな「シュミレーション」があって、それに基づいて「葬儀が可能な家」を建てた。

完全な「和式タイプ」の家ではなく、家の真ん中には、「ダイニング」と「リビング」がある家だった。
でも部屋を「壁」で区切らず、全て「ドア」にして、「お葬式」の時には、使いやすいように「1階」は、一周できるように設計した。


私は、間違いなく、そんな「父」の「DNA」を受け継いでいる。


その私が最近、直面している問題がある!

それはちょうどイイ「母の遺影」が無い、という事だ。

今更、「写真撮影」に、母を連れ出すのも大変だし、
なにしろ、「写真撮影」自体が、母にとって、しんどいのだ。

実は、10年以上前に、パスポート用に撮った母の「写真のデーター」がある。

ただ、「証明写真」なので、笑っていない。

で、先日「写真屋さん」に、

「少し、笑っているような加工って、出来ませんかね~?」と聞いてみた。

すると

「できますよ~、

目元も少しハッキリさせたければ、それも出来るし、

一か所2000円ぐらいで~す。」

すごいぞ!

なんでもできるんだ~!

やって貰おう!


母の「お葬式」の「シュミレーション」は、だいたい出来ている。

あと「遺影」さえ出来ていれば、完ぺきだ!

果たして「シュミレーション通り」に行くかは、分からないけれど、
私の中で「父のDNA」が、騒いでいる。


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テレサ
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