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砂糖の真実 〜なぜ砂糖を摂ってはいけないのか〜

あなたは、普段、どれくらいの量の砂糖を摂取していますか?

ちなみに、500mlのペットボトル1本のソーダーには、なんと31個分の角砂糖が含まれています!

最近、私が出会う子どもたちを見ていると、幼いころから着色料と砂糖がたっぷり入ったお菓子やパンをパクパク食べていることが多々あります。実は、私も幼いころから数年前までは、このような子どもたちと同じように、甘いお菓子を主食代わりにしてパクパク食べていたのです。その結果、体が悲鳴を上げ、体調を一気に崩してしまいました。

しかし、よく考えてみると、子どもたちは自分の両親や学校の先生から、体によい食べ物の教育をきちんと受けてこなかったばかりではなく、大人たち自身が毎日口にする食べ物の質や量について無関心になっていると言っても過言ではありません。

長年、食についてまったく無関心だった私ですが、4年前にようやく栄養学について本格的に学ぶようになり、「砂糖」の大量摂取が私たちの体に及ぼす様々な影響について深く知るようになりました。

食についての学びが深まるにつれ、私の体調はどんどん回復し、現在では心身ともにエネルギーに満ち溢れた毎日を過ごしています。

このように体調を回復できた主な要因は、まさに「砂糖」の摂取を大幅にカットしたことです。

私は、砂糖が体に及ぼす影響について、もっと若い時に知っていたら、もっとエネルギッシュに、そしてもっと心が平安な状態で生活できていたと、つくづく思います。

なので、私が2年間の学びで得た砂糖の情報を、一人でも多くの方にまず知っていただき、ご自身の身体のセルフケアのお役に立てていただければと思い、このレポートを記すことにしました。


Ⅰ. 砂糖が私の心身に及ぼした影響

私は幼い頃から甘いものが大好きで、毎日1日も欠かすことなくスウィーツを食べる生活を送っていました。なので、私の口の中は虫歯だらけでした。まだ小学生の低学年の頃、虫歯があまりにもひどくて歯医者で治療をしてもらったのですが、治療が終わった直後に、母親にチョコレートを買ってもらってパクパク食べていたのですから、どうしようもありませんね。

このように甘いものをたくさん食べていても、十代の間はエネルギッシュに日常生活を送っていました。

ところが、20歳の頃、毎晩甘いポップコーンを夕食代わりに食べる日々が続いたせいか、生理が半年間止まってしまいました。

また、社会人になってからは日々の職場でのストレスを解消するために、食べるスウィーツの量がかなり増えてしまい、慢性疲労の状態が続いていました。そして、このような状態を解消したいと思い、さらに甘いものを食べてしまうという、悪循環にはまってしまいました。

ちょうどこの時期に、最愛の母の他界など、自分の身の回りの急激な環境変化に適応できなくなってしまい、心身ともに急激に病んでしまいました。

5年前までの私の食習慣は、今振り返ってみると、恥ずかしくなるほどひどい状態でした。自宅ではほとんど料理をせず、スーパーでお惣菜を買って自宅のレンジでチンして食べて、食後には、市販のデザートをたっぷり食べるという感じでした。

また、頻繁に外食もしていました。外食をしたり、加工されたお惣菜などを購入した場合、およそ8割以上の食品に砂糖が入っているのが現状です。味付けもかなり濃くなっています。消費者がもっと食べたくなるように、砂糖・油・塩がたくさん含まれているからです。さらに、ものすごい種類の添加物も含まれています。

このような物ばかりを食べていた私は、自分が砂糖中毒になっていることを自覚していましたが、なかなか砂糖の摂取を控えることができませんでした。加工食品、つまり命のない「死んだ食べ物」を常食としていましたので、生きるエネルギーを体に補給できていない状態でした。その結果、健康診断では、糖尿病予備軍と診断されてしまいました。

メンタル面でもかなりしんどい年月を過ごしていました。常にイライラしたり、ネガティブなことを考えたり、他者のちょっとした言葉が気になって落ち込んだりしていました。また毎朝起きるのが非常につらく、一日中緊張状態が続くという生活を何十年間もも送っていました。

当時は、このような心身の不調は、100%自分の精神力の弱さに原因があると思い込んでいました。なので、もっと精神面を鍛えて、強く生きていかなければならないと、自分の体に鞭を打って必死に生活していました。そのような生活は私の心身にさらなる悪影響を及ぼし、私はどんどん自分の思考と行動をコントロールできなくなってしまいました。

ところが5年前から食に関する様々な本を読むうちに、砂糖が私のメンタル面にかなりの悪さをしているのではないかと思うようになりました。それで、4年前からは、積極的に自炊をするようになりました。そうすると、大嫌いだったお料理が大好きになりました。

また、白砂糖の摂取を控えるだけではなく、白砂糖以外の甘いものも極力控えるようになりました。そのおかげで、身体の健康と心の平安を取り戻し、ようやく本来の自分らしい生き方を始めることができるようになりました。

このように甘いものを控えるようになってしばらく経った頃、数人の知り合いから、以前の私と比べて、現在の私は、肌の透明感がさらに増し、私らしく自然な様子でイキイキとしていると言ってもらえました。

私はなぜ砂糖を摂り続けてしまったのか?
なぜ体調を大きく崩してしまったのか?
そしてどのようにして、砂糖を止めることができるようになったのか?

これらの質問の答えを見つけるために、2年間の間、砂糖について様々な論文や本を読み、また世界の栄養学の専門家のレクチャーを受けたり、望診法の私のメンターから多くのことを学びました

そこで学んだ内容を、今回のノートにまとめてみました。

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