【書評】ジム・ロジャーズ 大予測ー激変する世界の見方
今回の新型コロナの影響で、私たちの日常生活が一瞬で不安定な状態になりました。
そしてこれからどのように生きていけばいいのかと毎日考えています。
そのような時に、絶妙なタイミングで私が尊敬するジムロジャーズの以下の本を読んだことで、自分のこれからの生き方の方向性を明らかにすることができました。
4月からの2ヶ月間の間に、長年行いたいと思っていた在宅勤務を経験することができました。在宅勤務をしたことで、仕事の生産性が一気に上がり、長時間通勤を避けることができました。
このように充実した時間を過ごすことができたことで、通勤してオフィスで長時間働くことがいかに非効率的かということを確信することができました。
今回、持つべき通貨は、絶対に円でもスイスフランでもない。米ドルが最も魅力的な通貨と考えている。
私は現在、円と米ドルで投資を行っていますが、これからの日本経済の困難を考えると、今後は少しずつ円をドルに変えていこうと考えています。
日本人は本当に変化を嫌う国民だ。みな現状を維持しようと懸命になる。
今回のコロナによって、日本の学校はいかに変化していないかが世界に暴露されました。ほとんどの学校が機能停止状態になり、そのために多くの子供たち学ぶ権利を失いました。
それにもかかわらず、来週から学校が再開することになったことで、また従来の教育やろうとしている学校が多いと考えられます。
どれだけ変化を避けて、安易な方向を維持しようとしているのかと、怒りがこみ上げています。
今回の学校の休校を通して、とにかく何か新しいこと始める際に、リーダーの無能さが多くの人を不幸にするということを再確認しました。
9月入学のことについても、現場で働く教師と学ぶ生徒たちの声はほぼ無視され、結局様々な理由を上げて変化を避けようとする多くの国民の変化を嫌う姿勢が見られました。
ジム・ロジャースによると、奇跡が起きない限り、これから10年後には日本が非常に危ない状況になります。
このような状況で今までのように平和ボケの状態で日本で生活することは困難だと私は考えています。
なので、今後の流れとしては、日本を離れて海外で生活することを前提に、今後の人生設計を早急に進めていく予定です。
これからはアジアが成長する。それを考えれば日本人は中国語はもちろん韓国語やロシア語を学ぶべきだと考える
私の教え子で K-POP にすごく興味がある生徒がいます。
今後、韓国語をしっかり学んで韓国でビジネスを行いたいと考えているようです。
私はそのような子どもたちを支援していきたいと考えています。
歴史は韻を踏む
過去に起こった出来事と似たようなことが未来にも必ず起こるります。
先行きが分からない今だからこそ、これまでの人類の歴史を深く学ぶことが大切です。
そして歴史を学ぶ際に大切なことは、様々な国の視点を幅広く学ぶことです。
なぜなら、歴史というものは自分の国の視点で都合のいいように書かれているからです。そのことを、私は18歳になって、ようやく気付きました。
これからの時代をどのように生きていくのか悩んでいる全ての人に、ぜひ読んでいただきたい良書です。