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withコロナ時代の学校の先生としての働き方④ 〜 先生の知的体力の差が顕著になる学校現場
私は10年以上前からテクノロジーを使った教育に興味があり、
職場の上司や同僚にテクノロジーを教育現場に少しずつ導入することを
提案してきました。
しかし、ほとんどの人が、テクノロジーは危険、
オフラインが安全だという信念のもとに、
時代の流れに逆行する従来のやり方に安住していました。
その結果、日本の教育はどんどん世界から遅れをとっていきました。
そして、今回のコロナをきっかけに
そのことが世界に大きく知れ渡ることになりました。
一方、そのことによって、
日本政府も地方の首長もようやくICT教育を
急いで取り入れる流れになってきています。
教育現場でも、
数ヶ月前までは当たり前のように
100年以上行われてきた伝統的な学校運営を淡々と行ってきましたが、
今ではもうそのようなことが全く通用しなくなっているということを
多くの教師がようやく気づくようになりました。
現在、多くの学校現場でオンライン授業をどのよう取り入れていくのかを
考えざるを得なくなっています。
ここで大切になるのが、それぞれの教師の知的体力です。
知的体力とは、
自分の力で考えられる能力
のことです。
知的体力が乏しい(人に頼ってしまう)教師は、
テクノロジー関係の専門用語がちょっと出てくるだけで思考停止してしまい、どのようにすればいいのかが全く分からないまま不安になっていることと思います。
一方、知的体力がある教師は、
自分でググりながら、新たな取り組みを積極的に進めています。
このように、オンラインへの移行を余儀なくされる状況で、
知的体力がある教師とない教師の指導力の差が一気に広がってきていると
実感しています。
これからは、オンラインが前提という流れのもと、
知的体力がある教師がどんどん生産性のある教育を実現していくと思います。
そのことによって、日本の教育が大きく変わる大チャンスだと考えます。
今後、年齢に関係なく、生産性のある仕事をした人が、
それに見合った報酬が得られるシステムが実現できることを
要求していきたいと思います。