5/14 美容コスメ@チャイナインキュベーション
海外ブランドの模倣は「NO」。中国人女性のニーズや美意識に合うコスメブランドを育成する「美兮」
事業内容
美兮は、サプライヤー、販売代理、自社ブランド運営、ブランドインキュベーションという4つのプロセスを経て進化してきた。
現在は3つの子会社を抱え、それぞれブランド及びビジュアル戦略、生産と供給、流通やブランドマネジメントを担当。新規ブランドの企画やコンセプトワークからパッケージング、生産から流通に至るまでなどを手がけている。
代理店からインキュベーターへ転身した理由
1)多くのブランドがヒット商品を出した後、生産体制を急拡大すると品質管理が追い付かなくなる。
2)美兮が過去に手がけたコスメ系オンラインショップは同質化が激しく、各店舗の個性が失われていく傾向があった。
3)海外ブランドの初期ユーザーは中国人ではなく、美的感覚の面で中国人との間にズレがある。
ブランドマネジメント会社
長年にわたって積み上げてきたサプライチェーンの運営力を生かして
・原料の仕入れ
・流通経路の選択
・プレゼンテーションの方法
・新商品発表のタイミング
・既存の流通経路やセルフメディアリソースの活用法
これらを考慮しながら新ブランドを開花させていく。
美兮は現在、傘下に4つのブランドを抱える。うち2つは自社ブランド、残り2つはインフルエンサーとのコラボブランドだ。
・新商品の仕掛けもスピーディーで、発売8週間で10万セットを売り上げた「MISS JUZI 暖男帖(漢方薬剤やアロマオイルを配合したカイロ)」
・発売12週間で5万本を売り上げた「FE天鵞絨唇釉(リップグロス)」などのヒット商品がある。
・メイクアップ商品にとって重要なのは独自のデザイン性だと考える
・最も難しいのが成分配合やカラーバリエーションの設定だという
東洋人の黄味がかった肌色は、多くの海外ブランド製品と相性が悪い。使用感に関するニーズも多様化しているため、単なる有名ブランドの模倣品ではなく、ローカル事情に合致する製品の開発が求められると感じている。
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海外からコスメを輸入する場合
資格が必要
・薬事法に基づいた化粧品製造販売業の許可
・化粧品外国届出書
・輸入届出書
そのため現実的ではない。