完璧主義と先延ばしの意外な関係
こんにちは
“はじめの1歩の勇気をもらえるnote”
の JJ (@JJ56866220) です😊
JJとはこのような人間です。
今日も興味を持った記事/報道について
私の考えを交えて紹介していきます。
紹介したいのは東洋経済オンラインでの
「先延ばしをやめられない本当の理由」
についての記事です🤔
日々の仕事や生活の中で「なんとなく生きづらい」と感じたことはありませんか?
今回の紹介記事ではイギリスの心理学者メグ・アロール氏の著書『なぜか「なんとなく生きづらい」の正体』を参考に「スモール・トラウマ」が引き起こす「完璧主義」と「先延ばし」 について考えが示されています。
完璧主義は、時に私たちを苦しめる
「完璧主義」と聞くと仕事熱心で素晴らしいイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。確かに完璧主義は目標達成や成功に役立つこともありますがアロール氏は 「適応的な完璧主義」と「不適応的な完璧主義」 を区別することの重要性を説いています。
「適応的な完璧主義」 は私たちを成長させ目標達成を促すポジティブな側面を持つ一方で「不適応的な完璧主義」 は失敗への恐怖から精神的な緊張を生み出し「先延ばし」 を招く原因となることがあります。
先延ばしは怠惰ではない!
「先延ばし」は怠惰や無能からくるものではありません。むしろ 責任感が強く失敗を恐れる人 に多く見られる傾向があります。
「完璧にこなさなければ」というプレッシャーからタスクに着手すること自体を避けて結果的にストレスをため込んでしまうのです。
先延ばしは、時に有効な戦略となる
興味深いことにアロール氏は 「計画的な先延ばし」 の有効性についても触れています。
例えば緊急性の低いメールへの返信や重要度の低いタスクを後回しにすることでより重要な仕事に集中できる場合があります。
しかしながら「スモール・トラウマ」 が原因で先延ばしをしている場合は注意が必要です。過去の経験から「自分がすべてをやらなければならない」と感じてしまい必要以上に責任を背負い込んでしまうことがあります。
燃え尽き症候群に要注意!
「完璧主義」と「先延ばし」は 「燃え尽き症候群」 のリスクを高める可能性があります。
WHO(世界保健機関)も認める深刻な健康問題である燃え尽き症候群は仕事・人間関係・生活基盤にまで影響を及ぼす可能性があります。
「常に周囲の期待に応えようとしてしまう」「何事も完璧にこなそうと頑張りすぎてしまう」といった方は燃え尽き症候群の兆候に注意し早めに対策を講じることが大切です。
まとめ
今回は「スモール・トラウマ」が引き起こす「完璧主義」と「先延ばし」について述べた記事を取り上げました。
「なんとなく生きづらい」と感じている方はもしかすると過去の小さな心の傷が影響しているのかもしれません。
自分自身の行動パターンを振り返り「完璧主義」や「先延ばし」が「適応的」なものなのか「不適応的」なものなのかを見極めることが重要であるということがよく分かりました。
今回のテーマは
「完璧主義と先延ばしの意外な関係」
でした。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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