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2024年版ハイプ・サイクルにある新しいテクノロジー
こんにちは
“はじめの1歩の勇気をもらえるnote”
の JJ (@JJ56866220) です😊
JJとはこのような人間です。
今日も興味を持った記事/報道について
私の考えを交えて紹介していきます。
紹介したいのは Xtech での
「ガートナーによるインフラ・テクノロジーの
ハイプ・サイクル」
についての記事です🤔
2024年8月にガートナージャパンが発表した
「日本における未来志向型インフラ・テクノロジ
のハイプ・サイクル:2024年」はAIやデジタル化
が加速する現代においてビジネスパーソンが注目
すべき重要なレポートと言えます。
今回は紹介記事の中で取り上げられているハイプ
・サイクルに新たに追加されたテクノロジーに
について簡単な説明を加えてみます。
ハイプ・サイクルは将来予測の図とも言えるので
そこに挙げられている最新テクノロジーについて
一体どんなものなのかを理解しておくことのかは
非常に重要です。
ハイプ・サイクルとは?
ガートナーのハイプ・サイクルはテクノロジーが
誕生してから成熟するまでの過程を5つのフェーズ
で示したモデルです。
このサイクルを知ることで新しいテクノロジーが
過度に期待されているのかそれとも実用的な段階
に入っているのかを客観的に判断することが
できます。
黎明期: 新しいテクノロジーが誕生しその可能性が注目される
過度な期待のピーク期: テクノロジーの潜在能力が過度に期待されメディアなどで大きく取り上げられる
幻滅期: テクノロジーの限界が明らかになり期待が冷める
啓発期: テクノロジーの現実的な可能性が理解され具体的なユースケースが模索される
生産性の安定期: テクノロジーが成熟しビジネスに広く活用される
2024年版の注目点
2024年版のハイプ・サイクルでは新しいテクノロジーとして「検索拡張生成(RAG)、マシン・カスタマー、ヒューマノイド、エンボディドAI、大規模振る舞いモデル(LBM)」といったものが追加されました。更に「自律分散型組織、People-Centric、サスティナビリティー管理ソリューション、コネクテッド・プロダクト、生成AI、デジタル・ツイン、デジタル倫理」といった技術が「過度な期待」のピーク期にあるとされています。
これら新しいテクノロジーが一体どんなもの
なのかを知っておくことはこれからの時代を
生きていくにはとても重要なことです。
そこで私自身の勉強として各テクノロジーの
簡単な内容を調べてみることにしてみました。
RAG(検索拡張生成)
RAGは大規模言語モデルが検索エンジンと連携
することでより正確で最新の情報に基づいた回答
を生成する技術です。しかしながらガートナーの
分析によると多くの企業がRAGの導入に苦労して
おり精度向上に課題を抱えているそうです。
マシン・カスタマー、ヒューマノイド、エンボディドAI、大規模振る舞いモデル
これらのテクノロジーはAIがより人間に近い形で
行動し顧客とのインタラクションを深める可能性
を示唆しています。例えばヒューマノイドロボット
は小売店での接客や高齢者介護の分野で活用
されることが期待されています。
その他の注目点
自律分散型組織: 組織の意思決定を分散化し個々のメンバーの自律性を高めることでより柔軟で迅速な対応を可能にする組織形態のこと
People-Centric: 人を中心とした働き方や組織文化を重視し従業員のエンゲージメントを高めること
サスティナビリティー管理ソリューション: 環境への負荷を低減し持続可能な社会の実現に貢献するためのソリューション
コネクテッド・プロダクト: IoTデバイスをネットワークで繋ぎデータ収集や遠隔操作を可能にする製品
ビジネスパーソンにとっての意義
ハイプ・サイクルに示された新しいテクノロジー
を知っておくことは次に示す理由から現代の
ビジネスパーソンにとって非常に重要です。
新しいビジネスチャンスを発見できる: 新しいテクノロジーの動向を把握することで、自社のビジネスに新たな価値を生み出すことができる
リスクを低減できる: 過度に期待されているテクノロジーに過度な投資をすることを避けることができる
競合他社との差別化を図れる: 新しいテクノロジーをいち早く導入し競合他社との差を広げることができる
まとめ
ガートナーのハイプ・サイクルはビジネスパーソンがテクノロジーの動向を把握し将来のビジネス戦略を策定する上で非常に有用なツールです。
今回の紹介記事では2024年版ハイプ・サイクルの中で新しいテクノロジーについてごく触りだけを示しました。この情報を参考にして深掘りをしたり実際に試したりして自身のビジネスに合ったテクノロジーの導入を検討してみると時代の先取りができるかもしれません。
今回のテーマは
「2024年版ハイプ・サイクルにある新しいテクノロジー」
でした。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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