議論の噛み合わない時の対処、ポイントは目の高さを合わせるべし【ABEMA Newsからの気付き】
こんにちはJJです。
今日はYouTubeからの気付きを
シェアします。
会社、学校、家庭、街中で議論が
必要なときがあります。
人はそれぞれ異なる考え・意見を
持って当たりまえです。
そのため、議論したとしても
簡単に分かり合えるわけではありません。
そこで、今日は
「議論の噛み合わない時の対処」
というテーマで書かせてもらいます。
「相手との議論が上手く行かなった」
という体験がある人には、
特に読んでもらいたい内容です。
・・・・・・
議論で互いの意見をぶつけ合う
議論とかディベートは
複数の人同士が互いの主張や考えを
言いあう
場です。
学校でも学級会とか
会社でもミーティングとか
家庭でも家族会議とか
日常生活でも議論する場面は
多いですよね。
そんな議論の場では
お互いの主張をし合うことに
なります。
異なる考え・意見・モノの見方に
触れることができるので
議論はとても貴重な場です。
・・・・・・
噛み合わない議論は気持ち悪い
議論して互いの考えや意見が
一致せずに白熱するという
ことがあります。
この”白熱する“というのが
議論の醍醐味の1つだと考えられます。
論理的な思考、他者の尊重、合意形成
など白熱した議論の後に得られる結果は
大きなものです。
しかし、白熱した議論をしているのに
「何だか噛み合わないなあ?」
「気持ちがスッキリしないなあ?」
という感じることが時々あります。
例えば、YouTubeであがっている
この動画を視てみて下さい。
動画はABEMA Newsで
LGBTを話題したものです。
動画内容はLGBTですが、
着目したいのはパネラーの2名の
議論そのものです。
今回のテーマに合致する部分だけを
簡単にまとめると次のようになります。
・佐々木俊尚さん:
この区議のような人を少なくないはず。このような人を存在する社会でどうやってLGBTなど多様性を認めていくのかを考えるべき
・小島慶子さん:
この区議はもっと勉強するべき
上にあげた2名のパネラーの
議論が全然かみ合っていないです。
それぞれの考えがあることは
よく分かります。
しかし、ここで重要なのは
「何だか議論がかみ合っていない」
ということです。
佐々木さんも小島さんも
・区議の発言は偏見に満ちている。
・LGBTを差別するような社会は良くない。
という共通の認識は持っていることは
よく分かります。
しかし、なぜか噛み合っていないです。
この噛み合わない理由を考えてみると、
佐々木さんと小島さんが
それぞれ異なる目の高さ(観点)で
意見を出しているからだと分かります。
・佐々木俊尚さん:
偏見を持つ人がいることはしかたないが、そのような社会でどうやってLBGT差別に対して考えるべき!
・小島慶子さん:
社会の一人一人がLGBTにちゃんと理解するべき!
つまり、次のような観点の違いが
あることが分かります。
佐々木さん:
偏見・差別をもつ人が一定数いるという前提で、社会は多様性を認め合う方法を考えていくべき
小島さん:
相手への理解が足りない偏見・差別の原因であるので、社会はもっと理解を進めていくべき
こうやって改めて考えると、
二人ともかなり大切なことを
述べられています。
むしろ社会をより良くしていくならば、
どちらの意見も採用していくべきです。
このことから、
噛み合わない議論は
互いの観点が異なることが原因である
ということが良く分かります。
・・・・・
自分自身に当てはめてみる
「互いの観点が異なることが原因である」
といわれて、多くの人が
「そんなこと、よく言われていることだから、ちゃわかっているよ」
と思うはずです。
しかし、本当にそうでしょうか?
紹介した動画のパネラーは
私達よりも議論の経験が圧倒的に多い
と思います。
そんな人たちでも、
いざ議論!っとなってしまうと
噛み合わない議論をしてします。
たしかに、ABEMA Newsでは
「どのような議論をするべきか?」
という議論の方向性を示していないのが、
噛み合わない議論の原因です。
そうであっても
パネラー同士が噛み合う議論になるように
議論の中で方向性を付けていけば
良いはずです。
しかし、それができていません。
圧倒的な経験をもつ彼らでさえできない
ので、一般人の私達ができないのも
当然です。
むしろ、
「噛み合わない議論になるのは当然である」
と認識するべきです。
その認識を持ったうえで、
「何か噛み合わない議論をしているな」
と感じることがあったらならば、
「相手との目の高さ(観点)が合った
議論をしているか確認するべきです。」
議論という重要な機会を
有効に使うためにも、
この意識は持っておきたいですね👍
今日は
「議論の噛み合わない時の対処」
というテーマでした
・・・・・・
最後に、
噛み合わない議論の対応策になる
「メタ思考」についての書籍を
紹介させて頂きます。
画像:
https://www.pexels.com/ja-jp/photo/3958844/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?