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自由帳の長い長い求人広告

こんにちは就労準備型放課後等デイサービス自由帳を運営しております。Smm株式会社の代表上野です。

僕が運営している「就労準備型放課後等デイサービス自由帳」は大阪府の和泉市にあります。 特徴は①中高生しか在籍していないこと(環境が大きく変わらないために6年生の3学期から利用は可能です)②地域の企業様にご協力いただき実際の企業で職業体験を児童達に提供していることの二つです。

僕が「自由帳」を作ったのには理由があります。僕は自由帳を作る前に理学療法士として介護や福祉事業を運営している株式会社で働いていました。

高齢者の方や障がいを持つお子さんのご自宅まで行ってリハビリを提供する訪問リハビリ(訪問看護ステーション)の業務と就労継続支援B型の運営を会社から任されていました。

僕は就労継続支援B型の担当になるまで、恥ずかしながら以下のような考えを持って理学療法士として障害を持つ子どもたちにセラピーを提供していました。

「この子達は体が不自由なく動くようになったら幸せになれるはず」

理学療法士が治療を提供するお子さんは「肢体不自由」なお子さんが大多数です。麻痺があったり側弯があったり、手足が欠損しているお子さんもいらっしゃいます。

僕たち児童を専門とする理学療法士の役割は、セラピーを通して、障がいを持つ児童に体の機能の発達を促して体を動かしやすくなってもらうこと。それによって生活が行いやすくなってもらうことです。


視野が狭い理学療法士として若手の時期の僕には子どもたちの運動機能の向上=人生ハッピーになるとしか考えられませんでした。

20代の時にはその使命感に燃えて、寝る間を惜しんで治療技術のトレーニングを積んでいました。

そのような考えの中で就労継続支援B型の施設の立ち上げとその後の運営を会社から命じられました。

就労継続支援B型とは障がいを持っている方が、サポートを受けながら「働きたい」という思いを叶える場所です。18歳以上の障がいをお持ちの方が通われ軽作業等のお仕事をされます。

中には身体障がいの方もいらっしゃいますが多くの方が知的障がい、精神障がい、発達障がいの方達で五体満足な方がほとんどでした。

僕の考えでは皆さん体は不自由ではないので「幸せ」なはずです。

ところが、毎日ご利用者さんの面談や相談に乗る中で皆さん悩み苦しみながら人生を送られていました。

・誰も自分のことを理解してくれない
・自分がこんなに辛いのにだれも助けてくれない
・自分が苦労しているのは〇〇さんのせいだ

など、悩みの多くが「自分と他者」についての悩みが多い人が目立ちました。

毎日何人かの方のお話を聞いていると、少し気になるポイントが見えてきました。

「誰も自分のことを理解してくれない」「誰も助けてくれない」とおっしゃっている利用者さんですが

自分のことを上手く伝えることが出来なかったり、自分が何に困っているかを説明することが出来ない方がすごく多かったのです。

また、自己決定が壊滅的に出来なくて常に、親御さんや相談員さんに決めてもらってその決定に対して「不満を言う」という方もすごく多かったです。

一人一人のご利用者さん知的にも能力はすごく高い方ばかりで、明らかに経験不足という感じでした。

お話を聞く中でも幼少期から基本的には周囲の大人が物事を決定してきたような状況を確認しました。

中には、ずっと自分が今B型の事業所で働いているのを恥ずかしく感じているご利用者様がいらっしゃって、その責任を「亡くなったお母様」のせいにして泣き続けておられました。

また、就労継続支援B型には一般企業で働いていて鬱状態になり退職して、数年引きこもってからB型に這うようにたどり着いたかたも多くいらっしゃいました。

そのような方も会社で上手くいかなかったのを必ず誰か(多くはお母様)のせいと感じておられる方が多かったです。

何か決定するときに「自分で決めた」と思えないと、失敗したときに他人の責任にするので前に進めないのと、結局は次の動き方を他人の意見が出るまで待ってしまうので、結果的に引きこもりになってしまったんだろうなと感じました。

就労継続支援B型でのご利用者様との出会いの中で、身体にアプローチしてリハビリで生活の質を高めることも必要だが、生活や就労のレベルに着目するともっと必要なアプローチがあると感じました。

そして、恐らくB型に通う年齢層(40歳や50歳の方も多いです)になると大きく根本から人間が変わることは難しいだろうとも感じました。

もっと、マイノリティーな障がいを持つ方だからこそ子どもの時期から社会に出るために以下の要素を学ぶ必要があると考えました。

①自分について説明できる力を持つ事
②SOSを他者に発信する力を持つ事
③「自分で決めた」と考えられること

この考えは自分が今までリハビリや福祉の業界で働いていた中では、知っている限り誰も積極的に支援として取り組んでいませんでした。

「これは起業するテーマとしてはいいかも知れない」

起業をいつかしたいと思ってお金も貯めていたので、この視点で福祉事業をすると成功しかないと思いました。

「ついに閃いた!!」

この閃きの中で出来たのが、中学生と高校生専門の放課後デイ「就労準備型放課後等デイサービス自由帳」です。

現在、起業して6年目になります。

まる5年で20人以上のお子さんが卒業され、企業さんで働いている方もいれば福祉就労でB型さんやA型さんで働かれている方もいらっしゃいます。

自由帳の卒業生は就職後に定着率が高いと言われ少しうれしく思っています。

今年も企業さんに就職する児童や福祉就労する児童など5名のお子さんが卒業されます。

自由帳の療育が意味があるのかどうかは、あと5年後初めて卒業した子ども達が社会にでて10年目くらいに検証ができると思います。

ですが、現時点の途中経過の中では自由帳が和泉市で存在していることで地域で以下のような変化がみられるようになって来ています。

①児童や保護者さんが卒業後の可能性を模索するようになった(B型でいいやの進路選択じゃ無くなった)
②地域実習を受け入れてくれている企業さんが「障がい者を雇い入れる」ということに前向きになった声が増えた

もっともっと、社会にジャブとストレートパンチを打って行きたいのですが今の段階の地域にこのような影響を与えているということは素晴らしいことで、普段頑張ってくれているスタッフたちを誇りに思います。

【自由帳で働くことについて】 と、長い僕と自由帳の自己紹介でしたが求人広告なのを忘れてはいけません。自由帳で働くことについて少し書かせていただきます。

●自由帳のコンセプトは「君の未来は自分で描く」です。

☆自由帳の職員がコンセプトを元に業務で大切にしていること☆

  1. 安全を第一に子ども達が健やかに成長できるための環境を提供しています。

  2. 児童が職員に人生の先輩として憧れを持つような態度で働き支援を提供しています。

  3. 児童と職員がともに挑戦を続け成長しあえる機会作りを行っています

という感じで、自由帳のスタッフは子ども達が自分の未来を前向きに「描こう」と思えるように、「憧れ」の対象である必要があります。 「憧れ」というと何か失敗しちゃいけないとか、弱い部分を見せちゃいけないと思われがちですがそうではありません。

どんどん失敗している姿を見せて、試行錯誤したり再チャレンジを楽しそうにしている様子を子ども達にみせて欲しいのです。

「大人になるってこんなに楽しいんや!!」と子ども達に思わせることが自由帳のスタッフに求められる力になります。


【自由帳の正職員の業務】

  • 10:00に出勤して朝礼します。

  • 10:35までミーティングします。

  • 12:00まで当日のグループワークの準備や、実習先の企業さんとの打ち合わせを行います。

  • 13:00まで昼休憩

  • 15:00くらいまで、当日のグループワークの準備や、実習先の企業さんとの打ち合わせを行います。

  • 15:00くらいから送迎業務がはじまります。

  • 17:00まで個別課題の時間で各児童それぞれの課題や活 動のサポートをスタッフは行います。

  • 17:00~30分毎日グループワークを実施します。

  • 17:45送迎が順次始まります。

  • 19:00退勤します。 連絡帳は送迎待機スタッフや翌日に書きます

●学校休校日は9:30出勤で18:30退勤になります。
●学校休校日の児童受け入れは10:00~16:00です

【グループワークとは】

職員がファシリテーターや児童のサポート役として入り、児童参加型の授業を毎日30分間行います。内容は自己認知(自分を知ること)や社会について学ぶ内容、トレーニングの内容などを行います。職員も入職後いきなりファシリテーターをするのは無理なので先輩の様子を見ながら少しずつファシリテーターとしてデビューしていただきます。

【学校休校日の活動】

学校休校日は外出や施設内でのイベントを行うことが多いです。外出は児童の意見も取り入れながら決めていきます。

また、企業さんでの職業実習も学校休校日に児童を選抜して参加していただきます。

【自由帳で働くのに向いてる人向いていない人】

上記の文書を読んで熱くなった方は基本的に自由帳で働き始めても楽しくワクワクして仕方ないかと思います。逆に自由帳で働くのに向いてない方もいらっしゃいます。自分が子どもに好かれたい欲が強い方は結構辛いです。自由帳に通う児童は基本的に全員思春期の子ども達です。「先生大好き」みたいなテンションで子ども達が来てくれると思ったら大間違いです。まぁまぁ正論で論破とかしてきます。そんな思春期の子ども達と関わって「楽し!!」と思えたら自由帳の業務はマジ神です。

と、長々書きましたが一回自由帳の見学に行ってみよかなと思った方がいらっしゃいましたらぜひお気軽にご連絡ください。 給与等は以下のリンクからご確認ください。 僕と一緒に日本の障がい者福祉をアップデートしていきましょう

質問とかは是非お気軽にご連絡ください(*'▽') ご連絡お待ちしております

◉求人詳細は以下のURLからチェック
https://ryouiku-smm.com/recruit/


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masahiro
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