【配慮って重要(^^)】
他界した父が、はじめて主治医から『ガン』と宣告されたとき、父は意外と平気そうに
「そうですか」
「寿命があれば生きれるし、寿命が無ければ死ぬやろし」
と言っていたことを覚えています。
父は膵臓ガンで、ガンが血管まで浸潤していたのですが、主治医から最初に話された内容は
「治療は希望されますか?膵臓ガンの方は、治療されずに経過を見る方も多いので…」
というものでした。
父は
「手術は出来ないんですか?」
と質問し、
主治医は
「血管に浸潤しているので直ぐに手術は出来ません。
抗がん剤でガンが小さくなったら手術できるかも知れませんが、やってみないとわかりません。
使う予定の抗がん剤が効く確率は25%ほどです。
治療されますか?」
と説明して下さいました。
父は
「可能性があるならお願いします」
と主治医に伝えていました。
私としては、主治医が現状をしっかり話して下さったように感じました。
ただ、はじめにしっかり説明をした上で、「治療は希望されますか?」と聞いて下さった方が、治療を受ける本人にしても家族にしても有難いなぁと感じました。
一般的に、医療の知識をしっかり持っているガン患者さんやご家族さんはすごく少ない。
病気になってから少しずつ知識を身に付けていくことが多いと思います。
ですので、一番はじめの説明は、難しい言葉を出来るだけ使わずに、わかりやすく丁寧に伝える事が重要です。
父も
「あの主治医、あまり治す気ないのかな?」
との第一印象を持っていました。
この経験から、私が患者さんと関わるときは、しっかり説明した上で、納得してもらってから施術や指導をさせて頂いています。
当たり前のことですが、相手に対する配慮はすごく重要なことですよね(^^)
〜健康で豊かな人生を〜
自然療法サロン こうゆう
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