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2024の-3.0【淋しさと】

読書なしの語りです。本読む時間なさすぎですよ最近。


淋しさと大人

確実に大人に近づいている。

日々を繰り返し子供から離れていく。

気がついた時にはもう戻れない。

この寂しさは幼かった頃の寂しさとは違う、大人の淋しさ。

友達もみんな大人になっていくことに気づいている。

もう大人だということを意識し始めている。

友達と居ても、一緒に笑い合っていても淋しさと隣り合わせている。

1人でなければ孤独ではないともう考えていない。

みんな淋しさに気づき始めている。
もう、輝かしい日々が朦朧としていく事に触れている。

淋しさを埋めるために、友達と触れ合い恋をして青春をしていることに気がつき始めている。

青春が憧れから経験に変わり戻ることのできない栄光に変わった。

青春が高校生の象徴からただの過去に変わる。

恋愛が目的、手段化してしまった。

素敵な夢のある未来が想像できないから簡単に想像できてしまうあの頃の光っていた経験に縋りついてしまう。

友達は

大人になりたいって思うのが子供だから、大人になりたくないって思うようになったってことはもう大人なんだよ、

って言うけど。

大人になりたくない。

ずっと今が続けばいいのに。

昨日も、明日もなければいいのに。

過去も未来もなければいいのに。

離散的じゃないから、少しずつしか変わらないから。

実感は小さいのに進んでいる。

気をつけないともう天と地の差がある。

気にかけてたまに振り返らないと変化に気づけない。

一歩後ろの違いには分からなくても、もっと後ろを見ると……見たくないけど、曇っていて見えなければいいのに。

思春期のピークが今なだけだと分かっているけど。

大人になりたくない。

寝たくない。

明日が怖い。

未来が怖い。

先が見えない未来が怖い。

もう戻れない過去が怖い。

何もしてない今が怖い。

未来に向かって歩いているはずなのに未来から逃げているような感覚。

未来がこちらを追いかけてくることはないのに逃げているような感覚。

未来に向かって走ることなんてできるはずないのに。時間のスピードが変わることなんてないのに。

時間から逃げている僕は大人になりたくない。

いっそのこと全部嘘ならいいのにね、


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