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週末旅をお勧め(68回目):一泊二日で徳之島を旅する

68回目の投稿は徳之島です。徳之島には過去に2回行ったことがあります。1回目は14時半に徳之島空港に到着し翌日の朝のフェリーまでの短い時間で徳之島の代表的な観光スポット「ムシロ瀬」「金見崎ソテツトンネル」「犬の門蓋」「犬田布岬」の4か所しか回っていません。
2回目は離島の飛行機乗りまくりの旅で沖永良部空港から到着し鹿児島空港に向かって出発するまでの乗り継ぎ時間だけの滞在でした。
そんな理由でほかのスポットも見て回りたいのと1回目の訪問では天気がいまいちだったので天気が安定している12月に1泊2日の日程で回ることを考えて計画しました

【1】今回の旅の目的

代表的な4つの観光スポット以外の場所を見て写真を撮影することです

【2】徳之島への旅の計画(移動・宿)

今回の旅では4区間の飛行機と一泊の宿泊はダイナミックパッケージで予約
移動:羽田⇔鹿児島、鹿児島⇔徳之島の航空券はJALダイナミックパッケージで予約
移動:レンタカーをダイナミックパッケージで予約
宿泊:亀津のホテルをダイナミックパッケージで予約

【3】おおよそのルート

1日目:羽田空港(06:25)→JA641→(08:15)鹿児島空港(08:50)→JAL3783→(09:55)徳之島空港→ウンブキ→犬の門蓋→犬田布岬→徳之島なくさみ館→亀津(泊)
2日目:亀津→タキンシャ→喜念浜→黒畔海岸→畦プリンスビーチ→金見崎→ムシロ瀬→徳之島空港(17:40)→JAL3796→(18:35)鹿児島空港(20:50)→JAL654→(22:20)羽田空港

【4】徳之島旅行の写真レポート

(1)1日目の行程

朝の早い便で羽田空港を出発するので車で空港駐車場まで行きJALラウンジで休憩しながら写真を一枚

搭乗時間が近づき搭乗口に移動しいつものように案内を撮影。あと5分ちょっとで搭乗開始です

離陸動画の準備をしながらまずは静止画を撮影。空が少し青くなってきていて日の出が近くなっているのがわかります

離陸するときに撮影したもので、日の出の直前というのがわかります

羽田空港を離陸するときの動画を撮影しました。日の出の時間の離陸で太陽が昇るより早く飛行機が上昇したので日の出が見られました

離陸して羽田空港や横浜のベイブリッジなどの横を通り過ぎた後に富士山が見えてきました。今回はデジタル一眼が手元にあったのでそれで撮影しましたが窓の二重ガラスでいまいちはっきりしませんね。でも朝日に照らされて少しピンク色の富士山です

富士山を撮影したら朝食の時間。コンビニで買ってきたおにぎり朝食にした後に外を見ると風力発電の風車が山に並んでいるので写真を撮ろうとすると大きな飛行機が逆に飛行している。Flightrador24で調べるとバンコク⇒中部国際のタイ航空の644便でAirbus A350-900(HS-THN)でした

紀伊半島を通り過ぎ四国の南を飛行した後に九州に上陸ですが雲が多く地上の風景が見られませんでした。地上風景が見えたのは霧島市の上空で少し進んだ時に滑走路方向に向けてターンするときに錦江湾が見えてきました

いつものように鹿児島空港に着陸する時の動画を撮影しました。雲の上からの撮影ですがブロッケン現象で雲の上に丸い虹に囲まれた搭乗機の影が写っています

着陸後に誘導路を通りスポットに到着です。スマホを機内モードから解除したら乗り継ぎの徳之島行きの「搭乗が始まりました」というプッシュ通知が来ました

今回の記事では鹿児島空港の着陸/離陸で4回の動画を紹介しますが、どのようなルートで離着陸したのかをGPSのログで紹介します

この日は鹿児島空港への到着が少し遅れたのでトイレによってからすぐに徳之島への搭乗口に来ました

登場後すぐにドアクローズしプッシュバックが終わった時に日本エアーコミュータの機材が滑走路にいるのが見えました

そしてJ-AIRの小型ジェットで鹿児島空港を離陸するときの動画を撮影しました

九州本土を出てからは雲が多く時々隙間から海面が見えましたがそれだけなので写真は撮影していませんでしたが、徳之島に近づいたときに雲間から徳之島が少し見えました。そして雲の下に出たところで徳之島の海岸線と空港が見えました。この位置から考えると北風なのでいったん南に出てからターンしての着陸のようです

徳之島空港は誘導路がないので滑走路エンドの広くなっているところでUターンしてターミナルに向かいます

いつものように徳之島空港に着陸するときの動画を撮影しました

徳之島空港はボーディングブリッジがないので小型ジェット機でもタラップで降機し歩いてターミナルまで行きます。その歩いているときに少し立ち止まって撮影しました

ターミナルに入る前に振り返って搭乗機を撮影しました。J-AIRが運航するEmbraer E170-100(JA211J)です

徳之島は闘牛&長寿の島で空港にはクリスマスツリーと闘牛が一緒に飾られていました

今回の徳之島の旅ではガイドブックもなく前に来た時のパンフレットでも観光スポットがあまりなかったので地図を印刷してGoogleMapなどを見ながら行くべき場所をマーキングして行きました。そして訪れるとマーカーでチェックして効率的に回ったので、その結果を先に紹介しますね

空港でレンタカー会社の人に合流して手続きをした後に島巡りに出発です。地図をベースに空港から反時計回りに回って宿泊場所の亀津までが一日目の予定です。最初に来たのは「ウンブキ」で徳之島空港から一番近い観光スポットです。徳之島は石灰岩性のカルスト地形の島で鍾乳洞などがあり、このウンブキは海岸線近くにあった鍾乳洞が沈下して出来たところです。駐車場も3台ほど止められそこから階段を下りていきます

階段をおりると広場になっていての奥に少し鍾乳洞のようなのが見えます

奥には水が溜まっていますが、この洞窟は海につながっているので潮の満ち引きで水位が変わるそうです。潜水して海まで行けそうですが禁止されています

一番奥から振り返って撮影したもので、この時は引き潮のタイミングで水が少なかったのですが多い時も来られるように橋が架かっています

広場にはガジュマルの木があり階段と一緒に撮影しました

次に向かったのは犬の門蓋です。地図ではもっと南に思えたのですが借りたレンタカーのナビでは手前を表示していて到着すると何もなく崖! 実際の場所を表示していたみたいでわからなくなり近くで農作業していた人に聞いて駐車場にたどり着く。犬の門蓋で一番有名なのはメガネ岩で駐車場からは坂を下って行きます

下り坂の途中から撮影したもので切り立った崖が見えます

浸食された岩に二つの穴が開いているので「メガネ岩」と呼ばれています。夕日がきれいな場所でこの穴から沈む夕日が見られるそうですが天気が悪く夕日が見られないようだったので夕日の時間には来ませんでした

先ほど下り坂の途中で撮影したところをメガネ岩のトンネルを抜けた先から撮影したものです。犬の門蓋はメガネ岩が有名ですがこのあたり一帯の風景のようで、最初のナビの場所はあの岬を示していたようです

このあたりの西海岸は隆起珊瑚礁の海岸が海の浸食により変わった景色になった場所で海岸線にはいくつかのノッチが見えます

犬の門蓋は徳之島の有名な観光地で駐車場のところには展望台があり、そこから撮影した山並みで、妊婦が横たわっているように見えるので「寝姿山」と言われています

塔原遺跡は天城町指定の遺跡という事できてみました。今から2900年前頃の遺跡でたくさんの竪穴住居が発見されたそうで、そこからは佐賀県の黒曜石が多数発見されたそうです。遺跡といっても全く保存などはされてなく、発掘されたものだけは別に保存され一帯には説明版があるだけでした

鍋窪遺跡は塔原遺跡の近くにあった遺跡で看板だけがありました。このへこんで平たくなったところが先史時代の生活の場所だそうです

千間海岸は犬の門蓋の近くにある海岸で砂浜ではなく岩場の海岸です

この海岸はダイビングする人が多いようで、岸からダイビングできるスポットだそうです。ウミガメが非常に多くダイビングですぐに会える場所だそうです

GoogleMapでガジュマルというスポットがあり来てみました。秋利神川の河口近くにあるガジュマルで広場のような場所に岩がポツンとあり、その岩を抱きかかえるように根っこがある珍しい風景です

徳之島には「線刻画」が五か所で発見されていて、戸森の線刻画はその一つです。比較的大きな駐車場に車を止めて歩いていくと屋根がある岩が見えます

近づいてみると大きな岩に細い線がいくつか書かれているのが見えます

奥のほうにももう一つ屋根に覆われた岩があり、そこに描かれていたのは帆掛け船のようです。新しい船に見えるのは、この線刻画は江戸時代のものだからです

秋利神展望台は県道83号線の天城大橋の近くにある展望台で、県道の駐車場から少し登ったところにあります

展望台からは海までの景色が見通せると思っていましたが、天城大橋がよく見えるだけで展望台と言っても橋を見るための展望台のようです

1日目の昼食です。旅先では郷土料理を食べたいのですが離島などでは中心となる街などにしか無いことが多くそれ以外の場所ではコンビニも昼食場所も見つからないことが多くあります。昼食の時間に見かけたときは迷わず入り郷土料理ではないけどチキン南蛮定食の昼食にしました

昼食後の最初のスポットは「闘牛の像」です。徳之島空港から西海岸を南下してきましたがいったん県道617号線で内陸にすすみます。それはGoogleMapにあった「闘牛の像」とあったので見に来ました。徳之島は「闘牛の島」ともいわれていて400~500年の歴史があるそうで、この像がある地区に徳之島で一番強い赤牛がいたので、この像が置かれているとの事でした

GoogleMapで「小原海岸展望台」とあったので来てみました。実際には農作業の準備をするスペースらしいのですが展望台としても素晴らしく、これから行く犬田布岬につながる海岸線がきれいに見えました。天気がいまいちだったので晴れていればもっと綺麗に見えるのでしょう

次は徳之島のめじゅー観光スポットの犬田布岬です。前の旅行でもきましたがまた来てみました。犬田布岬は徳之島の最西端の岬で東シナ海に面した琉球石灰岩の海岸です。駐車場に車を止めて海岸までは歩道を歩いていきます

岬には戦艦大和の慰霊塔があります。戦艦大和は枕崎の沖に沈没しましたが元乗組員が「徳之島の沖・・」という証言があったのでこの場所に立てられたそうです

岬の先端からは濃いブルーの海が見えるはずですが天気が悪かったので荒海の白い波が目立つ海岸でした

岬の北側のところから海岸線を撮影したもので遠くには寝姿山も見ることができます

瀬田海海浜公園は大きな駐車場があり夏の時期には海水浴でにぎわう公園のようです。駐車場にあった木は海からの強い風を受けて続けているのか大きく右側に伸びています

海が二つでダブっているような名前ですが海岸線に出るとその理由がわかります。海岸線のサンゴ礁を削ってプールのようにしていて、その部分が瀬田海という名前でその部分を含んだ海浜公園だからです。内海のようになっていて波も来ないので子どもでも安全に泳げるそうです

徳之島は長寿の島と言われたのは昭和51年に長寿世界一となった「泉重千代」さんが有名にしたようなもので、その重千代翁の銅像が立っています。ギネスブックに長寿世界一として掲載されましたが実際には15歳若かったというのが定説のようです

泉重千代翁の銅像を見に内陸に入ってきたので近くの阿権集落にきました。ここにある民家の庭に生えている樹齢300年と言われているガジュマルが有名で観光スポットになっています

このガジュマルがある阿権集落は石垣の集落としでこの写真の石垣の右にある民家から生えています

阿権集落でガジュマルを見た後は再び海岸線に戻りました。その海岸線の県道を走っていると「本郷かまと」生誕の地という案内があり、長寿世界一としてギネス認定されていた女性が生まれた場所ということでした。後に年齢に異論が唱えられ世界認定の認定が取り消しになったそうです

県道83号線からさらに海岸線の道路に入り「阿権の滝」を見に来ました。先ほどの阿権集落の近くなら流れてくるの阿権川が海にそそぐ手前にある滝で落差は6mだそうです。道路からはよく見えませんが海岸線から歩いて川をさかのぼるともっとよく見えるそうですが、ここから見た感じではそれほど立派でもなさそうなので、この写真を撮影して終わりにしました

阿権の滝を見た後に県道に戻るときに木のトンネルのようなのがありくぐっていきます。ちょっと面白かったので車を止めて撮影

再び県道83号線を走っていて目的地の「なくさみ館」の案内を見て内陸に。徳之島には闘牛場がいくつかありその中の一つが屋根付きの闘牛場です。「なくさみ」とは「闘牛」の事をさし、「慰める」からきているそうです。島津藩の過酷な年貢を取り立てられた農民の心を慰めたことから言われているそうです

闘牛が会場に入るときの入場ゲートから撮影したものです

資料館は200円で闘牛の歴史や歴代の著名な取り組みのDVDが見られます。それを見た後に観覧席から撮影したものです

また海岸線にでて喜念浜海岸に来ました。この浜辺は徳之島で一番美しいといわれている海岸です。長さは1.5kmくらいの砂浜が続いていてその南側から撮影したものです。この浜辺は朝の時間帯に闘牛が運動のために浜辺を歩くことがあるそうなので、明日の朝にまた来てみることにします

喜念浜の近くにあった灯台でサトウキビ畑の中に白い灯台が立っています

佐弁トマチン遺跡は縄文時代から弥生時代の遺跡だそうで貝塚やお墓が発掘されたそうです

本川貝塚は本川の北側の台地で発見された貝塚のようですが道路の入り口に説明版がありましたが、ここから奥にはいく道がなくよくわからなかったですが、説明版はここに置かれていました

県道80号線にGoogleMapに「闘牛神社」というのがあり車を止めて立ち寄ってみました。入り口には立派な鳥居があります

土俵のような屋根の下に闘牛の像が多数ありました

道路の反対から撮影したものです。こちら側には「福田環境」という会社があり闘牛は「福田喜和道一号」という名前のようで、実際の神社ではなく福田環境の関係者が自分の闘牛を自慢?するために作られたもののようです

海岸線からすぐのところにある大きな岩で眺めるとゴリラのように見えるので「ゴリラ岩」という名前がついていて観光スポットになっていますが駐車場はありません。引き潮の時間だったので潮が引いていて歩いて岩の近くまで行けそうです

クジラ岬という名前が面白く探しているときに「シンデ浜」という標識があり来てみました。駐車場とトイレがあり、そこから浜辺へはこの細い道を通っていきます

浜辺に出て右側を撮影したもので思ったのより広いビーチでちゃんと駐車場が完備していた意味がよくわかりました

「クジラ岬」に来てみました。この広場の付近にありそうですが降りるところがよくわかりません。GoogleMapで確認するとホテルの奥にあるようで、ホテルを通り抜けなくてはだめそうなので諦めました

朝潮太郎記念館は徳之島出身の第46代横綱の朝潮太郎の記念品をてんじしてある場所で井之川という集落の公民館と同じ場所にあり、駐車場には土俵を模したベンチがありました

この銅像が朝潮太郎の像です。幕内優勝5回十両優勝1回の力士は徳之島で生まれました

記念館は16時までで時間を過ぎていたので入れませんでした。近くには水準点がありその奥には「トックリキワタ」の花が咲いていました

西郷隆盛は徳之島に流罪となっていて沖永良部島に向かう前にこの井之川地区に逗留していました。その井之川地区の海岸線にある「西郷南洲翁ゆかりの井之川湊展望所」から撮影したものです

井之川湊展望所のさらに北には「クジラ坂展望台」というのがありました。徳之島の「新・観光名所」とありクジラがみられる展望台がある場所らしいです

夕方になったので1日目の観光を終えて亀津のホテルにチェックインしました。部屋の窓から亀津の街を撮影してみました

食事はついていないので夕食を食べるために町を散策です。街中にはこのピンク色の花が咲いているところがたくさんありました

ここには豚のオブジェがありました。鹿児島といえば黒豚ですね。街中をいろいろと歩いて探したのですがお宮さんばかりで郷土料理が食べられるようなお店は見つかりませんでした。しかたなく地元の食堂に入り普通のメニューで親子丼を食べましたが紹介できるようなものではなかったです

(2)2日目の行程

2日目の最初は亀徳の近くで海に流れ込む大瀬川にある滝を見に行くことにしました。GoogleMapでは「タキンシャ入口」と「新入り口」があり、入口に向かってみましたがだんだん狭くなり駐車場所もなく滝を見に行くためには川の中を歩いていく必要があるので断念しました

GoogleMapにあった「新入口」に来てみると道路の横に広くなった場所があり車が10台ほど止められそうでした

道路から滝に行く道はこのようになっていて4WDだと少し先までいけそうです。FF車でもいけそうですが帰りは急坂なので荷重が逃げてスリップしバックで上ることになりそうなので歩いていくことにしました。歩いても15分と書いてあったので10分くらいで着きそうです

少し降りるとすぐに山道で4WDでも通行止めになっていて、ほんの数分のところを無理して車で来なくてもよさそうです

滝のある川に到着しました。ここか河原を滝に向かって歩いていきますが岩の上が苔でいっぱいで非常に滑りやすいので注意が必要です

タキンシャに到着です。タキンシャとは「滝の下」という意味らしく、この滝の滝粒付近が水遊びの場所だったそうです。ここからもっと近づきたかったのですが右側の岩がものすごく滑りやすく落ちるとデジイチなどが水没する恐れがあったので、ここで引き返しました

喜念浜海岸は島の南にあるビーチで「徳之島で一番美しい浜辺」と呼ばれているそうです。駐車場から浜辺に降りる道には足跡が多数あります。昨日も来ましたが闘牛の牛が見られるかもと考え朝の時間帯にまた来てみました

浜辺に出て駐車場から降りてきた道を撮影しました。かなり色が変わっているところの足跡は闘牛の牛の足跡です

降りて左を撮影したものでかなり先まで続いています

浜辺に降りて右側を撮影したものです。喜念浜はウミガメの産卵場所でもあり浜辺への立ち入りは注意する必要がありますが、砂浜を歩くとトレーニングになるということで闘牛の牛の練習場所にもなていて、その歩く道が右側にできています。この場所だとウミガメの産卵場所よりは奥になるそうです

目手久という集落にある八幡神社です。県道80号線にある鳥居の幅ギリギリの参道を歩いていきます

境内にはご神木のような立派な木がありました

次のスポットの遺跡を目指している途中に泉芳朗記念像があります。徳之島の伊仙町出身の人で先の戦争の後に奄美諸島は米国の統治下におかれていました。その奄美諸島の日本への復旧運動の中心となった人で「復帰運動の父」と呼ばれていて、その功績を称えここに日本国旗を胸に抱いた銅像が建てられています

平安時代の終わりから室町時代にかけて「カムイヤキ=亀焼」と呼ばれる陶器を焼いていた窯が、ここに100基ほどあったそうで「カムイヤキ陶器窯跡」という史跡です。今は窯の跡は全く見られず発掘されたものを郷土資料館でみられるそうです

陶器窯跡の所から海の方角を撮影した写真です。少し山のほうに入ったところで窯が作りやすく土が手に入りやすい場所だったと思います

ヨヲキ洞窟遺跡はカムイヤキ陶器窯跡の近くにある遺跡です。道路には2台くらいの駐車エリアがあり、そこから降りていく道があり下には畑が広がっています。その畑の奥のほうの少し黒っぽく見える場所が遺跡のようで畑の右側のあぜ道を歩いていきます

近づくと鍾乳洞のような穴がぽっかりと開いています

洞窟の中から入口方向を撮影したものです

洞窟の中に入ってみました。ここには4500~1000年くらいの間に生活した痕跡が残されていて土器やカムイヤキや貝・骨などで作られたものが出土したそうで、出土品は民俗資料館で保存されているので洞窟の中に入ることができます。その洞窟の中には上が開いていて空が見えます

奥山家は井之川の集落にあるお宅で、西郷隆盛が沖永良部島に行くときに船待ちをしたときに滞在した家です。今も普通に住んでいらっしゃるお宅なので遠くから撮影しましたが、家の前は大きな観光用の駐車場になっていました

奥山家の庭にある大きな松の木で、この松の木に腰かけたといわれています

県道80号線に「幸福の滝」という案内板があり来てみました。急坂の途中にあるようでオンシーズンなら車を下の駐車場に止めて歩いてくる必要がありそうですが、オフシーズンで車もいないので近くに車を置いて見に来ました。落差は10mくらいでしょう

下久志海浜公園は幸福の滝の下にある海岸で駐車場とトイレが完備しています

「ちゅら月見浜」は県道80号線から海岸線に向かう道にある浜辺です。海岸線の道路は車がすれ違えないような星道で駐車場もありません。幸いオフシーズンで人も車もいなかったのでちょっとの間だけ車を止めて撮影しました。地元の方が利用するビーチのようで綺麗な浜辺がかなりの幅でありました。ここの浜辺もウミガメの産卵場所のようです

「ちゅら月見浜」の近くの県道80号線で急に大きなガジュマルが見え車を止めて撮影してみました。特に名前などはなく集落にある大きなガジュマルというだけのようです

県道80号線で「徳之島ちゅっきゃい節の碑」と言う看板があり立ち寄ってみました。県道から数メートル入ったところに記念碑がありました。「ちゅっきゃい節」はこれがある母間地区で生まれた歌で全国的にはやったそうですが、私は知りませんでした

その記念碑の後ろからは綺麗なサンゴの海が見られます

左の海岸線を撮影したもので母間の町とサンゴ環礁に囲まれた海岸線が見えます

「母間ハート」というのがGoogleMapにあったので来てみましたが、防波堤の壁に開いた穴です。晴れていればこの穴を通しての海がきれいだそうです。少し天気が悪かったのですが私もそういう角度で写真を撮影しようとしましたが、後から置かれたテトラポットが見えるだけで海が写せませんでした

花時名展望台というのが県道80号線に看板があり車を止めてきてみました。道路から数分歩くと展望台のような小さな建物が見えます

展望台から北側を撮影した写真で大きな浜辺が見えます。この一帯の浜辺がリクハマビーチ(里久浜)です

先ほど展望台から見た里久浜海浜公園に来ました。駐車場とトイレがありますが、一帯はYUUNA-結那という宿泊施設のようです

浜辺には出ることができ浜辺で北側を撮影したもので、先ほどの花時名展望台からみた方向と同じです

先ほどとは反対側を撮影したもので奥のほうの高くなっているあたりが先ほどの花時名展望台付近です

徳之島は闘牛の島で花徳という集落にもこの集落の人によって作られた闘牛場がありました。ここは観客席もなく地元の方の練習試合や訓練に使われているそうです

花徳という集落にある浜辺でGoogleMapで見るとかなり幅の広い浜辺があるようでしたが、その浜辺に出る場所がわかりませんでしたが、この草むらのところから降りてみることにしました

浜辺で南側を撮影した写真でそんなに広くはなさそうに思えました

北側を撮影してみるとものすごく遠くまで浜辺が広がっています。奥のほうには黒っぽい岩の岬があります

すぐ近くの黒畔海岸に来ました。GoogleMapの場所を頼りにきましたが駐車場はなく狭い道路の少し広くなったところに車を止めて海岸線にでてみました。黒畔は町指定の天然記念物です

岩場のほかに浜辺も広がっていて、こちらは先ほどいた花徳浜の方角です

黒畔とは何百万年にわたる浸食とサンゴ礁の隆起と陥没により作り出されたもので、硬い花崗岩・石灰岩・サンゴなどの様々なものが固まって岩になっていて、波により小さなかけらが穴に入りポットホールを作っています

こちらにはポットホールが隆起で立ち上がったような岩が見えます

畦プリンスビーチは島の東海岸にあるビーチで砂浜が1.5キロも続くとても広いビーチです。プリンスの名前がついているのは上皇が皇太子の頃に美智子妃殿下と訪問されたのでその名前がついています

砂浜には岩があり先ほど行った黒畔海岸の岩と同じように見えます、すぐ近くなので同じ組成なのでしょうか

海岸線で右側を撮影した写真で丘の上に展望台が見えます

展望台に上って撮影したビーチで奥行きもあり幅も広いビーチですね

次は徳之島の主要スポットの金見崎です。金見崎にはソテツトンネルという有名スポットがありますが展望台もあり景色を眺められます

沖に見えた特徴的な岩をズームして撮影しました。トンバラ岩と呼ばれている岩でこの岩の周辺はダイビングスポットとして有名で、その向こうには加計呂麻島の島影が見えます

展望台から南のほうを撮影した写真です。砂浜が見えるところは金見海水浴場です

金見崎で有名なのはこのソテツトンネルで岬の一部にソテツが密集していてトンネル状になっています

この一角は比較的まばらな場所でした

このあたりが左右のソテツが傾いていてトンネル状になっていますね

金見崎にある灯台ですが一般的な灯火による灯台ではなく電波を発する灯台のようで初めて見た気がします

手々という集落にある海浜公園にある三角形の岩です。クサデンという言葉の意味がよくわかりませんが特徴のある岩ですね

漢字では按司墓で琉球王国が徳之島を支配していた時にこの手々という集落にいた石工の按大八という人のお墓です

お墓の周りの石積みには「ムラサキオモト」がきれいに植えられていました

島の北にある手々集落の県道629号線に小さな案内板があり来てみました。看板には200mとありましたが見つからずに道路に戻って再確認した後にゆっくり車を進めると300mくらいの所にありました。地面から出ている部分は小さく見えますがとても巨大な岩のようです

説明版によると天照大神がアマミコとシニレクを降臨させ島づくりをさせたとの伝説があり、そのアマミコが子供を連れてこの地に降臨した際の足跡とされる伝説が語りつがれてきたそうです。その足跡のようなへこみが見えますが、神様が降臨した時の足跡なのに「鬼の足跡」というのは変な感じですね

徳之島の最後の有名な観光地はムシロ瀬で島の北部にある有名なスポットです。徳之島をはじめとする奄美諸島や琉球の島々などは石灰岩の海岸はたくさんありますが、ここは花崗岩の浜辺です

空の雲でも変わるように天気も悪く海も大荒れでした

琉球石灰岩だとゴツゴツしていますが花崗岩は表面が滑らかでつるつるしていますね。この岩は立っていますが平になっている場所ではムシロを敷き詰めたように見えることから名前がついています

駐車場からすぐのところに展望デッキがあり、その下に左右に遊歩道があります。この日は波風がすごく海水が吹き付けていますが左にきて「ローソク岩」と呼ばれている岩を撮影しました

こちらは右側に遊歩道を歩いてきたところにある岩で「傷だらけの岩」という名前がついています

与名間海浜公園は徳之島空港から10分ほどの所にあるビーチで駐車場も大きく広いビーチです。ここは徳之島で行われるトライアスロンの会場にもなっていて、2025年開催のゲートがありました

天気が悪かったのですが海の色は青くとても綺麗な砂浜があります。少し沖に白波が見えますが、あの場所がサンゴ環の外側で内側のビーチは浅瀬で波も穏やかで泳ぐには最適なビーチです

海に向かって右側(北側)を撮影したものです

松原という集落にある闘牛場で地元の人々により作られたものです。この写真は闘牛が入場するところから撮影したものです

客席の上段から闘牛場と客席を撮影したものです

シドニーオリンピックのマラソンで金メダリストの高橋尚子さんを称えるために設置されています。徳之島の北の海岸線の32kmの道路で練習を行っていたので、この碑がある道路は「尚子ロード」という名前がついています

矢沢永吉シークレットライブ記念碑で徳之島空港近くの松原漁港には矢沢永吉の記念碑があります。これは2016年6月に矢沢永吉さんが自分でクルーザーを操縦してこの漁港に上陸して島民限定のシークレットライブを運動公園野球場で行いました。その上陸地に記念碑が設置されていました

この後に行く浅間陸軍飛行場から飛び立った特攻隊を慰霊するために建てられた特攻平和慰霊碑です

この写真の直線道路は浅間陸軍飛行場の滑走路の跡地を道路にしたものです。昭和18年に建設を始めた飛行場で滑走路は長さ1500mで幅60mでした。先の戦争で沖縄上陸を狙う米軍艦載機の攻撃に対応するために鹿児島から前線基地として設置されたそうです

空港の近くなのでレンタカーを返却して空港に行けばよいのですがガソリンスタンドは少し離れたところにあり、その近くの犬の門蓋もありついでに立ち寄りました。メガネ岩のところは前日と変わりがない風景が広がっています

海が荒れていてかなり激しい波が打ち寄せていました

ガソリンを入れにレンタカー会社指定のスタンドに来ましたが、指定されていて選べないのと離島なので価格は非常に高めに設定されていてレギュラーが200円/Lでしたが仕方なく給油したあとにレンタカーを返却し空港に戻り展望デッキから撮影しました。徳之島空港から奄美大島へ行くJAC(日本エアーコミュータ)がエプロンから滑走路に向けて移動していきました

セキュリティを通り搭乗待合室に移動しました。搭乗口には案内板がありました。ここの案内板はパタパタ式でした。徳之島空港から出発するのは、沖永良部島(JAC)、奄美大島(JAC)、鹿児島(J-AIR)の3路線が就航しています

鹿児島空港からのJ-AIRが着陸してスポットに入ってきました。この便の折り返し便で鹿児島空港に向かいます

ボーディングブリッジがないのでタラップで搭乗です。空港ターミナルからは歩いて向かいます

機内に入って離陸動画の準備をしながら静止画として空港ターミナルを撮影しました

誘導路がないので滑走路でエンドまで移動してUターンしているときに滑走路を撮影したものです

離陸上昇中に徳之島の北側の海岸が見えるところで撮影しました

徳之島空港を離陸するときの動画を撮影しました

離陸してすぐに雲の中に入り雲を抜けたところの写真です。遠くはオレンジ色になり日没が近いことがわかります

鹿児島空港へは錦江湾を飛行し、鹿屋市の付近で大隅半島に入ります。ちょうどその頃に撮影した写真で地上の明かりが少し見えます

鹿児島空港に着陸しスポットに停止する直前で撮影したものです

鹿児島空港に着陸するときの動画を撮影しました

鹿児島空港で乗り継いで羽田に戻りますが乗り継ぎ時間で夕食です。その乗り継ぎの時間に撮影したクリスマスツリーはハイテクツリーでした。写真では普通に見えますが動きがあるツリーです

写真ではよくわからないと思うので動画でも撮影しました

鹿児島空港で2日目の夕食です。徳之島では郷土料理が食べられなかったので鹿児島空港で鹿児島名物の黒豚のとんかつ定食で夕食にしました。10月の鹿児島旅行の時も空港での夕食で「とんかつ」を食べましたが今回は2階の山形屋にしました。山形屋と言っても鹿児島市内でも有名な川久のとんかつが食べられます

夕食を食べた後は少し時間があったので展望デッキにでてみました。ちょうど羽田空港行きのANA機がスポットから出発するところでした

夕食後に展望デッキに行って少し撮影したのですが寒いのでセキュリティを通りJALラウンジで休憩です。搭乗時間が近くなってきたのでラウンジから出て搭乗口に来ました

搭乗時刻になり機内に入り離陸動画の撮影の準備をしてからまずは静止画で一枚撮影。鹿児島空港は離島路線のJACの本拠地で、隣にはJACのATRが駐機していました

誘導路を進み滑走路に入るところで撮影した写真で滑走路に入るカーブした誘導路のランプと遠くに空港ターミナルが見えます

鹿児島空港を離陸するときの動画を撮影しました

離陸してから九州を出て四国沖を飛行し羽田空港に近づき房総半島を横切り東京湾に出たところで三浦半島の横を飛行中に撮影した三浦半島の夜景です

東京湾をに入って本牧の沖合を飛行しているときに撮影した本牧の夜景です

滑走路の直前で首都高速の浮島JCT横を通過します

A滑走路に着陸し誘導路を通ってスポットに到着したところです

房総半島に入るところから撮影を始め三浦半島の夜景から横浜の夜景を堪能し羽田空港のA滑走路(RWY32L)に着陸しスポットに入るまでの動画を撮影しました

空港ターミナルの3階に移動して駐車場に向かうときにロビーを撮影しましたが、いつものように寂しい風景ですね

帰ってから今回の旅でGPSで記録したログを地図に落としたものはこれです

【5】まとめ

・あらかじめネットやGoogleMapでチェックした約60ヶ所のうちのほとんどを回ることができた
・前日までの天気予報では2日とも晴れでしたが当日の予報では曇りから雨で残念だった
・1日目の夕食は郷土料理を食べたかったが居酒屋しかなく食べられなかった
・前回も12月で暖かかったが、意外と寒くて困った
・この旅でかかった費用は次の表の通りです

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