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週末旅をお勧め(番外編):三泊四日で屋久島で縄文杉を見る旅

今回の投稿は番外編の屋久島です。屋久島は縄文杉を見に行ってみたく計画していましたが、詳しく調べると登山口までの移動や昼食の手配など諸々が面倒で行かずじまいでした。JALグループの定期便が就航している国内空港に全部行くという目標でも屋久島空港に行ったことがなく、鹿児島空港から飛行機利用で調べると日程的に余裕のあるツアーが見つかり、細かい手配もしなくて良いので参加しました。計画もなくツアーなので番外編です

【1】今回の旅の目的

JALグループの定期便が就航している屋久島空港を利用する事と、縄文杉を見ることが目的で、それ以外はあまり気にせずにしていました

【2】屋久島への旅の計画(移動・宿)

今回の旅ではすべてがセットになっているツアーに申し込みました

【3】おおよそのルート

1日目:羽田空港(13:40)→JAL649→(15:35)鹿児島空港(16:30)→JAL3755→(17:10)屋久島空港→宮之浦(泊)
2日目:宮之浦→荒川登山口→森林軌道→大株歩道→縄文杉→大株歩道→森林軌道→荒川登山口→宮之浦(泊)
3日目:宮之浦→白谷雲水峡→苔むす森→千尋の滝→トローキの滝→宮之浦(泊)
4日目:宮之浦→屋久島空港(10:05)→JAL3740→(10:40)鹿児島空港(11:05)→JAL644→(12:35)羽田空港

【4】屋久島旅行の写真レポート

(1)1日目の行程

◆羽田空港~鹿児島空港~屋久島空港~宮之浦
いつもの旅行だと朝は一番早い便で出発するが今回はツアーなのと初日は屋久島の宿に移動するだけなのでゆっくりの出発

搭乗口で待っているとスカイマークのポケモンジェットが通過した

鹿児島空港までは窓側席でなかったので写真も離着陸動画もなし。鹿児島空港で搭乗口に移動するとすぐに乗り換えのはずが出発遅延のお知らせが

時間がありすぎるのと搭乗口は人がいっぱいだったのでJALラウンジに移動して休憩。搭乗時刻が近づいた時に搭乗口に戻ってくるとやっと搭乗機がやってきた。何回か乗ったことのあるハイビスカスの描かれた特別塗装機

鹿児島から屋久島は窓側席だったので機内に入ってから撮影

そして鹿児島空港を離陸する時の動画を撮影

離陸するとすぐに鹿児島空港付近の景色が見えてきた

鹿児島から屋久島は40分のフライトタイムなのですぐに着陸態勢に入る。この屋久島空港に着陸する時の動画を撮影

着陸してターミナルに移動する時にターミナルビルとその向こうに宮之浦岳が見えた

降機してから歩いてターミナルビルに向かうときにビルを撮影

空港から宿へはマイクロバスでの送迎で、なんと次の便で来るツアー客も一緒に乗せて移動という事でかなりの時間待たされる事に。その時間にターミナルを外から撮影

この後、マイクロバスで宿に移動して夕食を食べ初日は終わり。明日は朝早いので風呂に入って早めの就寝

(2)2日目の行程

◆宮之浦~荒川登山口~縄文杉~荒川登山口~宮之浦
この日は屋久島旅行のメインの縄文杉を見に行くトレッキングです。11時間で24㎞くらいの距離を歩くので出発も早く宿の出発時間は朝の4時。フロントで朝食と昼食の二食分の弁当が用意されている。朝食はバスの中か登山口で食べるのだが荷物にもなるのでホテルでバスを待っているときに食べてゴミはホテルで処分し荷物も軽くした。バスを待つときに宿の写真を撮ったが真っ暗ですね

羽田からのツアーですが縄文杉の部分は現地のツアーガイドと共に歩くのでバスもあちこちで人を拾っていき荒川登山口に到着したのは5時。この登山口には小さな小屋がある

そして水洗式のトイレもあるが数が少なく出発時間が同じころなので凄く混んでいる

この後、写真と共にトレッキングの様子を紹介していきますが、最初にGPSで記録したデータから荒川登山口~縄文杉~荒川登山口の距離と時間をまとめたものを紹介します

◆安房森林起動:荒川登山口~トロッコ終点
縄文杉までは森林軌道を9km歩いてからちょっとした登山をします。その森林軌道は屋久杉を切り出した時に輸送する目的で使われましたが、いまは森林軌道の補修機材や大株歩道入口のトイレのし尿輸送や怪我人の輸送で使われています。スタート地点は広場で水銀灯?の照明で色がおかしいですが、先の暗くなっているところに向かって歩いて行きます

歩きだしてすぐに橋を渡ります。ヘッドライトの灯りだけが頼りですが森林軌道のレールの間に敷かれた木の上を歩けば問題ないですね。左右に橋の欄干もありますね

橋を渡るとすぐに素掘りのトンネルを抜けます。このトンネルは灯りがついていました

次の橋のような所に来ました。凄い水の音が聞こえています。しかし真っ暗で良くわかりません。ここの下に激流が流れているのでしょうか?この橋は欄干がなくて怖いと思いますがヘッドライトだけで周りが見えないので怖さがいまいちです

まだまだ暗いですがガイドさんが立ち止まり懐中電灯で照らしてくれたのが、最初に見られる屋久杉と言う事です

屋久杉とは種類ではなく次のような分類だそうです

少しづつ明るくなって来たところで小杉谷橋を渡ります。ここは軌道の横に手すりがあるのと、歩きやすい板が敷き詰められているので安心して渡れます

橋の上で上流側を撮影したもので大きな岩がゴロゴロしている川です

橋を渡って右側は広場があり、この一体は屋久杉を伐採していた方々の集落があり小杉谷集落跡と呼ばれています。この写真は学校のグラウンドを撮影したものです

この先も軌道は林の中に続いています

小杉谷集落の所を歩いて行くと一回目の休憩地点に到着です。ここに大きな切り株と『屋久杉と共に』という文字の看板があります。この写真の左に休憩スポットがあります

軌道から少し離れた所に休憩場所があります

ここで小休憩をした後に再び森林軌道を歩きます。歩いているペースなど雰囲気が良くわからないと思いますので小杉谷の休憩後に歩いている時の動画を少し撮影しました。前の大きなリュックを背負っているのがガイドさんです

軌道を歩いていると横には大きな屋久杉の切り株が多く見られます。このトロッコ道は切った木を運びやすい道なので、この道沿いの大きな木は殆どが切られて利用されています

軌道は左の川の音を聞きながら山すそを縫うように続いています。昔は線路の間の板は途中までしか敷かれてなく枕木の間隔と歩幅が合わないのでちょっと大変だったようですが、いまは歩道の終点までは板が敷かれたそうです

かなり太い屋久杉ですが、昔に伐採されそこから次世代の木が育っています

うっそうとした森の中を軌道は続きます。右側にはかなり太い屋久杉が見えます

ガイドさんが説明してくれた植物です。確かセンニン草だったと思いますがハッキリ覚えていません。こういう説明が聞けるのもガイドツアーのメリットですが、聞いてもしっかり覚えていないのは問題ですね

歩きやすい木が敷かれている軌道が続きます。淡々と歩くので少し飽きてきた時にガイドさんが止まりました。
屋久島の動物は屋久サルと屋久シカです。それに出会えると良いと思っていましたが、軌道にサルが現れました。会えたらイイナと思っていたのでラッキーでした。さらに屋久鹿に会えるとラッキーなんですが

さらに進むと大きな岩に生えた苔から次世代が育っています。屋久島は花崗岩が隆起してできた島で土壌が少なく岩が多いので、その岩の割れ目とかから樹木が育っています

最初は苔から生えた木も成長するにつれてしっかりと支えるためとより栄養を得るために岩を抱くように地面に向かって根っこが登ています

久々に道標が現れました。軌道の横に登っていく道があり、ここを登って行くと白谷雲水峡に抜ける道になります

ところどころ出てくる橋を渡りますが、荒川登山口を出ていくつかの橋は欄干がありませんでしたが、それ以降はしっかりした欄干がありました

そういう橋を通るときに横を見ると綺麗な流れを渡る部分があります。屋久島は雨が多くこの様な流れの川がたくさんあり、ほとんどの水は飲むことができるので水をたくさん持っていかなくてもよいので荷物を軽くすることができます

さらに歩くとこの辺りには伐採された切り株があり手前にはかなり育った杉の木があります

この当たりの杉の木は綺麗に育っているので植林されたもので地杉と呼ばれます

最初の名前のついている屋久杉の場所に来ました。この杉は第一世代の切り株から第二世代の杉が育ち、その第二世代の切り株から第三世代が育ったという事で有名な三代杉です

三代杉の別アングルです。かなりの大木で初代はかなり古い時代に倒れたのだと想像できます

三代杉から10分ほど歩いたときに防空壕の様な穴がありました。木の根っこの隙間ですが実際は防空壕ではなく屋久杉の伐採をしていた方が資材や食料などを保管した場所との事でした

防空壕のような穴が見えたところのすぐ先に大きな屋久杉の切り株がありました。その切り株から次世代の木が育っていますね。元の切り株はギザギザなので江戸時代に斧で伐採したものなのでしょうか?

かなり太い丸太が放置されていました。空洞もなくそこそこの太さなので利用価値はありそうですが、苔の付き具合から見るとかなりの期間放置されているようですね

また名前が付いている屋久杉が見えてきました。橋の所に立つ『仁王杉』で2本の木が立っていたので仁王様のように見えたので仁王杉と名前が付きました。こちらは阿形で幹の周囲は8.3mで高さは22.8mとの事です。この先に吽形もあったのですが、今は見られません

仁王杉の途中の瘤のような部分のアップです。このように変形しているので利用価値が少ないと判断されて切られずに残っているのかもしれません

仁王杉の立っているところは川を渡るようになっていて、そこに架かる橋です。仁王杉は歩いて来た橋の手前から見るのがベストです。この写真は橋を渡り切った所で振り返って撮影したものです

仁王杉の阿形から少し先に仁王杉の吽形がありましたが、吽形は2000年に倒木してしまいこの崖の下のあるそうです。立っていた場所に案内板だけがありました

トロッコの機関車の向きを変えるための引き込み線がありました

左側の雲の所に翁岳が見える展望所ですが、ちょうどそこに雲があり見えませんでした。でも、その右の角があるような山が見えました

安房森林軌道も終わりです。ここからは大株歩道になりちょっとした登山になります。ここには休憩場所とトイレがあり少し休憩してから出発します

トイレには橋を渡っていきます。その橋から撮影した川の流れです

正面に見えるのがトイレです。そこまで軌道がつながっていてし尿処理の時はトロッコがここまで来て運び出します

◆大株歩道:トロッコ終点~縄文杉~トロッコ終点
トイレと補給食を食べる休憩の後に出発です。右は今まで歩いてきたトロッコ道で左の階段がこれから行く道で、今まではハイキングコースに近くこれからが軽い登山道になります

階段を登るとすぐ大きな岩の上を歩いた後は木の根っこなどが複雑にある場所で歩きにくいので木道があります

このあたりからヒメシャラの木が多く見られるようになってきました。ヒメシャラは庭木にも使われるような木らしいですが、屋久島では巨大になるそうです

大株歩道の名前の通り登山道とは言ってもこのように難易度としてはかなり平易な部類に入ります。ガイドブックなどではある程度の経験が必要な事が書かれていますが、難易度ではなく体力レベルの問題だと思います

歩道のすぐ横にあった巨木で杉ではなくもみの木だったと思います。屋久杉でないので利用されなかったのだと思います

ここでは歩道の横に倒木が何本か見えていました。手前は二本の間に木が育ち、奥にはそこそこ太い木が倒れています

下の部分が大きな空洞になっている杉の木がありました。今までも岩などの上に育ち岩の表面を根っこが下まで伸びているのがありましたが、その岩や土などが無くなるとこの様に空洞になるのではと想像しました

屋久島は岩の島で雨は地中にあまり浸みこまず表面を流れるので島のどこでも飲めます。歩道には水を手軽に補給できるポイント(パイプが設置されている)所もありますが、こういう所は歩道の近くにありどこでも給水が出来るので、あまり沢山の水を持たなくて良いので助かります

岩の島なので岩の上を歩きますが濡れているときは滑りやすいので注意が必要です。ところどころに板が敷かれていて歩きやすくなっています

大株歩道の最初の名前のついている屋久杉があった場所に来ました。海の安全を守る神様である『塩土翁』から名前がついた屋久杉で翁杉です。いまは倒壊した跡の切り株だけが残っています。推定樹齢は2000年だったそうで立っていた時の高さは23.7mで幹の太さは12.6mです

左に屋久杉を見ながら少し急な道を登っていきます。歩くところ以外の岩はコケがはえていて滑りやすいし保護する必要もあるので道を外れないようにします

この辺りは植林ではなく自然に生えている杉がたくさんあります。太くて屋久杉と言えそうなものからまだまだ若い杉もたくさんあります

2つ目の名前のついているところに来ました。屋久島の屋久杉が世界に知られることになった植物学者のアーネスト・ウィルソン博士の名前がついた屋久杉の切り株です。博士が洞窟かと思って雨宿りをしたと言われていてかなり広い空間があります。この切り株が有名になったのは、中から上を見上げるとハートが見えるという事で有名です

ウィルソン株の中には小さな祠がありました

切り株の中に入って見上げた写真で確かにハートに見えますね

ツアーで一緒の方が少し写っていて切り株の大きさがわかります。人の部分の解像度を落としているのですが人との対比で大きさが良くわかると思います。推定樹齢は2000年で切り口の周囲は13.8mです

普通の登山道なら階段が無くても良さそうな所ですが、縄文杉までは観光ルートにもなっているので安全と登山道保護のために階段となっています

安房森林軌道から大株歩道に入ると山に登る形になります。その先にあった切り株で綺麗な切り株ではないので江戸時代に切られたのではないかと思いますが、ここから運び出すのは大変だったと思います

歩道は木道や階段になっているところもありますが、石を敷き詰めている部分もあります

少し進んだ所でまた大きな切り株がありました。完全に屋久杉級の大きさですね

急な斜面では無い所で木道が現れました。ここは斜面をトラバースするような場所で踏み跡などで崩れてしまうのを防ぐために木道にしたのだと思います

ところどころ木の根っこがいっぱい這っている場所があり、踏む所によっては靴がはまってしまいとっても歩きにくいです。おまけに根っこの上はすべりやすいのでなおさらです

正面に巨大な屋久杉が現れました。確かこの杉はくぐって抜けたような木がします

遠くの山が見える場所があり雲が多かったですが宮之浦岳の山頂がちょっと見えていました。いちばん右側の山頂が宮之浦岳です

歩道の途中に少し広くなりベンチの様になっているところがあり、お昼には少し早いですが早めの昼食です。後でわかりましたが、この先は広い場所がなく縄文杉を見た後に戻ったら遅くなるし朝食も早い時間だったのでちょうど良かったです

昼食場所には給水ポイントがありました。このように飲みやすく汲みやすいようにパイプが設置されています。昼食の時にはこの水を使ってガイドさんがインスタントみそ汁を配ってくれます。食後は水筒の水を入れ替えて出発です

出発してからは少し急になります。写真で見てもわかるようにガイドさんが別のリュックを取り付けていますが、参加者の一人がバテテしまい荷物を持ってもらっています。ここからはさらにペースが遅くなり体力や技術レベルの判断が甘いとペースなどが影響されるガイドツアーの欠点ですね

まっすぐな道は行き止まりでした。この先は大王杉を下から見上げる事が出来るようになっていましたが、大王杉が倒壊する可能性があり、山の上側に歩道が付け変わっています。ここで右側に綺麗な階段が出来ていました

階段を登るとちょっとした展望デッキがあり、まず見えて来たのが大王杉の側面です

大王杉の展望台の正面から少し右に行った所からの写真です。大王杉は大きな穴が空いていて倒壊の恐れがあり、斜面の下を通る道が通行止めになった理由がよくわかります

ここまでだいぶ歩いて来ました。自然が守られているエリアでしたが実際の世界自然遺産はまだ先です。「ここから先」と看板には書いてありましたが先に夫婦杉があり世界自然遺産ののエリアは夫婦杉の先からです。ガイドさんが示している場所はトロッコ道の終点で(水)の文字は水場でたくさんあります

看板のあった所からすぐにあるのは、2本の杉が並んで立っていて枝でつながっている様子から夫婦杉と名前がついています。右側が夫で左が妻と言われています

夫婦杉から少し登ったところに大きな切り株がありました。これはかなり大きな屋久杉だったと思いますが、かなり登ってきたので運び出すのは大変だったでしょう

少し離れた所に大きな切り株が見えました。かなりの高さの所でなくなっているので伐採ではなく自然に倒壊したものだと思います。その切り株から二代目の樹木が育っているようです

並んで立っている太い二本の屋久杉の横を通り過ぎます

少し先に横たわってトンネルのようになっている場所を歩きます

整備された石段と木道の歩道を歩きます。勾配が急なので石段がないと滑るので安心して登ることができます

下の方が沢山の根っこが集まったような切り株がありました。このあたりから最後の階段で縄文杉の展望デッキが見えていて最終地点がもう直ぐです

一瞬、恐竜の化石?と思うようなのがありました。倒壊した大きな木がそのように見えていて、その場所から別の木がまっすぐに育っています

縄文杉の見学デッキが見えてきました。霧が多くてちゃんと見えるかが心配です

展望デッキの正面には縄文杉の説明がありました。立っている展望デッキと縄文杉の大きさの比較など近づけない縄文杉ですが大きさがよくわかるように工夫されています

正面からの縄文杉で霧でハッキリ見えないのがより神秘的です。縄文杉は高さが25.3mで幹の太さが16.4mです。かなり昔から知られていたそうですが途中から枝分かれしていて材木としての利用価値が少し劣っていたので伐採されずに残っていたのでしょう。樹齢は推定で2000年~7200年と言われています

左側の展望デッキから撮影した写真で、斜面に対してまっすぐではなく少し前に傾いているのが良くわかります

縄文杉の少し上の部分の枝分かれの様子が良くわかります。このようにまっすぐな木でなかったので利用価値が少ないと思われ伐採を免れていたのでしょう。この写真は右側の展望デッキから撮影しました

帰る直前に少し靄が薄くなりハッキリと見えてきました。この写真を撮影して縄文杉とはサヨナラです

まっすぐに立った屋久杉に対して左から太陽を求めて横に伸びた後に天に向かって伸びている木がありました。このトンネルのような所を歩いて行きます

曲がった木のトンネルを抜けるとまたも立派な屋久杉がありました

帰りも同じ道を帰ります。来たときは靄っていましたが、帰りは綺麗に見えました。二本の木がつながっている様子が良くわかります

携帯トイレブースのある場所で小休憩です。ここは少し広場になっていますが、そこに大きな倒木がありました

帰りにも同じ道を通るので大王杉をもう一度撮影しました。行く時と比べてよりはっきりと見えました

遠くの山が見える場所があり、行きは雲が多かったのですが帰りは雲が無く宮之浦岳の山頂が見えていました

この幹の太さは確実に樹齢1000年以上はある屋久杉でしょう

メインのルートの他に自然観察路を回っての下山もあるそうですが、今回は思いのほか時間がかかっているのでまっすぐに下山です

すべりそうな下りですが木道があるので楽々下山できます。しかし参加者の一人は下りることが難しく逆向きになって四つん這いで降りるのでものすごく時間が掛かってしまいました

下りは階段を降りるだけなのでとっても楽で散歩気分ですが時間が掛かっています

昼食場所の水場です。帰りは休憩はなかったのですが水の補給だけしました

ウィルソン株の所まで戻って来ました。帰りも木の中に入りハートを撮影。ここまで来れば安房森林軌道の所まではすぐです

帰りには行きとは違い少し良く見えていたので、もう一度翁杉を写真に撮影しました

トロッコ道の終点に戻ってきました。ここでトイレ休憩を済ませ帰りはペースを上げて荒川登山口に帰ります

◆トロッコ道終点~荒川登山口
帰りの軌道を撮影したものです。ここから約8kmの歩きですが下山に時間が掛かったので、バスの時間もあるので帰りは急ぎ気味に還る事になりそうです

帰りの仁王杉は立ち止まらずに歩きながら撮影

倒れたのか伐採したのかはわかりませんが空洞があるので利用されずに放置されたのでしょう

ところどころ川を渡りますが横がスケスケで少し怖いですね

白谷雲水峡に抜ける道まで戻ってきました。ツアーでなければそっち経由で買えるんですが

小杉谷集落のあった所の休憩ポイントまで戻って来ました。ここにはトイレがあるのでトイレ休憩をしてすぐ出発です

帰りの小杉谷橋梁は朝よりも明るくなっていたので上流方向の岩が連なる様子を撮影しました

朝は見えなかった大きな屋久杉があります

ところどころ欄干のない橋があります。朝は真っ暗で左右が見えなかったのですが、帰りは見えるので緊張しますね

朝、ガイドさんが懐中電灯で照らして説明して頂いた最初に見える屋久杉まで戻って来ました

大きな一枚岩の横を通ります。朝は暗くて大きさがわからなかったのですが、帰りは明るくて大きさが良くわかります

荒川登山口と小杉谷の所では川との距離が近かったのですが、このあたりではかなりの高さがあります

欄干が無く先ほどの川との高さを考えるとかなりの高さがありそうな欄干のない橋です

朝の暗い時に音だけが聞こえていたのの正体がわかりました。大きな流れがあり、それが安房森林軌道を横切っている場所でその流れを逃がすための流れでした

朝は真っ暗で見えなかったのですが帰り道で放置された機関車がありました

朝、最初に渡った橋まで戻ってきました。朝は暗くて見えなかった川が良く見えました

荒川登山口に戻ってきました。最初にこの道標を見てスタートしました

縄文杉へのトレッキングコースの入口まで戻って終了です。スタート時は真っ暗で案内板も見えなかったのですが、帰りは確認できました

バスに乗って宿まで戻ってきました

部屋に入り窓から前に見える宮之浦川を撮影

今日の荒川登山口からのGPSデータを地図に落としたものはこれです

そしてGPSで記録された標高のデータはこれです

横軸の距離は水平距離で沿面距離とは異なります

(3)3日目の行程

◆宮之浦~白谷雲水峡~滝の観光~宮之浦
この日は午前中に滝を少し見て午後はたっぷり白谷雲水峡の散策でしたが午後に宮之浦から白谷雲水峡までの自転車ヒルクライムレースが開催されるので道路が通行止めになるので午前と午後の予定を入れ替えての実施で、散策の時間が短くなってしまうのでちょっと残念。さらにこの日の午前中は種子島からH3ロケット打ち上げで午前中の島内観光の時に見えるはずでしたが入れ替わったので山の中で見られませんでした。朝の出発前に宿の横の宮之浦川を撮影する

そしてバスが来るまでの間に近くに咲いていたピンクの木を撮影

バスはスタート地点に向かって山を登っていきます。その途中で撮影した写真です

かなり標高が高くなってきて、海も見えました

昨日は一頭だけ軌道にいた屋久サルを見られたのですが、今日は道路の横に群れでいました。陽の当たる所で温まっているようにも思えます

遠くの海岸線が見えています。建物が集まっているところは宮之浦の町です

昨日の縄文杉トレッキングでは残念ながら見かけなかったのですが、今日はラッキーな事に道路脇に一頭だけ屋久シカがいました。北海道の蝦夷シカなどと比べると小さくて可愛いですね

白谷雲水峡の入口のゲートがある所に到着しました。その近くの橋の上から撮影した白谷川です

橋の上から下流方向を撮影したものです

白川雲水峡の入口ゲートでここから入っていきます。右側は料金を支払う場所になっています

白谷雲水峡の案内図で自由に歩けるなら一日中ここで過ごしたいくらいですがツアーなので苔むす森までの単純往復です

ゲートから出発してすぐにオオゴカヨウオウレンの花が咲いていました。珍しいと思ったのですがこの先にいくらでも群落がありました

白谷雲水峡の散策は『弥生杉コース』や『奉行杉コース』がありますが、今回は短縮コースの『太鼓岩コース』を使っての苔むす森までの往復でちょっと不足気味ですね。基本的にはこの白谷川に沿ったルートです。この辺りは岩が多いですが流れもある大きな川です

この辺りはスニーカーや革靴などでも歩けるくらいに整備されている道でした

大きな岩の間を流れている所は激流になっています

分岐点がありました。左は『さつき吊り橋』で白谷川を渡り太鼓岩コースで、直進すると『奉行杉コース』になります。今日は左に行きます

さつき吊り橋からの白谷川の下上流部分を撮影したものです

橋を渡った先はいままでの遊歩道とは変わりちょっとした登山道に近い道になります

左側が谷筋になり水の流れがありちょっとした沢のような所を渡ります。左側の流れの部分は岩に苔が卓さなり、ここも苔むす森です

この場所で苔を滴る水滴の動画を撮影しました

最初は岩の上の苔から芽吹いたのでしょうが大きくなるにつれて根っこを岩の表面を伝って地面まで伸ばしていき、今は岩を抱いた状態になっていますね

岩の間に少しの流れが見えてきました。ここは沢を岩を伝って渡る場所で、ガイドさんの説明では少し前のツアーでは雨の後の流れで増水し渡る事が出来ずにここで引き返したとの事で、この日はラッキーでした

岩の上を通って沢を渡るときに撮影したもので岩の上は苔がびっしりとついていて、苔むす森の様です。実際に歩いていて渡る岩は多くの人が渡っているので苔もなく安心して渡れました

沢を渡った先は少し広場になっていて、先は平坦な道が続いています。シーズンで混んでいる時などは沢を渡るときの渋滞が生じそうで、この広場には多くの人が集まるのだと思います

広場の先は林の中の石が敷き詰められた歩道という感じの傾斜の少ない道を歩いて行きます

根元付近は苔むしていて大きく張り出していますが少し上からは二本の木の様に見えます。屋久島は石の島で土壌が少ないのでどこでも根元が広がっていますね

階段の様に敷き詰められた歩きやすい道が続いています

苔むす森までの間にある二つの名前がついている屋久杉のひとつで、根元が二つに割れそこを歩いて歩道は伸びているので屋久杉をくぐって行くというので『くぐり杉』という名前がついています

明かりを求めて斜めに育っていった木の横を撒くように歩道は続いています。石が綺麗に敷かれた石畳の道になっています

大きな屋久杉の切り株で下の部分が空洞になっています。小学生のアイデアで『シカの宿』という名前がついたそうです

近くに白谷小屋という避難小屋がある所で休憩場所のような広場でした

白谷雲水峡で苔むす森に行く途中にある屋久杉で七本杉と呼ばれています。杉が七本あるわけではなく幹の途中で枝が七本あるから名前がついています

苔むす森に到着です。この谷筋は苔がいっぱいついた岩がありそう呼ばれていますが、屋久島の色々なt頃は同じような風景が広がっていますね

この一体は岩も木も苔で覆われています

時間になり戻る事になり最後にもう一枚苔むす森を撮影して帰ります

面白い切り株がありました。カタツムリの様にも見えますし宇宙開人の様にもみえますし妖怪の様にも見えます

傷か何かを埋めるために瘤が出来てそれが巨大になったヒメシャラがありました

帰りのさつき吊り橋を渡っている時に上流側の白谷川を撮影しました

屋久島は岩の島で雨が地中に浸みこまずに表面を一気に流れるので、雨が降った時とか翌日とかは物凄い流れになるそうですが、晴れが続くとすぐに水量がすくなくなるそうです

少し深くなっている所ではエメラルドグリーンの色をしていました

スタート地点の白谷広場近くでは三つの滝のような流れ込みがありました

ゲートのところまで戻ってきて近くにあった白谷雲水峡の看板を撮影

白谷雲水峡を歩いた後は島内を少し観光です。まずは昼食で屋久島名物のトビウオのから揚げの昼食でした

白谷雲水峡から千尋の滝に向かう途中のバスの中から撮影されたもので特徴的な山頂の形の山が見えます。山の名前はわかりません

駐車場から千尋の滝展望台に行く途中に千尋嶽神社の小さな祠がありました

千尋の滝は駐車場がある所から少し歩くだけで見る事が出来ます

展望台から階段を200段くらい降りていくと川を渡るつり橋があり、そこから見上げるようにも撮影が出来ます

下のつり橋から駐車場への登りの階段を撮影したものです

滝を見る展望台の他に町の方を見る事が出来る展望台もあります。そこからの写真です。右側の方に屈曲した入江のようなのが見えます。そこが次の目的のトローキの滝がある所です

千尋の滝からトローキーの滝に向かって移動している途中にある竜神の滝で道路から見る事が出来ます

海にそそぐトローキの滝と後ろにそびえる宮之浦岳を一緒に撮影したものです

県道77号線の赤い橋と滝をアップで撮影したものです。この滝の展望台に来るには赤い橋の近くの『ぼんたん館』から歩いて来ました

宿に戻って夕食です

(4)4日目の行程

最終日は宿から空港に移動して鹿児島空港を経由して帰るだけです。少しゆっくりの出発なので朝食後に荷物をまとめた後に宿の近くを散歩します。宮之浦川は河口の近くですが水は澄んでいてとても綺麗です

橋の上から撮影した宮之浦川です

屋久島七福神があるそうで、その二番霊場という事で福禄寿がいらっしゃいました。でも霊場という感じはないですね

河口付近は遊歩道が少しあり大きな木もありました。春からは葉っぱも出てきて綺麗な風景になるのでしょう

宮之浦川も河口付近は川幅も広くなってきています

伊能忠敬の日本地図の作成の時に屋久島の楠川村が強力した記録があるそうです。その伊能忠敬の日本地図の測量の最南端の地の屋久島だったことから、この碑が立てられています

帰りに屋久島空港に来たときに空港ターミナルを撮影しました

セキュリティを抜けて搭乗待合室で帰りの便がスポットに入ってくるのを撮影しました

時間になり歩いて搭乗機に向かう時に振り返ってターミナルビルを撮影しました

搭乗機に向かって歩いて行きます。帰りはJACのプロペラ機でも少し大きなATR72-600でした

ATRの搭乗は後ろからです。通常は機首からなので前方座席が早く埋まるのですが、ATRは後ろから乗り降りなので後方座席が先に埋まります

滑走路をRWY14エンドに向かいます。ターミナルビルの向こうに山が見えます

離陸して海岸線が見えて屋久島ともお別れです

この屋久島空港を離陸するときの動画を撮影しました

離陸して左ターンし少し高度を上げた所で屋久島の山々が見えてきました

佐多岬を先端とする大隅半島が見えてきました

大隅半島上空を北上し鹿児島湾と薩摩半島が見えてきました。見える島は指宿市の沖に浮かぶ知林ヶ島です

煙を上げている桜島が見えてきました

霧島市の市街地が見えてきました。もうすぐ着陸です

この鹿児島空港に着陸するときの動画を撮影しました

鹿児島空港のプロペラ機のスポットからは歩いてターミナルへ移動します

帰ってから今回の旅でGPSで記録したログを地図に落としたものはこれです

赤:トレッキング 青:バス移動

【5】まとめ

・雨も殆ど降られず縄文杉までの往復を歩くことが出来た
・パックツアーで何も手配せずに行けるのは便利な反面費用は高かった
・パックツアーは体力・技術の制限があったが、それに達していない方もいてちょっと残念だった
・この旅でかかった費用は次の表の通りです

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