メンマ作りからの気付き
本日、メンマ作りをやりました。
〈山から幼竹を採って来て、皮を剝いて、切って、茹でて、塩漬けにする〉
この一連の作業を大人5人と5歳の男の子で行いました。
5歳男子、なんでもやってみたい年頃。当然、『包丁を使って切る』こともやりたいわけです。
もともと、自遊季楽会は、子どもにいろいろな実体験をしてほしくてやっているので、自分としてはやらせてあげたい、でも、彼の親は安全サイドで「ダメダメ」と言う、あなたなら、どうしますか?
正解はないと思うのです。子どものキャラにもよりますし、リスクをどこまで覚悟するかにもよるでしょう。
ただし、子どものやりたいという気持ちを萎ませないようにしたいな、と思ったできごとでした。
もう一つの気付き。
幼竹は下の方が硬く、上の方がやわらかいのですが、下の方の硬い部分(ほぼ竹)はよけて、包丁が気持ちよく入る硬さのところをメンマにします。
この作業、たくさんの幼竹を切ることになるため、どうしても効率重視になって、ひたすら機械的に切っていると、幼竹の硬さを感じることを忘れてしまい、どんな硬さだったか聞かれても、答えられなかったりするのです。
こういうことって、日頃のお仕事の時にもないですか?
たくさんの仕事の中で、とにかく処理しないといけない仕事だと、何のための仕事だったか、すっかり意識から抜け落ちてしまって、変化点に気付かず、適切な修正ができないってこと。
逆に、変化点に気付く必要のない仕事なら、とっととデジタル化して、人がやるべき仕事に集中したいですよね。
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