ブランディングとデザインの関係性。
こんにちは。ブランディングカンパニーJIYUJIZAI Inc.渋谷です。
今日は切ってもきれないブランディングとデザインのお話を書いてみようと思います。専門的な言葉は使わず噛み砕きながらいきますね〜
ブランディングの中で
✔️『デザインはどんな役割をしているのか』
✔️『デザイン先行のブランディングが間違えるワケ』
などをお伝えします。世間ではブランディング=デザイン的な発想もあるし、大きく間違えでもない。どの役割でデザインが関わるとうまくいくのか、じぶんの頭の整理とともに書いていきます。
ブランディングにおけるデザインは処方箋
弊社で定義するブランディングとは前回も書いた通り、「ブランドの共通言語を作ること」。イヤホンであれば、「25歳都内世田谷区在住のwebマーケティング会社に勤めていている、通勤通学の時間も勉強や学びをしたい前向きな人向けのための、とにかく途切れないイヤホンだよね」と社内で認識を一緒にさせるためのガイドラインのようなものです。
そんなガイドラインを作る作業のブランディングなので、ターゲットやポジションなど(専門的なことは置いておき…)ブランドのコアとなる部分を作っていきます。
下記詳しく書いているので、みてみてください↓↓↓
今書きながらブランディングとデザインの関係性で「いい例えないかなぁ〜」と思っていたらわかりやすい例えが浮かびました。
⚫︎例えば病気にかかってしまった1本の木(ブランド)があるとします。
葉は枯れてきてしまっているし、痩せ細ってきています。このままでは完全に根から枯れてきてしまいそうです。
まず治すには原因を探らなければいけません。木を診察してどこが悪いのか、立て直すべき部分はどこなのかを探ります。ここでいう
⚫︎診察=ブランディングとなります。
診察が間違っていては木は元気になりません。ですので根本原因を解決するにはこの診察(ブランディング)がもっとも重要になってきます。
そしてその次に行うべきが原因を解消する手段、処方箋(デザイン)です。
適切な薬を出して処置しなければいくら原因を特定しても木は元気になりません。そのためにかなり重要な要素にはなりますが、診察をしっかりせず処方箋優先で治そうと思ってもなかなか治りません..
風邪引いたけど、病院行くのめんどくさくて市販のを買ったが全く効かないぞ!的なアレと同じ状態です。皆さんも経験ありますよね〜 じぶんは病院嫌いなのでよくあります。そして後悔します..!
ですので、処方箋優先のブランディングではなく、診察から行うブランディングの方が確実に治るよという訳なのです。
なぜブランディング=デザインみたいなことが多いのか
これはブランディングという言葉が抽象的かつ全体的な話であることに起因しているのではと考えています。
✔️デザインを変えるとブランディングしたったぞ!感が出る
✔️デザインよりブランディングの方が取れる仕事が大きい
このようなことからデザイン先行でのブランディングという言葉、発想がある気がします。全部が全部間違うとは言いませんが、適切な診察をせずに施した処方箋が効くかわかりませんし、逆効果の場合もあるのではないでしょうか?
我々はマーケティング要素も用いた独自のメソッドで日々クライアントさんにブランディングを施す中で「以前他社にブランディングを頼んだけど、効果が全くわからなかった」というクライアントさんお声を聞くことがあり悲しくなることもあるのが事実です。
お客様もリテラシーをあげる必要がある
ここは正直な話であると思います。昔から歴史のある広告代理店・デザイン会社・PR会社・コンサル会社 etc
業種や歴史は関係なく、「ここは診察をしてから処方箋を出してくれるのか」どうかをしっかりみて見てください。そうすれば全く治らなかった!なんてことはかなりの確率で軽減されるはずです。
また診察はできるけど、処方箋は出せないよ。反対に処方箋は出せるけど、診察はできないよ。という会社もありますよね。自分たちが今どちらに頼んでいて、診察を頼んだからと言って、そのまま処方箋もお願いしていいのか考えてみる必要はあると思います。
⚫︎弊社ではブランディング→デザイン→PR・SNSまでそれぞれを専門とする人材が在籍しているので、一気通貫で行うのでスムーズかつ齟齬なく行えます!
まとめ
・診察=ブランディング
・処方箋を出す、施すのがデザイン
・診察できてないのに処方箋飲んでも効き目は薄い
・診察をしてから処方箋を出してくれる会社なのか、お客様のリテラシーも大切
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