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【おすすめの詩的なエッセイをご紹介】日常から少し離れた時に

こんばんは!自由丁スタッフの髙野です。
今週は、オーナー小山に引き続き、店長の山本もアメリカへ旅立ち、
寂しいような、信頼してお店を任せてもらえることが嬉しいような、
そんな気持ちで過ごしている日々です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回も「自由丁今朝の落書き」より選んだおすすめの一篇をご紹介していきます!

おすすめの一篇『二律』

のんびりと、過ごしています。
よく食べ、よく眠り、
よく考えて、生きています。

新しい物事に触れるということは、普段触れてきた物事に触れないということでもあります。

新しい人に出会い話すということは、いつもの人々と話す時間が無いが故の出来事だったりします。

それはつまり、楽しさに寂しさが寄り添っているということでもあり、新しい喜びを普段へと届ける道すがらでもあります。

そういうことを、確かめながら、身体に、心に染み込ませながら、生きていけやしないものかと、青い空を眺めています。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。限られた時間の中で、それでも確かに自分の心地で、歩幅で、生きていくことでしか、自らの肥やしになどならないのだと、感じています。

2023年5月16日の「自由丁今朝の落書き」より

自由丁スタッフからのコメント

「いつもと同じという安心」と「いつもと違うという新鮮さ」みたいなものを程よく行ったり来たりすることって、
実は思ってる以上に必要なことなのかもって、思ったんですよね。
それをちゃんと自分でわかって選んでいくっていうことも含めて。

不安になった時に寄りかかれる安心とか、
日常に耐えられなくなった時に逃げ出せる非日常とか、
自分にとってはこれだなぁって思い浮かぶ何かを持っていて、
ダメかもって思った時に、ちゃんとそれに向かっていくことができるようになれたらきっと良くて。

だから、次から次へとやってくる自分の変化を、気にせず受け流してしまいそうになる日々でも、
ああこれは自分にとってこういうものなんだとか、
今自分の中ではこういうことが起きてるんだとか、
そういう自分の心地を確かめながら歩いていくことが、健やかに生きる上で大切なんだろうな。

ってことを考えた一篇でした。皆さんはいかがでしたか?
よかったらお気軽に感想・コメントを教えてくださいね♪

自由丁今朝の落書きについて

自由丁今朝の落書きは、自由丁オーナーであり、詩人・エッセイストの小山将平が毎日書く言葉たちです。
ご紹介する作品は、あなたの気持ちにそっと寄り添ってくれるような詩だったり、思わず一緒に唸ってしまうような日頃の考え事を綴ったエッセイだったり。
内容は様々ですが、何気ない日々の他愛ない時間を愛でるような、ほっと一息つけるような文章が多いです。
数分でお読み頂けるものなので、ちょっとした休憩時間に、待ち合わせの合間に、眠りにつく前に、ぜひ。
▼これまでの作品や最新作はこちらからお読み頂けます!

最後に

こちらの記事では、一週間のうちに書かれた「自由丁今朝の落書き」の中から、自由丁スタッフがおすすめの一篇を選び、コメントと共にご紹介しています。
一緒にあれこれ考えてみたり、ただぼーっと読んでみたり、お気に入りの一篇を探したりして頂けたら嬉しいです!
「こんなことを思った」「この言葉に共感した」などの感想をシェアして頂けたらさらに大喜びです。ぜひフォローもよろしくお願いします^^