【おすすめの詩的なエッセイをご紹介】移ろう季節と共に生きるあなたへ
こんばんは!自由丁スタッフの髙野です。
今年は、去年に比べて帰省や旅行で遠出をしたという話をたくさん聞くようになったなぁと感じるこの頃ですが、皆さんはどこかお出かけはされましたか?
私は、来月にいくつか遠出や泊まりの予定があるので、むしろ夏休みはこれから!という気分です^^
引き続き暑さ対策をしながら、夏を楽しんでいきたいものですね!
さて、今回も「自由丁今朝の落書き」より選んだおすすめの一篇をご紹介していきます!
おすすめの一篇『四季に習い』
季節に限ってはいかがでしょう
春には春の
夏には夏の
出会いがあるのですから
あるのでしょうから
秋には秋の
冬には冬の
別れがあるのですから
あるのでしょうから
変わりゆくことを心から楽しんではいかがでしょう
変わらないもの探してばかりで
お疲れ様です皆々様方
永遠という言葉に甘えて
安心という言葉を求めて
変わりゆくことを楽しむ暇を惜しんでは
あまりにも勿体ない季節の中の私たちです
生きていくことの醍醐味は
不変よりも変化の中にあるような気がしています
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。軽やかに移ろっていく季節みたいな心と、巡ってはまた出会う季節みたいな素顔に惚れて、生きていきたい私です。
2023年8月15日の「自由丁今朝の落書き」より
自由丁スタッフからのコメント
大人になるにつれて、変化に弱くなっているような気がするんです。
なんでだろうって考えてみた結果、次第に色々なことを知っていって、日常の中で出会う新しさが少なくなっていくから、どんどん変化への耐性がなくなってしまうのかなぁと、思ったのですがどうでしょうか。どうなんでしょうね。
季節の変化においても、子どもの頃の方がずっと楽しみ方が上手だったように思います。
太陽の下で遊び回って焼けちゃったねって笑ったり、寒いねって言いながら夜遅くまで澄んだ空を眺めてみたり。振り返ってみれば、あの頃の方がよっぽど四季の変化を楽しんで生きていた実感があります。
今だってきっと、季節の移ろいや、環境の変化や自分の変化も、楽しめる心は持っているけれど、避けてしまっていることも多い気がするんです。変化が怖いとか嫌だとか思ったら、自分次第で調整できることが大人になれば増えますしね。
それでも、そういう変化があるからこその豊かさを忘れずに、これからもより変化を堪能できる心持ちでいられたらいいなぁと、そんなことを思った一篇でした。
皆さんはどんなことを感じましたか?
良かったら感想やコメントで教えてくださいね^^
自由丁今朝の落書きについて
自由丁今朝の落書きは、自由丁オーナーであり、詩人・エッセイストの小山将平が毎日書く言葉たちです。
ご紹介する作品は、あなたの気持ちにそっと寄り添ってくれるような詩だったり、思わず一緒に唸ってしまうような日頃の考え事を綴ったエッセイだったり。
内容は様々ですが、何気ない日々の他愛ない時間を愛でるような、ほっと一息つけるような文章が多いです。
数分でお読み頂けるものなので、ちょっとした休憩時間に、待ち合わせの合間に、眠りにつく前に、ぜひ。
▼これまでの作品や最新作はこちらからお読み頂けます!
最後に
こちらの記事では、一週間のうちに書かれた「自由丁今朝の落書き」の中から、自由丁スタッフがおすすめの一篇を選び、コメントと共にご紹介しています。
一緒にあれこれ考えてみたり、ただぼーっと読んでみたり、お気に入りの一篇を探したりして頂けたら嬉しいです!
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