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【おすすめの詩的なエッセイをご紹介】価値観の違いを感じた時に

こんばんは!自由丁スタッフの髙野です。
今年は数年振りに花火大会を開催するところも多いようですね!
早速近くで開催される花火大会を調べてワクワクしています^^(思えばもう7年くらい打ち上げ花火を見てない気が….)
皆さんは夏ならではの楽しみな予定はありますか?暑さに負けずに夏を楽しんでいきたいものですね♪

さて、今回も「自由丁今朝の落書き」より選んだおすすめの一篇をご紹介していきます!

おすすめの一篇『凛として生き』

価値観が変わったんだよと
私の眼を見て言葉が届く

ああきっと
旅をして
暫く忘れていたものを
思い出したのかもしれないと
最近を思い頷く

なるべく
ピアノかギターを
毎日弾く

独りの時間を
多く取る

愛想をよくしない
取り繕わない

惰性で人に会わない
合わせない

少数派であることを恐れない
多数派から逸れることを拒まない

寛容であるために
自分にとっての厳しさと誇りを持ち歩く

そりゃあそうだよねと
思えることと

あぁそうだったんだねと
思うことと

少しずつ
確かに
自分を生きていくことから逃げず
凛として生きていく

その難しさと向き合い続けて
生きていく

そこからは一歩たりとも
逃げずに立つ

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。あなたと同じ、は僕にはやっぱり難しく、時には傷付け合うことだってあるかもしれず、それでも尚、違うところを讃えあえたならいいなと、生きていけたらいいなと、思っています。

2023年6月29日の「自由丁今朝の落書き」より

自由丁スタッフからのコメント

周りの環境や一緒に過ごす人が変われば、価値観も変わっていくものだということは、もうずっと分かってるつもりです。
価値観が変われば、会話の中でそれまでは無かったようなちょっとした違和感を抱いてしまうことも、そりゃあるよねと思っています。
でも、そういう時に「あぁそっか変わったんだね」って受け入れることが、どうやらあまり得意じゃなかったんだなと過去の自分を思い返していました。

自分は変わっていくことを願いながら、周囲の目が変わっていくことが怖くてその環境から逃げていた時もあったし、
自分は変わっていくことを望みながら、無意識のうちに相手には変わらないことを求めていた気もします。

本当は、何を大切にしたいかっていう価値観だって、忘れたり思い出したり更新されたりしながら変化していくもの。
自分がそうであるように、あの人もこの人もそうなんだって、そのことを受け入れて忘れずにいられたら、もう少し揺らぐことなく立っていられる気がするなぁと、そんなことを考えました。

皆さんはどんなことを感じましたか?
きっと私が考えたことと全然違うことを考える方もたくさんいるんだろうなと、それも面白いなと思って書いています。
良かったら感想・コメント等、お気軽に教えてくださいね^^

自由丁今朝の落書きについて

自由丁今朝の落書きは、自由丁オーナーであり、詩人・エッセイストの小山将平が毎日書く言葉たちです。
ご紹介する作品は、あなたの気持ちにそっと寄り添ってくれるような詩だったり、思わず一緒に唸ってしまうような日頃の考え事を綴ったエッセイだったり。
内容は様々ですが、何気ない日々の他愛ない時間を愛でるような、ほっと一息つけるような文章が多いです。
数分でお読み頂けるものなので、ちょっとした休憩時間に、待ち合わせの合間に、眠りにつく前に、ぜひ。
▼これまでの作品や最新作はこちらからお読み頂けます!

最後に

こちらの記事では、一週間のうちに書かれた「自由丁今朝の落書き」の中から、自由丁スタッフがおすすめの一篇を選び、コメントと共にご紹介しています。
一緒にあれこれ考えてみたり、ただぼーっと読んでみたり、お気に入りの一篇を探したりして頂けたら嬉しいです!
「こんなことを思った」「この言葉に共感した」などの感想をシェアして頂けたらさらに大喜びです。ぜひフォローもよろしくお願いします^^