OOPS!落としものです、警察官さん。
1ヶ月くらいの前のお話。
仕事帰り、夜の道端にパスモの入ったパスケースが落ちていた。通り人は知らんぷりしていたので、私は拾って、駅まで戻って駅員さんに声をかけた。
私「階段を上がってすぐの道端に落ちていました。」
駅員(パスモを確認)
「この定期券は本駅を通過しないため、都営線の駅まで届けてください。」
私「でも私はその駅を使いませんので、近くの交番に届けますね。」
(正直、その駅まで遠いし面倒だったというのがあった。。)
(そういえば、『千と千尋の神隠し』で釜爺が、“手を出したんだったら終いまでやれ!”と言っていたのをふと今思い出した。)
というわけで、自分の家とは反対の交番に向かって、届けた。都営線の駅よりも交番の方がまだ近かったからだ。
交番では、住所、名前、電話番号、拾得した場所、落とし主からの連絡可否を聞かれた。
本当のところ、住所も名前も電話番号も教えたくなかったし、落とし主からのお礼もいらなかった。ここでも、感情としてはイヤだなーだった。
いいことをしているのにネガティブ感情噴出。笑
※駅では別の駅まで届けてと言われるし、交番ではあれこれ聞かれるし、早く帰りてぇえぇぇぇぇぇえええ!という気持ちの方が勝ったのである。
私の感情としては、“無事に落とした人の元へ戻って喜んでくれたらいいな”、という気持ちだったので、“なぜわざわざ私の個人情報全て教えなきゃなのよ”と思っていた。(手を出したんだったら終いまでやれ!by釜爺)
というか交番に届け物すると必ず個人情報は聞かれるんですけどね〜。
それで、どこで拾ったか、というところで、警察官に嘘をついてしまった。
OOPS!(ミス!)
というのも普段来ない道なので、反対方向を示して、言ってしまった。
私(違う方向を差して)「郵便局とファミリマートの間くらいです」(どや)
そのあと、帰り道で、“あれま?反対方向を教えてしまった、戻って正しいことを伝えよう”、ということで戻って正しい方向と場所を教えた。
警察官も、“ああ、そうですか”、と納得してくれ、一件落着。
交番の帰りに、警察官が自転車に乗って場所の確認に行くために、私をスイスイ〜と追い越して行ったのが見えたのである。
きっと無事に落とし主の元へ届いたことでしょう!(交番で拾得物を預かるとセンターから落とし主に電話をかけてくれるらしいです。なんと親切なことでしょう!Happy)
ちゃんちゃん!(オチがなかったですね。)
おしまい〜〜〜。
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