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リノベーション経過

 我が家の台所リノベーションは、自由気ままに進んでいる。築47年の中古住宅ということもあり、断熱性・気密性が非常に低い。朝起きた直後の台所は室温が平均5℃(一番寒い時に3℃とほぼ外)という極寒。慣れればそれなりに大丈夫になってはくるが、暖房をあまり使わず、服を着込んで暖を取る生活スタイルなので、室内の断熱環境を向上させたいと思っていた。

 主に窓からの熱損失が大きいので、台所の窓2か所に二重窓を設けることにした。既存の窓はアルミサッシに単板ガラスという古い家にはありがちな仕様。その室内側にDIYで木製窓を作っていく。

既存窓その1

 ホームセンターで調達した木材を鋸(のこぎり)で切り出し、鑿(のみ)と金槌(かなづち)を使って加工したものを、ドライバーで既存枠にビスで固定する。実測した後、図面を起こした上で、現場にすり合わせながら作っていく。建具枠、戸当り、障子の納りなど考えてはある。

既存窓その1 木製サッシ製作途中(もう少しで完成)
レンジフードがあるので右半分はFIX窓にして、左半分は両開き戸にする。

 続いて既存窓その2。出窓になっているので、現在は棚代わりに小物を雑然と並べている。ニョロッと出ているコードは元々、手元照明の配線だったもので分岐して照明用に再活用する予定。奥行きを利用して収納にしてもいいのだが、断熱性を優先し、空気の対流をなくすためアルミサッシに近づける形で二重窓を設けることにした。

既存窓その2(これから製作予定)

 実測して、図面を起こしたのがこちら。ホームセンターで調達できる木材寸法を考慮し組み合わせ、枠の寸法、納まり、部材の拾いを出している。既存窓その1とサイズ感を合わせたいので三分割にした。左右はダミーの窓で、中央の窓が開くようにしてあり、既存窓のクレセントが開け閉めできるようにはした。(外の空気は入れることができる。)
 初心者でも簡単に難しい工程がなく作れることを目的にした図面なので、足りない部分もあると思うが、あしからず。

図面

 備忘録も兼ねて残してみた。仕事みたいだねって感じだけれど、趣味みたいなもので、無理せずゆっくりと愉しくやっている。

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