底辺ボカロPが華都飯店(シャトーハンテン)に凸してきた
えー、どうも初めまして底辺ボカロPと申します。高1です。
最近ボカロPになってのでとりあえずこんな名前でやっていこうと思います。
さて、まぁ僕達のはメンバーの半分くらいが神谷町の華都飯店に行って事前に調べた情報を使って馬さん(マーさん)という店主さんに日中のことや学園のこと(二代目店主は自由学園にいたことがあるらしい)など、
とにかく事前に作っておいた質問やアドリブでの質問で質問責めにするべく我々は華都飯店へと向かった…
さて、華都飯店に到着しました。
なんだこのオシャレ感
めちゃくちゃ入りにくいよ!!
陰キャですみませんイキってすみません今から僕おうち帰ります!!!!!
…というわけにもいかず馬さんのレシピ本にかかわっている婦人之友社(出版社)の方や尾崎行雄(一代目店主が自由学園に留学するときにめちゃくちゃお世話になってた人)のご子息(ひ孫)の太田さんと合流しお店の中へ…ひえぇ…
さて、気を取り直して中へ入ろう!
…って、え!?
アッ、オツカレサーシタ。ボクカエリマス
…なんて言いたいけど僕は撮影係だ。終わった…
開店前の静かな雰囲気とめちゃくちゃにオシャレな店内にビビリつつも三代目店主の馬衣真(マーイマ)さんに店内の装飾についてのお話をしているので耳を傾けた。
衣真さん「壁の装飾品は昔やってた頃の華都飯店の屏風のものなんですよ」
違和感全無我非常驚
よく掘り出したね…どうやったの…職人さんの腕えぐ…
それに立体的なものが屏風についてたことに驚きを隠せない…
色々と驚きつつも店の奥へ案内されたので進んでみよう
僕達ここにいていんですか???
実はこの写真を撮る僕の後ろでめっちゃ朝礼してる。気まずさMAX!
トイレの前の壁紙は馬家の写真がギッシリ!
貼り方というかなんというか…めちゃくちゃなセンスを感じた…
ところでこれ、なんだと思います?
お寺とか?観光地?
違うんだなぁ。
これはね…
馬遅伯昌さんの実家です
デカい!!すごい!!
これを聞いたときみんな驚いてた。
そりゃそうだよね、家なの!?ってなるよね。
ちなみに家の前の旗は満州の8族の中の一つを表す旗らしいです。
なんの種族だったかは聞き忘れてしまった…
さて、個室へと案内された私達は席につくわけですが…
馬遅伯昌さんの英語の本が!
衣馬さん曰く、
アメリカのガス会社がガスを普及させるために馬遅伯昌さんを呼んで「ガスがあればチャイニーズフードだって作れるぜ!」とアメリカ中をまわったそうな。
すごいな馬遅伯昌さん…
そして個人的に授業より一番楽しみだったご飯!
メニュー表は…
うおっほぅ!( ☆ω☆)
思わず変な声が出るほどおいしそうな品々だねぇ…
僕はニラそば、後輩君は五目チャーハン、他の人は酸辣湯麺(スーラータンメン)や麻婆豆腐などを頼んだよ。
ちなみに衣馬さんから一人一個春巻きのプレゼントをいただいた…感謝。
さて、いよいよ本題です
衣真さんと話していると衣真さんのお母様である二代目店主、馬へれんさんがいらっしゃいました。
そしてへれんさんのお話が始まります。
へれんさんは昔、僕の通っている自由学園の女子部に留学しており、
本人曰く当時のへれんさんは今でいう小ギャルのようなおてんば娘だったそうで、つら~い学園生活のお陰で今はほとんどのことに動じない性格になったとか。
昔の学園、話を聞いただけでもつらそうです…
当時さんから届いた手紙には「言葉を覚えなさい。人間というのは言葉で通じ合うのです」や、父から「満足してはいけない。満足すると人間は壊れる」と書かれており、それに励まされたそうです。
書きたいことが多すぎるのでここからは箇条書きで。
・馬遅伯昌さんは昔、全く料理を作れなかった
・へれんさんが料理教室やレシピ本政策制作を始めたころは豆板醤や春巻きの皮などが売っていなかったのでそれぞれの作り方から教えていた
・衣馬さん「どんな時代でも自分にできることはある」
さてさて、ようやくきました。
この次に僕が質問をしたんです。
僕は作曲や小説の執筆などの創作をしており、
馬さん達が料理などを創作するにあたってどのようなことが大切かと質問しました。
衣真さんは昔のレストランを残しつつ、今のニーズにこたえるバランスが大切だと仰り、今やっていることに納得してなくてもちゃんとやった後にやめて後悔することはないとも仰っていました。
僕、全然売れてないし知名度ないから何度もやめようと思ってたけど…
この言葉でガシっと踏みとどまれた感じ、ある。
続いてへれんさん
全員を満足させることはできないけれど、自分の五感や感性で自分の作りたいものに挑む。
「自分に自信を持つこと」が一番大切。
普段ひねくれた性格をしている僕だから他の人にこれを言われたら「自信を持てないからできてないんだよ…」なんて思ってしまうけど、この人の言葉は何だろう、うーん…心で話しているというか、嘘偽りない本音を言っていた。
この人たち、本当にすごい。
僕は心の底から二人を尊敬した。
そして…
ついに料理が到着!!!!
写真をもっと載せていきますよー!
見た目からしておいしいねぇぇぇぇ!!
ちなみに僕はニラそばを頼みましたが、食欲に負けて撮り忘れて食べちゃいました(泣)
最後に…えーと…完全に忘れていた日中関係関連のことですね。
彼女達曰く、
「食事はコミュニケーションツール」
だそうだ。
特に中華料理は本来大皿に盛りつけるものであり、
「客が一人増えたら箸を一膳足せばいい」
と言われるほどらしい。
そんな風にみんなで食べる中華だからこそ、いろんな国境を越えて中華料理から中国に関心を持つ人が現れるんだなぁ。
さて…こんなところかな。
美味しかったし優しかった華都飯店、もう一回行きたいなぁ。
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