【原付で四国一周】2日目高知~別格20霊場を巡る~
2024年の7、8月に原付でお寺を巡りながら四国一周しました。そのことについて何回かに分けて書いていきます。今回は2日目徳島県美波町から高知県高知市までを書いていきます。よろしくお願いします!
9:30 出発、南阿波サンラインへ
友人宅で朝食を頂いて名残惜しいですが9時半に出発しました。出発してからしばらく国道55線を通り日和佐町で南阿波サンライン入りました。南阿波サンラインは日和佐町から牟岐町まで17.1kmを海岸線に沿った山々をぶち抜いた道路です。見渡すと見えるのは山の緑と海と空の青、そしてコンクリートの灰色の3色だけで構成された景色がずーっと続いていてとても綺麗。高い山から海が見下ろせて絶景の連続でした。道沿いに民家はなかったのでこの道路の目的はおそらくドライブウェイとしての目的が主だと思います。こんなに立派な道路が徳島の端っこにあったのはびっくりです。果たして採算は合ったのでしょうか…
10:15 四番鯖大師
国道55線に戻ってしばらく走ると第四番鯖大師へ到着です。このお寺は鯖にまつわる伝説があってなかなか面白いです。こじんまりとしていますが静かな場所でいい雰囲気でした。
11:00 水床湾の風化穴
海陽町にある風化穴という侵食作用によってできた地形を見に行きました。一応舗装はされていたのですが土が堆積していて不安定な道を進むと海賊がいそうな入り江が見えてきました。人気が全く無くて波の音しか聞こえなくてちょっと怖かったです。その先にあるのが風化穴。
うーん、近くで見ると気持ち悪かったです(笑)
11:30 海の駅東洋町
ツーリングマップルという本から海の駅の刺身定食が安くて美味しいとゆう情報を入手。千円もしたので噛み締めて食べました。味はおいしかったけど意外と普通でした。なんか刺身定食ってどこで食べても味の違いがわからないんですよね…多分スーパーの刺身も刺身屋も変わらん!知らんけど
12:30 室戸廃校水族館
廃校になった小学校を水族館に改装したという変わった水族館に行きました。結論からいうと、とても良かったです!普段は水族館や動物園に全く興味ないんですがここはとても楽しかったです。何が良かったかというと小学校がベースにあるので他の水族館よりいい意味でこじんまりしていて、水槽同士が密集していて見ごたえがありました。そして展示している魚も地元で捕れる魚がたくさん!なんと屋外プールにはこの辺りで有名なウミガメまでいました。室戸の漁業の歴史も知れてここまで来た甲斐があったと思えました。
13:30 室戸世界ジオパークセンター
水族館に続いて今度は博物館。室戸の自然や文化に関する展示がしてありました。捕鯨や漁村の歴史の展示が面白かったです。地理好きにはいい場所でした。余談ですがここで自転車で四国一周している人に会いました。この炎天下の中走るのはすごい根性だと思いました。自転車旅あこがれるけど自転車高い…(泣)安くて10万円(ランドナーの場合)、でもそんなお金があれば旅に使いたいよな〜、いつになるかわからないけどお金貯めて自転車買って旅したいなと憧れます。
14:00 ㊗️室戸岬!
14時頃ついに室戸岬に着きました。四国の最果ての地に着いたんだと思い嬉しかったです。今まで地図では何度も見てきた室戸岬ですが着いてみると普通の景色でした。でもそんなことも行ってみないと分からないこと。高松からは鉄道で行けないし車やバイクでも泊まらないと行けない場所。19歳になってオンボロながら原付もあるし野宿もできる、自由に旅できるって幸せだなと改めて思いました。
16:00 手結港可動橋
室戸岬から2時間高知県の名物、手結港可動橋を見に行きました。偶然にも開門の時間に着いて動くところを見れました。開門は5分程度で目で見てわかるほど速かったです。日本で多分ここしかないので訪れる価値はあると思います。
16:30 旧日本海軍掩体壕
高知空港のすぐ近くにあるコンクリートの塊たち、実はこれ戦闘機を隠すシェルターだったんです。80年経って草だらけですが存在感がとてもあります。終戦間際にはここから特攻隊が出撃したそうです。
17:00 高知市のキャンプ場
高知市の海沿いに無料のキャンプ場があるのでそこにテントを張りました。雨が降っていたので面倒ですがフライシートも張りました。その後渡船に乗って市内のマクドナルドに行き晩ご飯を食べ8時には寝ました。