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なせ書店は自粛対象外にならないのか

緊急事態宣言が発令された。昨日、西村経済再生大臣は理美容とホームセンターは自粛対象外とする旨を発表した。

ホームセンターを対象から外すことはとても評価できる。ペットの餌や生活雑貨の購入だけではない。秋の台風15号の被害は忘れられがちだが、実はいまだに復旧がなされていないエリアが多くある。

その工事を行っている下請け業者の多くは近年、資材の供給元をホームセンターに頼っている。今回、緊急事態宣言の対象になっている千葉県は、特に台風被害が大きかった事を考えれば、ホームセンターの追加は極めて妥当な判断といえる。

ところで私はこの自粛対象外に書店が入っていない事に疑問を持っている。

緊急事態宣言はいうなれば「ウイルスへの宣戦布告」だ。有事において正確な情報を提供する事の必要性は日本人が一番良く知っているはずだ。

近年、情報はインターネット経由でも入手出来るようになったが、ネット上に広がる不確実な情報よりも筆者の責任で書かれた書籍は正確な傾向だから、いまだに書籍は再販商品なのだ。(※書籍等は地域差なく均等に情報を得る事が出来るように均一価格が維持されている。)


それくらい国民にとって大事にされている書籍情報を自粛対象にしてしまう事は(短期的といえども)正しいとは言えないと思う。

とはいえ、その書籍を販売する書店店員の大半はパートタイマーであるし、感染予防を最優先してほしいが、せめて開店か休業かの判断は書店サイドに委ねるべきと考えている。

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