jiu

忘れぬうちに。

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最近の記事

「火炎」に手招ねかれて。

今日までに書き残しておきたかったことがあった。 それなのに、下書きのノートを忘れてしまった。 女王蜂のライブへ初めて行ってから、一年が過ぎました。 記念の一回にと思っていたけど、そういう訳にはいかなくなってしまった。 記念の一回で見た景色は、あまりにもパワーに溢れていて、 もう一度、またもう一度と。 何度も訪れたくなる。 パワースポットみたいだなと、ライブへ訪れる度に思う。 初めてライブで「火炎」を目にして、聴いた時。 美しくて、激しくて、心から離れなかった。 それと同時

    • モリーナのおかげ。

      2021年、11月。 私は急に思い立って、何十年も前に離れた、 故郷のような島へ戻った。 私はその島で、 幼稚園から小4までの期間を過ごした。 小さい頃の私は、 その島の本当の価値を理解できず、 「住んでいる場所」としか思っていなかった。 今思い返すと、 その島で過ごせたからこそ目にすることができた自然や文化があった。 (それについてはまた書きたい。) ものすごく、 この後の流れを期待させるような始まりですが、 その島での私の「おいしい記憶」の話です。 島で暮らし始めて

      • メモする。

        久しぶりにnoteを開きました。 2年前に、「頑張らないと!」と意気込んで、 日々を送っているうちに、こんなに時間が経っていた。 久しぶりにnoteを開いて、書いてみようと思ったのは、 とにかく最近「物忘れ」がひどいから。 今年の目標の一つにも、 「脳について何かしらの検査を受ける」 を入れているくらい。 もう一つの理由としては、 そのひどい物忘れとは真逆に、突然ふっと、 懐かしい記憶を思い出すことが多くなったから。 もっぱら、家族や友人と食べた「おいしいもの」の記憶

        • 押される背中。

          気づいたら5月になっちゃってて、 4月は全く何も書き残すことなく終わっていた自分に気がついた深夜です。 とにかく4月は、 なんというか沢山の山登りチャンスにエネルギーを精一杯注いだ日々でした。 本当に登山した訳ではなく、あくまで例えの話なのですが。 この3月から4月の間は、山登りチャンスのことだけを考えていました。 5年前の山登りチャンスとは、また違った雰囲気や流れで 着実に時を重ねているということをひしひしと感じながら。 もちろん途中、心折れたり...でもなんとか無事に

          歯を齧る。

          「齧る(かじる)」という漢字。 このタイトルをつけるまで、ちゃんと知らなかった。 そして想像するとなんともややこしくて 不思議な状況の「歯を齧る」という言葉。 人生で歯医者さんにお世話になったことが、私はほとんどなかった。 私は虫歯がない。 確か小学生の頃、校内での歯科検診が終わった後に 「虫歯がない」ということで、全体朝礼で表彰されたことがある。 (良いことだけど、なぜかすごーく恥ずかしかった。) そういうことがあったし、自分でも歯のことは気にかけていなかった。

          歯を齧る。

          沢山の眩しさと。

          何かの選択をしなければならない時 わたしはよく勝手に 自分を鼓舞する曲みたいなのを作りがちなひとです。 (え、みんなしないの??) 音楽を聴くのは昔から好きで、 自分の頭の中で勝手にPVを作っちゃう癖がある。 (かなりヤバい人) それがこの半年くらい、 音楽を聴くことをやめていたというか すっかり忘れちゃっていたというか。 音楽を聴いてもあまりしっくりこないというか。 私が心の中で小躍りする専用の、 (かなりヤバい人、本日2度目。) サカナクションさんの「新宝島」を聴い

          沢山の眩しさと。

          冬の終わりに。

          いつのまにか、冬が終わりかけいてる。 冬から春へ変わる、この時期の過ごしやすさがすごく好きで いつもだったら外へ出たいのに。 このところ、そんな外の空気を思い切り吸っていない気がする。 一度部屋へ潜んでしまうと、 ほんとに持ち上がらないかたまりになっている。 原因はわかっている。 今、とても立ち止まっている。 何かを始める勇気もなく、でもこのまま流されるのも嫌で。 大小限らず 何か飛び越えなきゃいけないことがある時 いつもそれを飛び越えた後 笑っている自分を想像して

          冬の終わりに。

          諦めわるいひとの。

          TVから流れる大学受験のニュースが多くなった。 受験シーズンだなあとぼんやり思っていたんだけど、 私の大学受験は本当に諦め悪い人の執念の結果だったと思う。 高校の3年間、ちゃんと勉強していたか? と聞かれると2年半くらいは勉強していなかったに等しいくらい。 テストの結果も、数学とかクラスでビリ。 爆睡しすぎて世界史授業終わりにちゃんと叱られる。 部活も責任を負う立場なのに、 うまく立ち回れなくて辞めたいと思いながら。 ちょっとずつ思い出してる今、 意外と精神的に荒れ果ててた

          諦めわるいひとの。

          日めくり。

          ある休日。 久しぶりにカメラを持って出かけようと意気込んでいた。 でもなんだか、 前日頭の隅に発生した ちょっとだけ作成しておいた方がいいかなと思うことが気にかかってしまう。 なんだかそれを終わらせてからでないと 思い切り楽しめない気がした。 気になることが途中でも、 それを振り切って楽しめることもある。 なんでしょう、ホルモンバランスとか? 振り切れる時と振り切れない時がある。 その日はちょっと振り切れない日で、 気になったことを終わらせてから出かけることにした。 2

          日めくり。

          朝の街を走る。

          去年あんなに更新すると意気込んでたのに、気がついたら新しい年が始まってた。 今年もまた突然更新しなくなりそう、、、。 新年を迎えて、もう2ヶ月くらい経とうとしているけれど 正直「2021年の目標」みたいなかっちりしたものはまだない。 でも頭の中にあるのは、今年は自分の思うことを形にしていきたいということ。 目標を立てたらそれが出来なくて、自分ダメなやつとも自分で思いたくない。 (自分に超絶甘いひと。) 元々自己肯定感低いひとなので、自分に自信があるわけではないですが 今

          朝の街を走る。

          やさしい声だった。

          それは小学5年生の時だった。 私は小さな南の島から、本州へ転校した。 とても嫌だった。この複雑な年齢で、今から新たな集団に入っていくのが本当に嫌だった。 思っていた通り、転校生になった私は周りから距離をおかれた。こういうとき特に同性の距離の置き方が怖い。(これはまた別の時に話したい。) なかなか友達も出来ずに、私はストレスでアトピーが出た。目の周りや首が真っ赤。 周りから距離を置かれているのに、こんな風な顔では行けない。行きたくない。 でも親には言えない。 結果

          やさしい声だった。

          わたしの頭の中の。

          スネ夫って描ける? 以前の職場の会議休憩中に、後輩となんとなくそんな遊びを始めた。何も見ずに頭の中で自分なりのスネ夫くんをイメージして描く遊び。 なぜスネ夫くんなのか。 私は絵が苦手です。特に横顔や胴体などを描かねばならぬとなると、だいぶてこずります。 そんな私にとって、スネ夫くんは頭髪は小刻みにとんがり、またお口も少しとんがり気味。横顔苦手な私にとって、そのスネ夫くんの山脈は超難関なのである。 今までは一人でこの遊びをしていた。でも突然、みんなのスネ夫くんを見たく

          わたしの頭の中の。

          貝殻の向こうに。

          今年は暑苦しい夏と思うだけで夏が終わりそうだったけど。 昨日お世話になっている方に色々と作業をした後、友人たちと共に晩ご飯をご馳走して頂いた。 その時に出してくださった海鮮料理。殻に入った貝があって、貝好きなわたしは食べるのが楽しみだった。 その殻に入った貝を見た時に、徳之島という南の島で暮らしていた母方の祖父を思い出した。祖父は自分で海へ行き「とびんにゃ」と呼ばれる貝を、わたしたち家族によく送ってくれていた。 祖父の家へ遊びに行っても、やはりそれが出てきた。初めて食

          貝殻の向こうに。

          わたしのパワースポット。 その1

          私には、毎月ではないにしても半年に一度くらいは絶対に行かなければならない場所がある。行かなければというより、体が「ねえ、そろそろ行った方がいいんじゃない?」と話しかけてくる。(かなりヤバい人。) 私はそういう場所のことを、勝手に「わたしのパワースポット」と呼んでいる。 パワースポットって、おそらく自然の力や神聖な空気を感じるものに対しての呼称かもしれない。だから「わたしのパワースポット」という話を、本物のパワースポット好きに話したら、何を言ってるの??と思われてしまうかも

          わたしのパワースポット。 その1

          ずっと話せなかった。

          つい30分ほど前、仲良くしてもらっている先輩から電話をもらった。 物理的な距離が出来て、なかなかお会いすることが出来なかった。機会はあったけれど、私の個人的な事情があって会いにいけなかった。その個人的な事情を、先輩にもきちんと話せないまま一年が過ぎていた。何度か連絡を取った時にも言えなかった。 それが今日、わたしの好きなキャラクターのスタンプが発売されるらしいという、先輩からの連絡があった。 いつもの感じでやりとりしていた。今日もきっと話せないかもしれない。 でも急に

          ずっと話せなかった。

          !!!と…が多い話です。

          少し前に、友人と猫カフェへ。 以前にも足を運んだことのある保護猫カフェへ、5年ぶりくらいに。 私は動物がわりと好きなんですが、猫様にはあまり好かれたことが今までありませんでした。 なんというか猫様たちから見ると「無」という感じなのか!?と思いながら。 猫ってそういうものよ〜と言う人もいますが、やはり自然と猫様が寄ってくる人を見ているとうらやましく…(隣の芝青すぎる…) でも猫様の自由さを見ているだけでも面白いので、今日もひたすら観察するぞ!!と思っていました。 友

          !!!と…が多い話です。