K大学附属小の公開研究会
2月上旬にK大学附属小学校の公開研究会に参加させていただいた。
対面で小学2年生の道徳の授業を参観。
担任をしているK先生が育てた子供たちの素敵さ。
「当てて~!」「はい、はい、はい~!」
と、公開研究会で言う元気な子供たち。
でも発言内容は深い。先生の問い返しも深い。子供らの振り返りもすごい。
導入から、震えた。
子供が価値に対してどこまで理解しているのかをK先生は見抜き、それを踏まえて授業を組み立てる。その場で授業を組み立てるのである。
導入は、「こんな見方もあった」「ちょっとレベルアップ」までを見つけさせるための、足掛かりの場面であることが改めて分かった。
授業の中でのK先生の授業戦略についても学べた。
① コントロール感があるが、思いを十分、はき出させる。
② 子供の意見を並列に聞かない。意味があると考える。
③ 意味付けして問い返す。
④ 相互指名はしない。45分で深めるために時間が足りないから。
⑤ 子供と作るが故に,指導案は方向性が書かれてあるのみ。
⑥ 全員参加できるサインアップの工夫をしている。
何点?1番2番3番のどれ?この意見に、マル、バツ、さんかく?などなど。
ぜひ、ぜひ取り入れていきたいと思った、実のある公開研究会。ありがとうございました。
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