大人になっても夢がある場所
WEB心理塾の出版コンペ、行ってきました。
出版企画書のプレゼンしている方は、起業している方、社長、経営者が多かったです。コンサル経験が豊富だったり、利益や実績を出している人だったり。一方で、私には教員経験しかありません。
企画書以前に「自分が何者か」分からない状態でした。
それでも、練習会を設定して、仲間と企画書を見合ったり、発表し合ったりしました。
練習会は結構、身を削りました…自分の黙っていた過去を暴いて、それから何が見えるか考え、支離滅裂でも表現しました。参加者の皆さんの思考過程も見て、過去や苦しみを自分の言葉で表現することの力強さを感じました。
でも、自分の企画書のレベルは、まだまだだと自覚していました。「出すのやめようか」と思い逡巡しました。でも、樺沢先生の「出すだけ出してみたらいいのに。」とfacebookのコメントを見て、「そうだよ、出そう!」と思って出しました。
決勝戦には出られなかったけれど、敗者復活で、自分が話すという展開に…。
つまり出場にアクセスした以上、可能性は0ではないのです。
私のプレゼンは、残念ながら、メソッドに独自性がなく、軸が曖昧だったので、編集者からの札は上がりませんでした。しかし、あの場に立っている自分は、「違う世界」に踏み込んだ自己変革の瞬間を感じました。
現在の私は、発信量も少なく、発信軸も定まっておらずの状態なので、「今は、これでよかった」と思ってます。1年後を見据えて、発信を積み重ねていく、という目標ができました
あの場にいたみなさん、全員、かっこよかったです。オンラインで応援してくださる方もたくさんいました。
さて、なぜ、今、出版なのでしょうか。
日本人の読解力は下がっています。OECDの調査では、2018年では、日本人(15歳)の読解力は2015年の7位から15位に下がりました。
大人も、日本人は本を読まなくなっています。大人の1日の読書平均は13分だそうです。月2〜3冊読むと日本人の上位15%に入るそうなのです。(Growth from Knowledge2016調べ)
スマートフォンの普及と関係があると考えられますが、とにかく、「読書機会の減少」は、私たちが、正しく・深い知識を得る機会の減少とも言えるでしょう。
樺沢先生は、本を読む文化を廃れさせたくない、広げたいという信念を持って、コンペを企画し、たくさんの編集者を会場に呼んで可能性の扉を開けてくれました。人気作家ながら、私たちにも等しく門戸を開いてくれます。日本人の著作活動を活発化させることで、出版文化や、読書習慣を大切にしていくことを展開しているのです。
今回、一緒に練習会をし、ものすごく努力し、入念な準備をしていた仲間が、コンペを通り、編集者の札が上がっていました。その瞬間も感動で、涙が出ました。
「大人の夢をつかむ場」って本当にあるのだなあ、となんだか、希望に満ちますね。 サラリーマン(公務員)になったら人生安定に向かって終わりかと思っていました…。
自分もそんなドラマを描きたい方、見たい方はこちらをどうぞ。
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