【インタビュー】フッドリッチトーキョーRAKO「安藤組“餓狼の血”を継ぐ男」の半生(後編)
幼少期より暴力で名を売ったひとりの男。現在はラッパーとして活動するその男には、あの伝説の愚連隊との“血の系譜”があった。
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死んだ仲間や会えない仲間のためにも
RAKOが逮捕されたのは18歳の時、罪状は監禁致傷だった。自分でも少年院送致はしかたがないと思っていた。だが取調べで刑事が口にした言葉に、反発心が湧き上がった。
「こいつは家系がロクなもんじゃないから」
怒りと同時に、古傷に触れたような疼きもあった。幼い頃から普通の家庭ではないことは充分わかっていたが、母方の血を知ったのはその後だった。
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