【知らない人に犯されたい】ハイスペ美女たちが何故…SNSで相手を募集「待ち合わせ痴漢」
知らない男性に痴漢されたい──
そんな女たちと、彼女たちにありつこうとする男たちの欲望を満たすため、かつて掲示板サイトを利用して行われていた「待ち合わせ痴漢」が現在SNSでにわかに注目を集めているというが……
女性のみならず場合によっては男性までも被害に遭い、検挙数が減らないことから長年問題視されている痴漢。
日本では長いこと「見つけても見て見ぬふりをする」「それくらいで騒ぐもんじゃない」と無碍にされてきた痴漢が厳罰化されたのは、司法の長い歴史と照らし合わせればつい最近のこと。
まごうことなき、社会の悪。
鉄道職員の監視や警察の逮捕を逃れ続けてきた痴漢男たちを「私人逮捕」するYouTuberも続出するなど、改めて痴漢というものが人々の憎悪の念のもとフィーチャーされている。
しかし「痴漢をされるため」に電車へと繰り出す女性たちが、ごく一部ながら存在するのをご存知だろうか。当然、そういった行為が両者同意のもと行われる場合、「公然わいせつ罪」で起訴される可能性があり、むしろ犯罪者側になるわけである。
それでも痴漢をされに、今日も満員電車に乗る──。
一般的な女性や、健全な庶民にとっては同じく害悪な存在であるかもしれない彼女たちのリアルな声を聞く。
「知らない人じゃないと興奮できない」
「私はX(旧ツイッター)で参加者を募集することが多いです。『今週待ち合わせ相手募集します』みたいに告知だけして、詳細はDM(ダイレクトメッセージ)で相手と決めます。基本的にこだわりはないんですが、“裏垢”の共通の知人がいる人や、相手のSNSの投稿を見て信頼できそうな人とだけ会ってます」
そう語るのは、中規模広告代理店に勤める舞香さん(仮名・22歳)。スラッとした高身長美女で、どこからどう見ても男に困っているようにも、特殊な性癖があるようにも見えない。
彼女は日頃、自身の性癖をオープンにした “裏垢” を日常的に更新しており、極稀に通勤か退勤のラッシュ時を狙い、電車で自分を痴漢してくれる男性を募集する。同様に裏垢を持つ仲間たちができていくに連れ、それなりの規模のコミュニティとなり、情報交換をするようになるわけだが、そこで悪評のない人物や、SNSの投稿からある程度の素性がわかる人物であれば、その男性との待ち合わせを決行する。
当日は、DMで取り決めた日時に、事前に指定した車両付近のホームや車両内で、着用している衣服や容姿の情報を元に合流し、プレイスタート。そのプレイ内容自体はお尻を触ったり男性のブツを衣服の上からしごいたりと、比較的ソフトなものが多いとか。
しかし、わざわざ他人をSNSで募集するわけである。なぜわざわざそんな面倒でリスキーなことをするのか。舞香さんは涼やかな目をこちらにまっすぐに向けながら、淡々と説明する。
「やっぱり初めて会う人の方がリアルだし興奮するじゃないですか。ホントは “ガチ痴漢” がいいんですけど、私みたいな気の強そうな見た目だと痴漢に遭うことってまずないんです。友達の女の子も同じ理由でやってます」
確かに、痴漢被害に遭う女性の多くは、控えめそうな容姿をしていることが多い印象が強い。
しかし、妄想にタブーなし、痴漢されることを夢想するだけなら問題はないものの、実際に実行するとなると話は別。考えようによっては、舞香さんは世間の痴漢被害を増長させている存在とも言えるのではないだろうか。
「私みたいな存在が痴漢の片棒を担いでるって言われちゃうかもしれないですけど、たしかに否定はできないです。実際に被害に遭われて苦しんでる方がたくさんいるのは分かってて、そういう方に対しては本当にかわいそうだなと思う気持ちがあるんですが……。それとこれは別というか。あくまで私は、相手と合意の元やってるわけですし。公然わいせつって言ったって、絶対みんな気づかないと思いますよ。こっちはプロですもん(笑)」(舞香さん)
ちなみに、待ち合わせ先で合流した男性は意外にも痴漢プレイだけ楽しんでサッと帰ることが多いとのこと。「みなさん紳士なんです♪」と笑顔で話す舞香さん。うーん……紳士かどうかとか、そういうことなんだろうか。
世の痴漢が憎い女性、冤罪被害を受けた男性からは、怒りを買うであろう発言のオンパレードだが、これが彼女たちの日常なのである。
知らない男が入れ替わり立ち替わり……
待ち合わせ痴漢が行われるのは電車だけではない。同じくSNSで相手を募集し、ネットカフェでの痴漢プレイを楽しむ女性もいる。
彼の前で寝取られたいという特殊趣味のある彼女を持つ健人さん(仮名・32歳)は、不定期で “待ち合わせ相手” を募集している。
「まず事前にDMをして、僕がOKだと思った人だけに店舗と部屋番号を伝えます。男性が部屋前に来たら、SNSのアカウントを見せてもらって本人確認をしてから中に入れる。その間、彼女は目隠しされた状態で待機してて、その後は男性が彼女に襲いかかってスタートって感じです。僕は適当に休憩スペースとかで時間つぶしてます(笑)。その人のプレイが終わったら、次のアポ相手に連絡するって流れです」(健人さん)
なんとも衝撃的な話である。しかも、いわゆる完全個室ではなく、簡易的な扉が設置されており、扉上部は空洞で誰でも覗ける半個室タイプの部屋でプレイをしているという。声や音が漏れるか漏れないかの緊張感がまたスパイスになるらしい。
ちなみに、こういった趣味があるのは彼女側だというが、健人さんの内心は実際どうなのか。
「最初は全然意味わかんねえ! って感じだったんですけど、案外すぐ受け入れられちゃったんですよね(笑)。普段はエリートサラリーマンって感じの彼女なので、そういうところで奔放になっちゃったのか……。でもそういうところも好きなんです。それに、待ち合わせプレイした日のセックスはいつもと違うテンションになって結構楽しいんですよ」
アバタもエクボか、元々ノーマル趣味だったはずの健人さんは、本来なら敬遠したいほどの彼女のアブノーマルな変態性に夢中になってしまったらしい。愛ってすごい。
ちなみに好事家たちによると、指定されたネカフェで一般客を装って支払いを済ませるだけのため、安全に痴漢プレイができるのがメリットなんだとか。
どんな欲望も、とどまるところを知らないのは人のサガ。待ち合わせ痴漢はいずれも公然の場で行われるため、様々なリスクがあるものの、アブナイ橋を渡りたがる一部の変態美女たちを虜にしていることは間違いないようだ。