警察担当記者は警察とズブズブになるほど偉くなる【ルポライター安藤海南男「さよならマスゴミ」#7】
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ひとさまの世話になることほど、みじめな気分になることはない。では「一人で生きていけ」と言われれば、それはそれで難しい。独力で自活できる方法といえば、医者や弁護士のような士業に就くか、資本家にでもなるしかない。だから、吹けば飛ぶようなしがないサラリーマン記者は、日々受ける屈辱を受け流し、自尊心をすり減らしながら会社という「看板」の陰で息を潜めるしかないのである。
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