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新年に読みたい!やる気スイッチが入る書籍3+1選

ドングリfmの放送を聴いていたら、ナツメさんが言った。『ウチの母がそろそろその年齢で』そのはリタイアやら定年やら第二の人生とか呼ばれる。
いままでがむしゃらにやっていた人が仕事を卒業した時、誰もが暇を持て余すらしい。
その境地はまだまだ想像できないけど、アンサー的な書籍に幾つかアテがあるのでおすすめしたいと思った。

01 わが妄想|モハメド・オマル・アブディン

[万人向け]
これは先日聴いていたラジオ番組で取り上げられていた本だ。いわゆる外人が日本にやって来て起こった七転八倒の体験記かと思いきや、なんと著者は『盲目』である。なんで日本なのよ。というツッコミも本を読めば納得。日本人のヤワな思想では到底想像が追いつかないような人が世界にはたくさんいるんだなと思う。何にせよ、自分がもっすごスモールに見えてくる。この人の行動に比べればなんでもできそう。…系のチカラが湧き出てくる。ノンフィクションライター高野秀行さんのお友達でもあり会話にもよく出てくるスーダン人がいるなと思っていたその人だった。

02|食べることも愛することも、耕すことから始まる 脱ニューヨーカーのとんでもなく汚くて、ありえないほど美味しい生活

[やや女性向け]
タイトルが長いけど、その通りの内容。パートナーと出会うことで、人生の岐路が大きく変わっていく人がいる。ぼく自身もこの類いに入る方の人間だ。この著者は、生き方と生業が別物になった。元編集者のシティ派が、大自然ローカル派になっていく。その移り変わりのグラデーションに読者も目が離せなくなっていく。憧れつつも、リアルな現状。あなたも必ず影響されるはず。翻訳モノが苦手な僕でも、とてもスムースに読むことができるくらいすごく翻訳が自然。

03 アーバンサバイバル入門

[ややおじさん向け]
衝撃的な内容も含むが、只々、頷いてしまう。筆者は正しい。決して、こちら側に無理矢理差し出してくるような事はしない。だけども、今までわかってたけども、なんとなく目を逸らしていた様な真実を、そっと差し出されたような感覚。多分、特にかつて少年だった人は、心が躍り出す。カブトムシをとりにいく、その延長に全てが繋がっているような気がする。いつかミドリガメの鍋を自分で作って食べたいと思っている。(最近すしを握っているナルミさんの延長線にも繋がっている気が)著者の服部文祥さんの本は全部面白い。きっと嘘がないからだと思う。この本がファースト服部でしたが、以来トリコになってしまった。

04 (書影とタイトルが不明、捜索中)

[趣味が欲しい世代向け]
こんな世界があるのか。これがぼくの初見だった。綺麗なグラフィックの作品なのかな。と、しかし真実は、親のボケ防止対策だった。ある日、父親に出した宿題の切り絵。これが父親らしからぬささくひんを生んでいく。けいぞくはチカラなり。次々に宿題をクリアして膨大なさくひんが生まれていく。きっと、多くの人は「どうせなら」「いっそ身になる」「人のために」とかとか意味に囚われすぎる。結果何もやらないやれない人に。なんでもいいのである。階段は一段登った先に見える景色がきっとある。それを教えてくれた本だった。しかし、この本、確か図書館で借りた本で、内容は覚えているのに、本のタイトルが不明。検索するも、全然出てこない。以前、暮らしの手帖でも取り上げられていた微かな記憶が…(しってりる人がいたら教えてください)確か著者はじょせいで、どこかでアート系のワークショップ教室を主宰されていたと思う。

動機はなんでもイイ気がする。ドングリfmでもとにかく素早くやってみる事を推奨していた回があった気がする。今回は、そんな動機のスイッチをONにしてくれる本を推してみました。

僕は、毎日のように本を買ってしまう程、本好きだ。ちょっとした趣味というか病気かもしれない。きっとインクとか紙が好きなのかもしれない。積ん読が溜まっていく。そのうち、本屋でもやろうと思っている。図書館でもいい。その時は、ぜひ来てください。

うちの猫のオヤツが豪華になります