見出し画像

悲劇を好む

みなさまこんにちは。
昨日は何もやる気が起きないどころか、少し気分が落ち込み気味でした。
特にこれということもないのですが、休み明けですし体がまだついて行ってないのかと思います。
本当にむりせずボチボチとやっていきたいと思います。

そんな昨日、一日中ネットであることを検索していました。
それは、「悲劇」について。
もう少し現代的に言い直すと、バッドエンドやうつ展開を有する作品群を調べていました。
要は、物語の中でもハッピーエンドではないもの、ですかね。
私はそういったものが大好きなのです。

例えば、シェイクスピアの4大悲劇。
その名の通り、いずれも救いのない結末をむかえるのですが、なぜかそういうものに触れると、カタルシスと言うのか、少し心が落ち着くのです。

現代にも小説・映画・アニメ・ゲーム問わず、多くの悲劇が存在しています。
私が実際に観た映画だと「ミスト」と「セブン」が筆頭です。これらはもう二度と観ることはないと思います…

では、なぜ私は悲劇を好むのか。

そもそも、私は必ずしもフィクションに対して、ハッピーエンドを求めてはいない。
スッキリ終わるものも良いのですが、人生がそう単純に割り切れるものではないため、ハッピーエンドに対して違和感を感じる時すらあります。
ハッピーエンドは、あくまで「物語ストーリー」を「物語フィクション」という枠に閉じ込めてしまうと感じています。
それはそれで大いに楽しめる作品が多いことも承知の上です。ジブリとか。

一方、悲劇は違います。
悲劇は、人が生きていれば少なからずそういう経験をしますので共感性が高い。
物語ストーリー」を「現実リアル」に(一部)変換して楽しむことができる。
ハッピーエンドが持つ「あーはいはい、この二人が結ばれてめでたしね」という一種の惰性がないのが良いのです。
(※個人の感想です)

たぶん、シェイクスピアの4大悲劇が読み継がれていることからも、人は本質的には悲劇が好きなのではないかな、と思います。
それに、悲劇の方が頭に残りやすい気もします。

ただし、悲劇はハッピーエンドにはないカタルシスを提供してくれますが、作品によっては(本当に)容赦ありませんので、くれぐれも精神状態を鑑みて触れてみてください。

今日は以上です。
なんとか記事が書けたことにホッとしています。
今日もゆっくり休んで、明日に備えたいと思います。
ごきげんよう。



いいなと思ったら応援しよう!

じとめん
サポートをしていただけるようなことがあったら踊り狂います。 どこかの誰かの何かに届けばいいな。