クライアントの「本当に欲しい」を引き出すPMの流儀――Jiteraでのチームビルディングと成功事例
プロジェクトマネージャーとしての哲学
――クライアントとの信頼関係を築くために心がけていることは?
私はプロジェクトマネージャー(PM)として、あらゆるコミュニケーション手段をバランスよく活用しています。メール、オンラインミーティング、オフラインでの対話など、顧客に合わせた方法を柔軟に選択することで信頼関係を深めます。メールや資料などの文字情報だけでは伝わりにくい場合は図や動きのある資料を用い、口頭での会話を通じて相手の意図を正しく汲み取るよう努めています。こうした細やかな対応が、顧客とのスムーズな意思疎通につながり、長期的なパートナーシップを築く基盤となります。
――ニーズの本質を探るためのアプローチやテクニックは?
顧客が目標を掲げていても、その背後にある背景や悩みが整理されていないケースは少なくありません。そこで私はまず、顧客が「どこで行き詰まっているのか」、「それはなぜなのか」を徹底的に聞き出します。一方的に提案するのではなく、相手が抱える課題を真正面から受け止めることで、不要な手戻りを防ぎ、より本質的なソリューションを最短で提供できるのです。これは医師が患者が訴える症状から丹念に患者のことを聞き出すことで本質的な治療方法を行うことに似ていて、顧客の声から潜在的なニーズを浮き上がらせることで私たちPMは的確な解決策を紡ぎ出すことができるのです。
――困難な要望や問題に直面した際の対処法は?
プロジェクトの途中で「実はこの機能がほしかった」とご依頼を受けることは珍しくありません。しかし、そうした局面は、むしろ顧客との距離を縮めるチャンスでもあります。焦らず、相手の意図をもう一度ていねいに確認し、適切な対応策を提案することで、「Jiteraなら任せられる」と感じていただくことができます。急な要望に対しても落ち着いて対処し、一呼吸おく時間を確保してから行動することで、スムーズなリカバリーが可能になるのです。このように私たちにはソフトウェアの専門医のような役割だけでなく、救急治療を行うスタッフのような役割も求められます。
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チームとのコミュニケーション
――エンジニアやデザイナーと円滑に連携するために、どのような点を心がけていますか?
PMは、どこにボトルネックがあるのかを即座に見極め、必要な情報やリソースを提供してエンジニアやデザイナーの作業をスムーズに進める役割を担います。例えば、デザイナーが仕様の不明点で手が止まっているなら、素早く補足情報を提供する。エンジニアが開発を進めるために要件を明確化する必要があるなら、口頭での打ち合わせやSlackでの即時コミュニケーションを行います。こうした細やかな連携が、チーム全体の生産性とソフトウェアの品質を高めます。
――多国籍なチームで働く際、英語や文化の違いに不安を感じる人も多いと思います。その点についてはどうお考えですか?
確かに、海外メンバーとのコミュニケーションにハードルを感じる方は多いですね。私自身も英語でのやりとりに慣れるまで時間がかかりました。ですが慣れないうちはあらかじめ質問や発言内容を整理し、会議の前に簡単なフレーズをメモしたカンペや会議のアジェンダを準備すれば、必要な情報はメンバーに伝わりますので、必要以上に構える必要はありません。たとえ拙い英語でも、お互い非ネイティブであることが多いので、場数を踏むうちに自然と慣れていきます。ツールや翻訳補助を活用し、少しずつ自分の表現力を磨いていくことで、新たな環境にも柔軟に適応できるはずです。
――「アドベントカレンダー」の取り組みが社内で行われたと聞きましたが、その狙いは何だったのでしょうか?
フルリモート環境が当たり前になると、同僚の素顔を知る機会が意外と少なくなります。そこで私は交流を深める一環としてアドベントカレンダー記事を書く企画をしました。日替わりでメンバーが何らかのコンテンツを社内に共有する企画で、相互理解や交流のきっかけづくりに役立ちました。多くのアドベントカレンダーはインターネット上の技術的交流や発信が主な目的ですが、敢えて社内イベントとして企画することで誰でも参加できる雰囲気を作ることを心がけました。
それぞれのメンバーの人柄や趣味、考え方などを知ることで、チーム内に温度感が生まれ、スタートアップ特有の協働しやすいカルチャーがさらに強まったと感じています。
成功事例と課題解決のエピソード
――思い出深いプロジェクトや成功事例はありますか?
配車シミュレーションアプリの初期開発は、私にとって特に思い出深い経験です。Webアプリ開発と数理最適化アルゴリズムの実装を同時進行するなど、技術的にも難易度が高い案件でしたが、PMとしての視点だけでなく必要に応じてエンジニアリングにも自分自身参加し、チーム全員でアイデアを出し合った結果、顧客の満足に届くようなソリューションを成果にすることができました。
ーー最後に、三木さんにとってJiteraでPMとして働く魅力とは?
Jiteraでは自社のAIアシスタントツール「Jitera」を自ら使い込み、改善を続ける「ドッグフーディング」を実践しています。これにより、受託開発プロセスを高速化することができ開発期間の短縮の恩恵を受けられるほか、実際に製品を使うことで見つかった改善点を洗い出すことで、新たな価値を創出するサイクルが回っています。単に「依頼されたソフトウェアを開発して終わり」ではなく、自社製品発展のエコシステムに直接関与し、その進化を推し進める役割を担えるのがPMの魅力です。自分の提案や判断が、プロジェクトを通じて製品そのものの成長や市場での存在感に結びつくことは、他のソフトウェア開発企業にない大きな魅力となっています。是非ともこの貴重な環境で一緒に働ける仲間を歓迎しています。
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