辞書尚友

じしょ-しょうゆう【辞書尚友】(名)①辞書好きが集う学生団体。辞書の研究、記録、普及活動を行う。2023年9月設立。②学生団体「辞書尚友」の活動目標。辞書を読んでことばを友とすること。「読書尚友」をもじったもの。※高校生支部「辞書高翔」の記事もマガジンにまとめています。

辞書尚友

じしょ-しょうゆう【辞書尚友】(名)①辞書好きが集う学生団体。辞書の研究、記録、普及活動を行う。2023年9月設立。②学生団体「辞書尚友」の活動目標。辞書を読んでことばを友とすること。「読書尚友」をもじったもの。※高校生支部「辞書高翔」の記事もマガジンにまとめています。

マガジン

  • 辞書高翔

    高校生支部「辞書高翔」の記事一覧です。

  • 国語辞典の図版を数える

    連載「国語辞典の図版を数える」をまとめました。図版を数えています。

  • 序文‐1グランプリ

    各メンバーが自分の推し序文を紹介する企画です。

最近の記事

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ごあいさつ【ご挨拶】

じこしょうかい【自己紹介】学生団体「辞書尚友」は、辞書が好きな大学生により設立された、辞書の研究、記録、普及活動を行う団体です。 上に示した「読書尚友」のように、辞書を読んでことばを友とすることを目的としています。 れんさいよてい【連載予定】・辞書の有名な語釈集 ・辞書最初から最後まで読んでみた ・図版からみる辞書 ・推し辞書を語る会 などなど、様々な企画を予定しています。 メンバーぼしゅう【メンバー募集】辞書尚友は、現在4年生1名、2年生1名で活動しています。 メンバ

    • 【活動史】辞書尚友は一周年を迎えました。

      辞書尚友は2024年9月11日で一周年を迎えました。 ここまで活動を続けることができたのは、いつも辞書尚友を応援してくださるみなさま、そして全てのメンバーのおかげです。 今回は、辞書尚友の1年を時系列順に振り返っていきたいと思います。(Lakka) 2023/9/11 辞書尚友設立、「ごあいさつ【ご挨拶】 」公開 中央大学の大学用語辞典『中央辞』を編纂していたふずく(中央大学文学部4年)、早稲田Wikipedianサークルで辞書好きのウィキペディアンとして活動していたLa

      • 【キラキラ】辞書にブックコートフィルムを貼ってみた【ツルテカ】

        ごあいさつ お久しぶりです、カメこです。 日本国語大辞典(日国)第三版の発表を受けた皆さまにおかれましては、ますますご乱心のことと存じます。 今回は、図書館の本によく貼られているツルツルのフィルム、「ブックコートフィルム」を、ちょっとワケありな国語辞典にかけてみたお話です。 ※ご紹介する内容はあくまで趣味の範囲です。ちゃんとした本の修理をご希望の方は製本会社にご依頼をお願いします。 ブックコートフィルムについてブックコートフィルムは、本の劣化を防ぐために貼るフィルムです

        • 【すごい】辞書マニアの蔵書管理事情

          突然ですが、みなさんは辞書を何冊くらい持っていますか? 私は最近100を超えたところです。辞書っていつのまにか増えていますよね、不思議です。夜中に小人が増やしていったとしか思えません。 Q.そんなに辞書を持っていたら自分が何を持っているか忘れない? A.忘れます。買った記憶のない辞書が突然本棚から出てくるなんてざらです。 人より辞書を使っている自負はありますが、アプリ版がある辞書はそちらで引きますし、今第7版とか第10版が出ている辞書の初版や第2版なんて、よっぽどのこと

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        記事

          【序文-1グランプリ】Lakka編

          Lakkaです。序文-1グランプリは構成だけ練っていた「序文をひたすら読むだけの記事」を企画化したものです。これまでに2人のメンバーが個性溢れる記事を投稿しています。 前の記事からかなり時間が空いてしまったので(怠惰・大反省)、ルールと注意点をおさらいします。 ↓↓ 前回の記事はこちら ↓↓ さっそくですが、私が紹介するのは 『明鏡国語辞典 初版』(大修館書店、2002年)です! これからその推しポイントを語らせていただきます。 『明鏡国語辞典』とは?そもそも『明鏡国

          【序文-1グランプリ】Lakka編

          国語辞典の図版を数える:④辞書ごとに見る

          連載「国語辞典の図版を数える」では、数回に渡って辞書ごとの特徴をまとめてきました。ついに「辞書ごとに見る」章は今回で最後となります。どうぞ最後までお付き合いください。(Lakka) 📍はじめに今回は<旺国11><学現新6><明鏡3><岩国8>について見ていきたいと思います。繰り返しになりますが、注意事項は以下の通りです。 ↓↓ 概要と結果はこちら ↓↓ 💡<旺国11>旺文社(2013)を見る初版:1960年 ターゲット層:中高生〜社会人 『旺文社国語辞典』は「旺国民」

          国語辞典の図版を数える:④辞書ごとに見る

          【活動報告】国立国語研究所見学

          6月18日に国立国語研究所の見学をさせていただきましたので、そのレポートをしていきたいと思います。今回は3名が参加しました。(Lakka) イベント概要当日は、国立国語研究所の柏野和佳子先生に案内していただきました。柏野先生は『広辞苑』や『岩波国語辞典』の執筆や編纂に携わっているだけでなく、国語辞典に関する論文も多く執筆されています。 今回の見学イベントは、以前柏野先生にお会いした際に、ぜひみなさんで国語研へ!とお誘いいただいたことをきっかけに実現しました。(完全に先生の

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          【辞書マニア監修】メルカリやヤフオクで辞書を売る方法

          春を迎え、断捨離がはかどる季節になってきました。自宅にある古い辞書を処分したいと考えている方も多いのではないでしょうか。 そんな方々に朗報です。 世の中には辞書を集めることを趣味とする私のような変人も存在します。ぜひあなたの辞書も買い取らせてください!!!! しかし、なかなか売りたい人と辞書収集家がマッチできていないという現状があります。なぜでしょうか。 それは、商品情報に私たちの知りたい情報が掲載されていないからです。 この記事では、辞書マニアである私Lakkaがメルカ

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          【ウィキペディア編集記】『明鏡国語辞典』を加筆する

          みなさんお久しぶりです!Lakkaです‪。 私は辞書好きであると同時に、趣味でウィキペディアの編集を行うウィキペディアンでもあります。これまでnoteでは辞書の話をたくさんしてきましたが、「そろそろウィキペディアについても語りたい!!!」ということで、今回はウィキペディア回です。 最初にウィキペディアに関する簡単な説明をした上で、先日加筆を行った『明鏡国語辞典』の編集過程についてまとめていきたいと思います。 超大作になってしまいましたが、ウィキペディアの編集に関心を持つ方々

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          【参加レポ】毎日新聞 ことば茶話 第3回

          やあやあどうもふずくです• ᴥ • ついに大学を卒業しました。 今回は、1月27日に行われた毎日新聞のオンラインイベント「ことば茶話」第3回について、感想を述べていきます。 前回の記事はコチラ ことば茶話とは今回のテーマ円満字さんと歩く漢字の世界 今回のゲストと聞き手ゲスト:円満字二郎(えんまんじ・じろう)さん 円満字さんは、毎日ことばplusで連載があります。 会員登録(無料)で読むことができます。 聞き手:平山泉(ひらやま・いずみ)さん 感想漢和辞典は「集め

          【参加レポ】毎日新聞 ことば茶話 第3回

          【参加レポ】2023年度JACET英語辞書研究会第2回例会

          こんにちは!Lakkaです。 3月10日に中央大学にて行われた2023年度JACET英語辞書研究会第2回例会に参加してきましたので、今回はそのレポート回です。10月の第1回例会では本サークルの代表・ふずくも発表しました。 ↓↓ 第1回例会のレポート記事はこちら ↓↓ 辞書尚友からは、前回と同じ3名が参加しました。 JACET英語辞書研究会とはプログラムテーマ:辞書製作にまつわるお金の話 ・廣瀬恵理奈氏(株式会社kotoba)「辞書を取り巻く状況」 ・星野龍氏(株式会

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          【顔がいい】辞書 装丁だけ総選挙2024

          Lakkaです。みなさんは「女性アイドル顔だけ総選挙」を知っていますか?ラジオ番組『レコメン!』が2020年まで行っていた「顔だけで選ぶ好きな女性アイドル」の投票企画です。私も女性アイドルのファンなのですが、推しではないけれど顔がとにかく好きなメンバーが存在します。あまりに顔がいいので気がつけば写真を保存しているし、うっかりグッズを買っていたりします。辞書も同じです。 そういうわけで勝手に「辞書 装丁だけ総選挙2024」を開催します。審査員は私Lakka、”装丁だけ”なので日

          【顔がいい】辞書 装丁だけ総選挙2024

          【活動報告】大宅壮一文庫見学

          みなさんこんにちは、Lakkaです。 2月7日に大宅壮一文庫の書庫見学をさせていただきましたので、そのレポートをしていきたいと思います。 大宅壮一文庫とは?所蔵タイトルは約1万3000種、所蔵冊数は約80万冊です。創刊号だけで8000誌ほどあり、現在も年間約600タイトル、7000冊が増加しています。 特徴的なのは”大宅式分類法”という独自の分類法。「大項目33 中項目695 小項目約7000」と非常に細かく分かれており、ノイズの少ない検索が可能です。最近リニューアルした

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          【参加レポ】今年の新語2023meets国語辞典ナイト

          本記事は2023年11月30日に行われた今年の新語2023meets国語辞典ナイトのレポートです。(大遅刻) 今年の新語をLakkaが、国語辞典ナイトをふずくが担当いたします。 前半戦!今年の新語2023Lakkaです! 私からは辞書界隈の一大イベント、今年の新語についてご紹介します。 今年の新語とは? 多くの辞書を発行する出版社・三省堂によって2015年から開催されているイベントです。前身は飯間浩明先生(『三省堂国語辞典』編纂者)が独自に行った今年からの新語2014。

          【参加レポ】今年の新語2023meets国語辞典ナイト

          【参加レポ】毎日新聞 ことば茶話 第2回

          やあやあどうもふずくです• ᴥ • 大学最後の期末試験を終え、卒論の口述試験を終え、やっと落ち着きました。 今回は、だいぶ前になってしまいましたが、11月29日に行われた毎日新聞のオンラインイベント「ことば茶話」第2回について、感想を述べていきます。 第1回の記事はコチラ ことば茶話とは今回のテーマ調査官に聞く ~秋の恒例,国語世論調査 今回のゲストと聞き手ゲスト:武田康宏(たけだ・やすひろ)さん 武田さんは、「毎日ことば」でインタビュー記事も出されています。 聞き

          【参加レポ】毎日新聞 ことば茶話 第2回

          国語辞典の図版を数える : ③辞書ごとに見る

          Lakkaです🐰 みなさま新年あけましておめでとうございます!今年も様々な記事をお届けしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。 少し時間が空いてしまいましたが前回に引き続き、それぞれの辞書の特徴を確認していきたいと思います。 📍はじめに今回は三省堂から出ている3つの辞書、<三国8><三現新6><新明国8>について見てみましょう。 ↓↓ <新選10><現国例5>はこちら ↓↓ ↓↓ 概要と結果はこちら ↓↓ 💡<三国8>三省堂(2022)を見る初版:

          国語辞典の図版を数える : ③辞書ごとに見る