自然とは何か?
こんにちは。かどやです。
すみません。今回は少し難解かもしれません。
でも出来れば読めるところまで是非読んでみてください。
さて、自然とはなにかと問われれば皆さんは何と答えるでしょうか?
私は一昔前までは、人工の反対側が自然だと答えていました。
皆さんもそう思いませんか??
だって、【手付かずの自然が残っている】とか言いますよね??
でも、ある時私はとあるお坊さんに言われたのです。
「その自然には人が入っていないのでは?」と、
私はハッとしました。
私はその通りではないのかと思い悩みました。
『あれ?ヒトも自然なのか…?』
『言われてみればヒトも動物だよね…』
私はさらに頭の中で深く考えを巡らせてみました。
『でもヒトの手で生み出した科学やテクノロジーは、さすがに自然とは違うよね?それこそ人工物だよね?』
さらにさらに私は考えを巡らせます。
『というか、今考えている脳は自然の物なのか?』
『脳自体は自然の物なのかもしれないが、その脳で生み出している思考や妄想は、これは人工物になるのか?』
だんだんと、思考の対象が周辺の構造物から、人工を生み出す種である人間の思考へと移り変わっていきました。
そして私は今の結論に落ち着きました。
結論
『手付かずの自然は野生である。そして自然とは野生と人工の間にある。さらに、ヒトの身体は野生だが、思考は人工である。自然とは身体と思考を調和させたとき、そこに現れる観性である。』
もっと分かりやすく説明しますと、例えば、完全に手付かずの山よりも、人間が少し手を入れている山のほうが、そこの生物は安定したりするのです。
また、自然農という自然に任せる農業でも、完全になにもしないよりも、少し手を加えたほうが、虫がつかない元気な野菜が育つと教えられています。
そして、人の身体の治療でも、完全に治癒力だけに任せるよりも、少しお医者さんが手を加えるほうが治りが早かったりするかと思います。
つまりそれが野生を人の力で調和した自然の状態であるというのが私の結論です。
まさに地球のお医者さん!!
さてさて、この私の結論、皆様はいかがでしたでしょうか?
あなたにとって自然とは何ですか?
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