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プレゼン資料-価格表スライド作成で絶対に抑えるべきポイント3選
(初回投稿がこんなニッチな記事でよいのでしょうか←)
タイトルの通り、今回は価格表作成のポイントについて解説いたします。見積提出、提案書、製品紹介チラシetc...お仕事で価格表をパワポで作る機会って意外に沢山ありますので、今回はそのテクニックをまとめていきたいと思います。
POINT①『金額は右寄せにしましょう!』
「こんなの常識だろう」と思われるかもしれませんが、意外に金額を中央寄せしてしまっている資料をたくさん見かけます。領収証なども同じですが、金額は絶対に右寄せにしましょう。
こんなイメージです。右寄せにすると自分の検算も、お客様から見ても計算もしやすいですね。また、桁区切り、単位等の基本的なことも怠らないようにしましょう。(※価格の情報は一つでもミスがあると信頼感を失ってしまいますので、特に丁寧にしましょう)
POINT②『表の背景色は実は白が正解(無難)』
表(テーブル)の色ですが、背景色で全面塗り潰しは、使わないこともないですが、かなりセンスが必要です。シンプルに白の背景色が「使いやすい」「見やすい」「どんなものにも合う」ので一番よいと思います。明細数が多くなる場合でも、背景色あり/無色の繰り返しにすると見やすいです。
PowerPointの[テーブルデザイン]から何気なく選んでしまうと逆に見にくい価格表になってしまうので、注意しつつ、丁寧につくりましょう。
POINT③『価格表には必須項目がある!』
長年、営業として見積資料を作成していますが、ものすごく重要なのに、多くの方に忘れられている項目があります。
それが・・・
「税込/税別」の記載です。
・・・これまた「なんだそんなこと」と思うかもしれませんが、とにかくこの記載、忘れられることが非常に多いです。おそらく「業界的に税込が常識」「普通に考えれば税込って誰でもわかる」のように思われてることも多いようです。これを記載していないと幼稚な資料と思われてしまいますので、絶対に記載しましょう。その他にも必須項目は以下のようなものがありますので、丁寧に記載しましょう。
<その他必須項目>
『単位』・・・資料に締りが出ます。また、昨今のIT業界では「年額」「月額」「一式」「(チケット制度のような)1回」、「人月」等色々な単位が使われるようになっています。
『明細ナンバー』・・・明細数が多い時に。特に見積説明でお話する時に「明細No3のA商品ですが、〇〇が特徴になっております」など口頭での説明もしやすいです。
『単位(通貨)』・・・「円」と記載するようにしましょう。私は昔いじわるな上司に「ジンバブエドル決済するわ」と言われたことがあります(半分冗談の半分ほんとうです笑)
※おまけ:カッコイイ『価格表(テーブル)』イメージ
記載した後になって気付きましたが、価格表というと、以下のようなイメージをする人の方が多いですよね。
<セールスフォースのホームページの価格表>
ホームページやWebデザインのようなクオリティの価格表を作るのは、営業の現場の時間は限られていますし、資料作成=「カッコイイ」「デザインがすべて」ではありません。時間は有限ですし、会社に専門のデザイナーがいる場合には、その人に任せましょう。私が作成する場合でも、少なくとも案件や商談個別に作っていると時間がありませんので、比較表や製品汎用資料など必ず複数人・複数回使ってもらえる場合のみ作成をします。デザインのクオリティもよい意味で割り切りします。
営業でもあり、デザイナーでもあるので、機会がありましたら、こんな資料の作成方法も記事にしてみたいのは山々なのですが、記事の長さも区切りよくなって来ましたので、本日はここまでと致しましょう。
以上です。 よろしくお願いいたします。
<本日のレベル>星4つ★★★★☆ 「資料作成を得意スキルに、職場で一目置かれる」