はじめてのパワポ資料作成【第3回】フォントはこれだけ使えればOK!
フォントとは、文字の書体(種類だけでなく、大きさや太さも含んだ文字全体を指すことが多い)のことですね。
学生の方も、論文を書く時、TimesNewRoman等ゼミの指定のフォントを使ったことがあるかもしれませんが、ビジネスでも一般的によく使うフォント=定番がありますので、覚えてしまいましょう!
フォントで大きく印象が変わる
まずはじめに、フォントが与える印象について見てみましょう。
もし、普段フォントをあまり気にしたことがない方は、身の回りのポスター、ホームページ、カタログ・パンフ、スーパーの食品パッケージ・・・などを是非一度見てみてください。
それぞれ、使用されているフォントが全然違い、印象がだいぶ異なることがわかると思います。
パワポで使うフォントの"決まり"
このような例のとおりフォントはデザインや与える印象に非常に大きな影響があるのですが、これを一から考えて選んでいたら、もうそれは職人デザイナーです(笑)
ビジネス資料でよく使うフォントはほぼ決まっており、種類もほとんどありませんので、覚えてしまいましょう!
メイリオが定番
Meirio UIではなく「メイリオ」が鉄板です。デザイン視点で視認性がよい、読み易いのはもちろんですが、多くの企業の資料テンプレートにメイリオが採用されているため、流用や利活用しやすいという理由もあります。いちいち資料のコピペのたびにフォントを変更していては手間ですからね。
英数字はArial
これも定番かと思います。Calibriも一応ありますが、メイリオとフォントの大きさが合わないので、大体はArialを使いますね。
番外編:KeynoteやGoogle スライドで使うフォントは?
どちらもパワーポイントと同じようなプレゼンツールです。メイリオとArialでも、もちろんOKなのですが、これらは標準セットされているフォントがすばらしいので、是非つかいましょう。Keynote(Mac)の場合は「ヒラギノ角ゴシック」Google スライドは「Lato」がめちゃくちゃキレイで見やすいフォントなのでおすすめです。
まとめ
私は趣味で音楽をやってますので、ライブのフライヤーをデザインすることがあるのですが、フォントにむちゃくちゃこだわったりします。
平気で100種類くらいのフォントを入れ替えてフライヤーを作って、「これだ!」と思うフォントが決まるのは爽快ですね。
そんなデザインの奥深さや面白さの最初の一歩にもなればうれしいです。
以上です。
次回は、資料の印象にも直結する「カラー選定」の予定です。