「マルチになんか引っかかるわけがない」—— あなたは断言できますか?|夢子
■次世代の教科書について
今までの当たり前はもう通用しない。
先行きの見えないこの時代に、誰もがそう実感しはじめて久しいこの頃。でも、そんな状況で何をすればいいのでしょうか。 私たちは「自分の中で当たり前を変え続けていくこと」こそこれからの時代に必要な力だと考えました。 今までの当たり前、常識が通用しなくなってもそこに執着せず、新しい「当たり前」に更新し、柔軟に適応していく力。それこそが、変わっていく時代に翻弄されないためのスキルなのではないでしょうか。
その力は、学校の教科書で習うような正解のある知識だけでは身につきません。 それは、自分自身の人生を通して、正解のない問いを考え抜きながら学びや発見を蓄積してきた生身の「人」からこそ得られる力です。 SNSやネットから情報をいくらでも得られる時代だからこそ、あえて読書を通してじっくりと著者と向き合い、一つのテーマを考え、新しい気づきを得る時間は貴重です。 私たちは、この時間こそ「当たり前」が変わる瞬間として有効だと考えました。 読書を通じて、日常の中に「当たり前」が変わる瞬間をつくる。
それが「次世代の教科書」です。
■概要
すべての始まりは、たった一本の電話だった。
その時点で、マルチ商法かもしれないと分かっていた。 しかし声をかけてきたのは「友達」だったから、無下に断ることもできず、話を聞きに行ってしまった。
——そこから人生がこんなにも変わってしまうとも知らずに。
いつのまにか私の頭のなかはマルチのことでいっぱいになって、「次は誰に声をかけようか」とか「どうやってランクアップしようか」とか、そんなことばかり考えていた。
「応援してくれない人は本当の友達じゃない」などと刷り込まれて価値観を変えられ、心も身体もぼろぼろになっても、止まることはできなかった——。
マルチ商法の会員として10年以上活動し、最高ランクにまで登りつめた著者が、自身の経験を赤裸々に告白する。 また、学生時代にマルチに足を踏み入れてしまった方や、結婚を考えていた恋人がマルチにハマってしまった方のインタビューも収録。
「マルチになんて引っかかるわけがない」「どこか遠くの別の世界の話」と思っているあなたも、これを読めば他人事ではないことが分かるはずだ。 マルチの勧誘を受けた際、初期段階で断るための一問一答も掲載。 著者の経験に裏打ちされた確かな対処法を身に付け、自分の身を自分で守れるようになってほしい。
■立ち読み版はコチラ
<著者>
夢子(ゆめこ)
マルチ被害防止系ブロガー。10年以上マルチ商法(ネットワークビジネス)にどっぷりとハマり、トップセールスにまでなった自身の経験をもとに、「夢が叶えられる」「成功者になれる」というマルチ商法の幻想を暴き、マルチ被害を防ぐための様々な活動を行っている。
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