![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142336113/rectangle_large_type_2_f867b5982172c8fa10e85bd6f357295f.jpeg?width=1200)
『kick the Bucket』と『Bucket list』
映画「最高の人生の見つけ方」の原題は「Bucket List」。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが人生の最後に、世界中を旅して互いの望みを叶えるというお話だ。(netfrixで見られます)
例えば二人が「バケツを蹴る=死ぬ」までに叶えたいとして、その中に入れたリストは……。「涙が出るほど笑う」「見ず知らずの人に親切にする」「タトゥーを入れる」「マスタングでレース」「スカイダイビング」「ピラミッドを見る」そしてリストの最後の最後が「世界一の美女にキスをする」――。
世界中を旅しながらこんな望みを叶えていく。私ならどうするか。
……大きな声では言えないが、実はタトゥーは入れてみたい。かつてルポライター竹中労も最晩年、みごとな和彫りの桜を全身に入れていた。(私、誠実なモーガンフリーマンではなく、やんちゃなジャック・ニコルソンだし)
実はこの映画には、いかにもアメリカ映画らしい定番のテーマもある。
家族だ。二人の男と共に、その家族の形も最初の方に対比的に描かれる。
![](https://assets.st-note.com/img/1717049737708-gYFD2d8JIY.jpg?width=1200)
そう。実はこの映画の裏のテーマは家族の再生なのだ。結末はラストにちゃんと用意してある。途中、分かりやすい伏線が貼ってあって「そうなるだろうなぁ」と思っていると、ちゃんとそこに落としてくれる。(「ベタを恐れず」は当たるドラマの基本デス!)
今回の「bartender」の原作は、実はこの映画を念頭に書いた。
原作もお読みいただけたら幸いだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1717050566570-Iw1qco43kF.jpg?width=1200)