「面白いことが言えない」コンプレックス
北林です。
今日は僕の「コンプレックス」について話してみようと思う。
こう書くと読者の皆んなは意外に思うだろう。「いやお前コンプレックスないだろ」と。自他ともに認める「自己肯定感モンスター」の僕にそんなものあるんかって、疑いたくなる気持ちも良く分かる。
勿論、僕にだってコンプレックスの一つや二つはある。今まで表に出すことはなかったし、出すつもりもなかった、でも、僕がこれから影響力を高めていくために、「Noteでしか書けないこと」をもっと書いていきたいと思ったんだよね。
今回は新しい試みとして、同じコンプレックスを抱える多くの人に共感してもらえる内容にしていきたいと思います。
「いや真面目か!」っていうツッコミは今回はなしでw
それでは聞いてください。
「完璧な僕」に足りなかったもの
自分で言うのも何だけど、僕は恵まれた人間だ。何不自由ない環境で育って、大抵のことは人並み以上にできたし、僕が望んで思い通りにならなかったことって今まで一つもなかった。仕事も金も勉強も友達も女も、全て望み通りのものを手に入れてきた。
実際人から褒められることも多かった。「頭良い」「行動力エグい」「体力羨ましい」。どこに行っても僕は「一軍男子」だし、自分自身それが当たり前だと思っていた。自分に欠点があるなんて1ナノミクロンも思わなかったし、一生それが続くと思っていた。
でも、ある時気づいちゃったんだよね。人生に誰でも訪れる「自己評価」と「他己評価」の「擦り合わせ」の時期に、僕に足りなかったものに。
それは何かって?
今まで何度も褒められてきた僕なのに、「面白い」と「格好いい」は一度も言われたことがなかったんだよね。
昔を思い出してもそうだった。「人生で一度も」言われたことがなかった。
「ガチ?」「意外くね?」
多くの人がそう思うだろう。どうせ一度くらいは言われたことあるんだろ、盛ってるんだろって言われるとは思う。でも、僕がどんなにイジリまくって笑いをとった日も「面白い」と言われたことはなかったし、頑張ってサロンに行った日も「格好いい」と言われたことはなかった。
僕の自己評価としては「芸人並みに」笑いが取れて、「人並み以上にはイケメン」だと思っていたにもかかわらず、だ。
「他己評価なんてそんなもんだろw」と思う人もいるかもしれないんだけど、僕の場合は「完璧であるがゆえに」自分にないものが気になっちゃうっていうパターンなんだよね。
僕は「面白い」と思われていない。
僕は「イケメン」だと思われていない。
この屈辱的な事実は、僕の心にチンカスのようにこびりつき、強烈な悪臭を放っていた。何不自由ない僕の人生の中で、初めての経験だった。
「面白い」と「格好いい」はどちらが大事か?
ここで僕の方から皆さんに質問をしたいと思います。
「面白い」と言われたいですか?
「イケメン」だと言われたいですか?
勿論、どっちも言われたいと思いますが、一つ選ぶとしたらどちらでしょうか。
3秒間考えてみてください。
3、2、1・・・・・。
はい、終わります。
いかがだったでしょう? 僕も実際に周りの友人にアンケートをとってみたんだけど、ぶっちぎりで「面白い」の方が多かったんだよね。僕自身もそうだと思っているし、多分ほとんどの読者がそっちだと思う。
何でこう言う結果になるかって、めっちゃ興味深いテーマだと思っていて。
話を分かり易くするために、例えばこういうシュミレーションをしてみよう。僕が、大金を払って爆美女とデートしたとする。読者もそれぞれ、自分の予算内で会える最高に可愛い女を想像してみて欲しい。
爆美女から「お前って”変な顔”だよな」って言われてどう思う?
多分、相手が可愛い女だったら許せる男が殆どだと思うんだよね。
でも、逆に「お前、クソおもんないな」って言われたらどうだろう。
これ言われるとブチギレたくならない?
「いや、こっちはお前のおもんないオチのない話に頑張ってリアクションしてやってるんじゃ」って、言いたくなる人が殆どだと思うんだよね。
「顔」のことより「面白さ」の方が「男のプライド」を傷つける。
僕はこれが疑問で仕方がなくて、ずっとこのことばかりを考え続けていた。
「面白い男がモテる」必然性とは?
ある時、僕は「M1グランプリ」を見ていて気づいた。
片や優勝して喜ぶコンビがいると思えば、片や敗北して涙を流すコンビもいる。どれだけ面白いコンビがいたとしても、優勝するのは一人だけで、あとは全員敗者となる。
「笑い」って、「勝者と敗者」を生む「残酷なもの」なんよな。
例えば、これが「顔」の話だとどうだろう?
日本一のイケメンを決める「I1グランプリ」ってなくね?
優勝者はイケメン。負けた奴は全員ブス。そんな大会って、世界中どこを探してもないと思うんだよね。「ルッキズム」の時代においては、さらに難しくなっていると思う。
M1の存在は日本国民が当たり前のように受け入れているのに、「イケメングランプリ」は存在する気配すらない。つまり、「顔の良さ」は主観的なものだけど、「面白さ」は客観的に優劣がつけられるってことなんだよね。
そして、もう一つ重要なことを思い出して欲しい。「M1」の参加者は「ほぼ男である」という事実を。
以上のファクトから僕は「結論」を導き出した。
笑いとは、オス同士の権力ゲームである。
僕は物事を常に表面的な事実ではなく「本質」から考えるようにしている。人間を理解し、エンジニアリングしていくためには本質を見抜くことが必要不可欠だからだ。
ここまで読んだ皆さんはもうお分かりだろう。「面白い男がモテる」っていうのは当然で、女からしたら「優秀な遺伝子を持っている」証明になるからなんだよね。
だから「おもんない」って言われることは「遺伝子レベルで否定された」ことになるから、そりゃ男は怒るよねって話。
ここまで来てようやく僕は自分のコンプレックスの正体に気付いた。社会的にどんなに認められようとも、「生物的に劣っている」と思われていたら意味がない。僕が求めていたのは、「オスとしてのプライド」だったのである。
今回のまとめ
さて、いかがだったでしょう?
今回は「コンプレックス」というテーマで北林の方から記事の方を書かせてもらいました。
「面白くないコンプレックス」ってかなり多くの人が抱えている劣等感だと思っていて、そういった意味で今回はめちゃめちゃ共感してもらえる記事になったと思います。
次回から「どうやって北林がコンプレックスを乗り越えてきたか」書いていきたいと思います。
お楽しみに。
それでは。