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表現的な絵が描けない、きれいになってしまう

絵を描く中で表現的な絵というテーマを耳にすることもあるかもしれない。
デザイン系の人に質問されることが多いのだが、油絵系の学部では頻繁に使われる言葉かもしれない。

表現的な絵は何なのか、ということについて私なりに説明したい。
基本的に、表現的な絵を描く分野以外の人に向けた文章である。

表現的な絵とは「魅力的な絵」これを追っている場合が多い。よく言われるのが、写実的な絵やデッサンは表現的な絵としては扱われない、カッコいいやおしゃれというようなコンセプトのしっかりしていない作品は魅力的ではない、というような考えだろう。

これらの作品は、現代のアートではどちらも受け入れられはじめている印象だが、まだ否定する人もいる感じはある。

つまり、表現的な絵というのはアートの業界で魅力を感じるもののことを指している場合が多く、それはアートの業界にとって魅力的な作品をいう意味になる。

なので、海外のアート作品を見ることで学ぶこともできるかもしれない。
ではデザインなどの人がどのようにすれば、表現的な絵を描くということができるだろうと考えてみた。あくまで私の個人的な見解である。

デザイン系の人などは、基本的にきれいな作品が多い印象が。濁りが少なくあっさりとしている場合が多い印象だ。なので、表現的なものをと考えたときにあえて濁らせたような表現にして作品を制作しているように見える作品になることが多い印象だ。

表現とは、作者と作品のつながりが素直なほど、説得力のある作品になると感じる。きれいな人はきれいな作品をつくるというのが、ひとまず素直な発想ではないだろうか。そして、もっときれいにを追及していくと自然にオリジナルなものが生まれるのではないだろうか。

「自分の気持ちに素直に製作すること」そうすると表現は自然と生まれてくるのではないだろうか。そのうえで、魅力的とはアートの業界にとって魅力があるかを問われるので、その世界においてどんな意味を持つか考えるというのはどうだろうか。



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