乳腺炎で通院してる総合病院で会計待ちをしている時、ふと1人の女性が目に入った。 黒いワンピースに革製のベージュのカバン、そして足元は白と黒のチェックのパンプスを身に付けていた。 黒いワンピース、華奢な足首、チェックのパンプス どれもこれもが良いバランスでうっとりと見惚れた。直後私は「チェック パンプス」と検索をしていた。 おなじものは見つからなかった。 そのあと小学生くらいの娘さんが現れたが、白い小花柄のワンピースに同じく水色の小花柄のリュック、白いレギンス、ベージュの
細々と、乳腺炎でない方の母乳をあげ続けている。 ドレーンは管でなくガーゼに変わり、未だに2日に一回総合病院の乳腺外科に通っている。 この乳腺外科への通院がなかなかに負担で、母乳外来へハシゴする日もあったりして疲労の回復が出来ない。 4月からは保育園に入れるので、大切な育児休暇期間を泥のような体力で過ごすのはあまりに勿体無いと考え、藁にもすがる思いで滋養強壮剤のレオピンを買ってきた。効くのかどうかは分からない。 膿が溜まっていた乳房の中の空洞は約5cmにも及び、その空洞が肉に押
ただのお気持ち。 断乳するかもしれない。 ひどい乳腺炎で膿瘍ができ、ドレーンという管を乳房に留置して排膿を促す処置をした。この、ドレーンの位置が乳首に近く、排膿はできても肝心の母乳がどうやっても出せない。 ドレーンが刺さったパンパンの乳房と白斑だらけになった乳首を見て、これはもう断乳なのかもしれないと思ったらこれまでの約4ヶ月間の授乳を思い出して泣いた。あの安心しきった顔や柔らかく温かい小さな体がこちらに必死に縋り付く様子をもう見ることができなくなってしまうのかもしれない。
デグーと暮らすと幸せになる10の理由 という記事を読んだ。 多分そんな感じのタイトルだったと思う。 仕事で病み、体がボロボロになった頃にせめてもの救いをとお迎えしたハムスターがあっけなく死んで、無の状態でネットを見ていた時に見つけた記事だった。 デグーの存在はSNSから情報を得ていた。 「少し可愛めのネズミ」その程度の認識であり、次々と情報が流れるSNSの海に沈んでしまうほどの印象でしかなかった。 来年やめる、来月辞める、と先延ばしにしていた仕事とようやく決別した日、家に迎