オフィスがスタジアムになればワーカーがプレイヤーになる
仕事などの動機について、平尾に聞いた話がある。彼が社会人になってしばらくし大学院に行ってた授業で、『仕事のモチベーション』をテーマに話合ってた時、彼が信頼する友人が「オフィスがスタジアムになればワーカーがプレーヤーになる」と言っていた、。と嬉しそうに教えてくれた。 おそらく15年以上まえだったと記憶している。 プレイヤーはすごいポジティブで楽しんでいるに違いない。 平尾の講演でも、スポーツの一流選手に共通の要素があり、一流の人はそのスポーツが大好きと言う。さらに超一流は、夢中になりご飯を食べる事も寝る事も忘れるほど、夢中になれる人、と好きな度合いを分かりやすく伝えてくれた。『好きこそ物の上手なれ』と言う諺もあるが、まさにその通り。 また私がたまたまラグビースクールのコーチをしてた時、『楽しい』と思う事や『好きになる』環境を作る事も大切とアドバイスしてくれた。 元々好きな事も、上からガミガミ言われたらやる気も失せてしまう。 仕事でもおそらくそうだと感じる。 ただ、仕事では利益を出す必要もあり、楽しい事の追求だけでは難しいのもよく分かる。それでも楽しい環境を整える事はとても大切だ。
私は今デイサービスを経営してる会社の本部で人事関係の仕事をさせてもらっている。 介護の仕事はそこで働く人で、サービスの質は大きく変わってしまう。自発的に働く人をまず採用し、そこで更に働き甲斐を感じる環境をつくるのはとても大切で、最も大切な人事の仕事である。本部から一方的に指示ばかりしていると、社員は命令ばかりされてると感じてしまう。そんな事が続くとワーカーどころか、レイバーになってしまう。
オフィスをスタジアムに、、で考えるとデイサービスの職場をどうするとイキイキ働いてもらえるか?を少し考えてた。 職場をステージにして、アクター&アクトレスになってもらうイメージが最初に出たけど、、仕事で演じるがいいのか?と考えるとちょっと違う気がしてきた。残念ながら私の能力では簡単には答えはでないし、カッコいい言葉には出来ないけど、同じ理念を待つ仲間を集め、安心出来る環境を整え、少しでも働き甲斐を感じれる職場をつくる事には取り組み続けたい。