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言われたことをやってはいけない【書評:イシューからはじめよ】

数年ぶりに読み直して、前回よりも気づきが多く感じられました。

ただ相変わらず内容が抽象的で難しく、今回はchapter2まで読み感想を書いていきます。

この本を要約すると、

バリューのある仕事とはコストに対する結果が高いこと。時間をかければいいものでもないし、結果が伴わなければそれに対するコストは無駄に等しい。

ということです。

ここはまさにその通りで、いくら時間をかけても結果に結びつかないと、評価はしづらくなる。一方で、初めからバリューの高い仕事を出せるかというとそれもまた難しい。

ではどうすればバリューのある仕事を出せようになるのか。

今の所私の中での結論は、「バリューの高い仕事をしている人と仕事をする」ことだと思います。

独自で全力で頑張っても、環境が合っていない場所でこれを繰り返しても中々バリューの高い仕事は出せない。

自分よりも圧倒的に仕事ができる、結果にこだわって働いている方がいないのであれば、環境を変える方がいいと私は思います。

これは私が体験してきたことでもあります。

私は地方のゆるい社団法人で、8年ほど働いていきました。

そこで働く人たちを悪くいうつもりは全くありませんが、ただ時間を過ぎ去る仕事の仕方をする人たちが多かったです。

私もそのうちの1人でしたが、そのことにふと危機感を覚え始めて自分なりにバリューの高い仕事を追い求めるようになリマした。

本を読み、ビジネス系Youtubeを見て、ビジネス講座を受けて、身近な仲間と切磋琢磨しながら仕事に精を出し、ある程度結果が出せるようになりました。

今年私は転職をして、都市部のスタートアップ企業に入社をしましたが、そこで私は絶望しました。

質の高い仕事の定義が私の中で到底低かったことに気付かされたのです。

今の会社は前職の何十倍の量の仕事もありながら、前職よりも少ない人数で仕事を回しています。

そしてどの仕事も抽象度が高く、とくべき問題を見極められないまま時間が過ぎ去る状態に。

この3ヶ月で学んだことも、膨大にくるタスクをただその場でこなすのではなく、「なぜそれをやるのか」「それをやることによってお客様にどのような影響を与えられるのか」を考えるようになりました。

そのことで、与えられたタスクをそのままやるのではなく、そのタスクの後のことも考えて行動をするようになりました。

whyを問うことは自分だけでは限界があり、他人からの意見も聞くことで仮説の立て方に疑問を持って課題解決をすることができます。

この繰り返しを行うことで、いずれ一人でもイシューを見極めることができるようになり、バリューの高い仕事がこなせるのだと感じました。

今の職場の上司は鬼のように仕事をしており、常に抽象度が高く、何を言っているのかわからないことが多いです。

ただ振り返ってみると、今はイシューを見極める練習を日々行なっており、常に自分で仮説を持つようにしながら、行動するようになったと思います。

世の中には自分よりも仕事で結果を出す人がごまんといます。

今いる職場で学ぶことはあっても、仕事の仕方で今以上にバリューを出すのが難しいと感じている方は、環境を変えるタイミングが来てるのだと思います。

新しい環境に飛び込むことはとても勇気がいることですが、上記に悩むような方であれば大丈夫です。

失敗してもまた次に挑戦すればいいんです。ナイストライと自分に言い聞かせましょう。

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