【書評】もし今死ぬとしたら後悔はありますか?(死ぬ瞬間の5つの後悔)
こんにちは、ジリです。
あなたは今死んでも後悔することはありませんか?
「もっとこうしてればよかった」「もっと早くやりたいことをやっておけばよかった」
そう思った方は、ぜひこの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
今の時代、死の瞬間は昔と比べてかなり遠いものになったと思います。
私自身もこの本を読むまでは自分の死について考えたことがありませんでした。
死は辛い、悲しい、苦しい、、、
この思いが、いずれ必ず来る死を自ら遠ざけています。
この本は、緩和ケアの介護を長年つとめ、数多くの患者を看取ったブロニーウェアさんという方が書かれた本です。
多くの患者を看取ってきた彼女が、実際に死を間際にした患者から聞いた言葉を本にしています。
あなたも死を間際にしたときに同じ後悔をしないように、いま後悔の体験をしましょう。
死ぬ瞬間の5つの後悔
自分に正直な人生を生きればよかった
働きすぎなければよかった
思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
友人と連絡を取り続ければよかった
幸せをあきらめなければよかった
私が特に響いたのは、
「自分に正直な人生を生きればよかった」
自分に正直な人生を生きればよかった
簡単にエピソードをお話しします。
グレースは自己中心的な夫との生活にひたすら耐える生活を50年以上送ってきました。
彼女は夫が亡くなったら自分がやりたいことをやろうと決めていました。
旅をする、シンプルな生活を送って幸せな生活を作ろう、と。
そんなことを思いながら生活する日々。ある日夫が終身の介護施設に入ることになりました。
「ようやく、自由になれる」
この時グレースは80歳を超えていました。
ただグレースはこれからの事を考えるだけで元気になり、残り短いであろう人生を謳歌しようと決めていました。
そんな矢先、グレースは不治の病にかかっていることを告げられます。
原因は夫のタバコの煙でした。
結局グレースはその後寝たきりの生活になってしまいます。
グレースはとても後悔をしました。
「私、どうしてやりたい事をやらなかったのかしら。どうして夫をのさばらせていたのかしら。どうして強くなれなかったのかしら。。」
今まで耐えて生活をしてきた彼女は、自分自身の人生を他人の人生で歩んだのでした。
グレースは死の間際ブロニーに語ります。
「死を迎えようとしている私に約束してちょうだい。
どんな時も自分に正直でいること
他人になんと言われても
自分の望み通りに生きること」
彼女は周囲の目を気にして、ずっと我慢をする生活をしていきました。
自分の人生を生きる勇気を持てなかったことを激しく後悔していました。
こう思ってなくなる方はとても多いようです。
確かに職場やプライベートでも、自分の言いたいことを言えずに周囲に合わせている人がいます。
日本は特に同調圧力で人とは違うことをするだけで目立ちやすいです。
でも自分の人生を生きるということは、誰かに嫌われることでもあります。
これは大ベストセラーの「嫌われる勇気」でも話されています。
自分の人生を全て自分で決めています。
「周りがそうやってるから」「○○さんがそう言ってるから」
他人のせいにして、自分がやりたいことを我慢している、その選択しているのは自分自身です。
辛辣な言い方かもしれませんけど、もしいずれ来る死が今来るとしても同じ選択をするでしょうか。
その選択をしたまま、全く悔いなく自分の人生は最高だったといえるでしょうか。
もし少しでも思うことがあれば、先人たちが先に経験してきた後悔を今体験したと言えます。
これから後悔しない人生を送るかどうか、決めるのはあなた自身です。
反省はしても、後悔はするな。
私はこの言葉を胸に刻みながら、常にその時にベストだと思う選択を取るようにしています。
終わりに
今回は死ぬ瞬間の5つの後悔の中から1つだけあげて紹介しました。
もし他のストーリーも興味があれば、読んでみてはいかがでしょうか。
先人たちが体験した後悔エピソード、きっとあなたの人生に役立つはずです。
ぜひ興味があれば、他の記事も読んでみてください。
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