見出し画像

SNSで読書記録を続けて2年、今思うこと。

こんにちは。JIRIKOです。
私はSNS(主にインスタとTikTok)で約2年、読んだ本の感想やおすすめ本をテーマごとに紹介してきました。
もともとは趣味アカウントとしてスタートさせたインスタですが、このアカウントをきっかけにいろんな可能性を広げられたらいいなという思いもあり、今に至ります。

今回は私がSNSを始めたきっかけと、ここまで続けて良かった点や正直にちょっとしんどいなと思う点をお話させていただきます。


SNSを始めたきっかけは?

ズバリ、
読書を習慣にするための「心地よい監視」が欲しかったからです。

約2年前、仕事を頑張りすぎて心身を壊してしまい、しばらくお仕事をお休みしていた時期があります。(詳しくはまた別のnoteに書きますね)
それまでは四六時中、仕事のことで頭がいっぱい。寝ているときですら夢のなかで仕事をしていたため、いざ自由な時間を手に入れると何をしたらいいか本気で分かりませんでした。笑

少し休んだら、身体はすっかり元気になった。
だけど、超暇。
今一番私がやりたいことは何だろうかと、真っ先に思いついたのが「本を、たくさん読みたいな」でした。

なんであんなに好きだったことが、できなくなってしまったんだろう。
好きなことができなくなる人生なんて味気ないよな。
でもまた忙しくなったら、きっと読めなくなってしまう。だから歯磨きみたいに”習慣化”させる必要があるなと思ったんです。

私は受験勉強でも仕事でも、ひとり部屋に籠ってやるより、ある程度ヒトの視線があるほうが志気が高まり継続できるタイプ。
SNSで感想を誰かに見てもらう、という監視の目がある環境を作ったほうが継続できるんじゃないかと思い、インスタに読書感想を投稿し始め今に至ります。

SNSを続けてみて良かったなと思うこと

「読書を習慣にするため」だけに記録を始めたけれど、それ以外の効能があまりにも多かったです…!

①自分の「本音」に気づけるようになった
感想を書いてる時間って、「自分の内面と向き合う時間」になっているんですよ。この本の、あの言葉が刺さったのは、今仕事でここに悩んでいるからなんだ、知人の言葉にモヤモヤしたのはここにコンプレックスを感じているからなんだ、と、自分でも気づいていなかった「本音」に気づけるようになった。読んだ本のアウトプットが自己分析になるなんて思ってもみなかったです。

②読んだ本がわたしの血肉となっていることを実感できた
インスタは私の分霊箱みたいな存在で。いいなと思った言葉、表現、わたしなりの気づきと思考の足跡を残しておくことで、ふとした瞬間にひっぱりだして自分の心の支えにできる。何かを頑張る日々に、とても心強い味方が増えたという実感があります。
また、本の内容をそのまま書き残すだけでなく、自分の言葉で”編集”し直すことで、内容がより自分の血となり身となっていく感覚がありました。

③フォロワーさんからもらう特大スペシャルボーナス

SNS発信を続けて良かったと思う理由、そしてこれからも続けたいと思う理由には間違いなくこれが一番大きいです。

私、読書アカウントを始める前までは、SNSで情報発信をしている人にコメントやDMを送ったことが一度もなくて。憧れの人ではあるけれど、どこか遠い存在で、メッセージなんて返ってこないと思っていたから、傷つくのが怖くてアクションを起こせませんでした。

だけど、私の投稿をみてコメントやDMで感謝の言葉や励ましの言葉を届けてくれる方がたくさんいて本当にびっくりです…!なかには時間をかけて丁寧に言葉を選んでくださったんだろうな、という長文のメッセージや、「伝えたいだけなので返信は不要です!とにかく応援してます」という思いやりを添えてくれる方まで。普段から読書でたくさんの表現に触れている方が多いからか、みなさんの言葉はすごく美しくて尊くて…。本当に嬉しくて嬉しくて、そうした言葉をいただいたときはいつもスマホを胸にだいて噛みしめてます。(笑)


SNSを続けてみてしんどいなと思うこと

勝手に発信しておいてアレなんですが、
個人的にしんどいなと思うこともあります。
ここまで読んでくださった皆さまに、正直にお伝えしますね。

「感想が気になりすぎて読みたくなりました!」
「選書が好きでいつも参考にしています」
というありがたい声をいただく以上、下手な投稿は出来ないな…というプレッシャーから感想がまったく書けないことがあります。結構あります。(笑)なるべく好きなように目の前の本を楽しもうと思っていますが、読み終えたその先にあるアウトプットに意識がとんでしまうことがあるんですよね。力んで読んでいるというか、フリーダムな読書ができていないな、と。

だけど、ほどよい心の負荷があるからこそ自分の言葉を磨くことができているのも事実だし、まさに求めていた「心地よい監視」だと思うので、コメントやメッセージはウェルカムです!どんどんプレッシャーかけてください!笑


そして情報発信を続けてみて痛感したのですが、
「発信」には常に責任が伴っていること。その重さ。

できるだけ生きた感想を届けたいのでかしこまった言葉を遣いすぎないようにしているのですが、不快に思われたらどうしようとか、私の言葉で著者や読んだ人を傷つけてしまったらどうしよう、という恐怖を身をもって感じるようになりました。

「全方位にやさしい」発信ってきっと不可能だと思うし、気を遣いすぎた建て前発信なんて味気ない。だから、できる限りの想像力を働かせる努力は惜しまず、これからも発信を学びながら私なりの発信を確立できたら良いなと思っています。

さいごに

継続することは決して簡単なことではないけれど、SNS発信を2年続けた私なりの所感がSNS発信を始めたい、続けたいと思っている方へ何かの“きっかけ”になればとても嬉しいです。

私のSNSをフォローし続けてくださる方、いいねやコメントを下さる方、DMで温かいメッセージを送ってくださる方、いつも本当にありがとうございます。

今後やりたいことや、発信を続けるコツ等もまた後日、お話できればと考えていますのでリクエストあればお待ちしています!


JIRIKO

いいなと思ったら応援しよう!