クラフトビールを知ろう!!

こんにちは
川尻一都(カワジリカズト)です。
今回は私が現在進行形で勉強しているクラフトビールについて書こうかと思います。

みなさんはクラフトビールを飲む事がありますか??

私は今まで全く飲む機会がなかったです。
ですが、一口飲んでからクラフトビールの魅力に惹かれていきました!笑

さまざまな味わいが楽しめてすごくオススメです!

この記事を読んで、クラフトビールについて知って頂けたらと思います。

クラフトビールとは?

craft(クラフト)=工芸品
の発想から「ビール職人がこだわって造る個性的なビール」と説明されることが多い「クラフトビール」。
日本では小規模ブルワリーの業界団体である「全国地ビール醸造者協議会(JBA)」が、クラフトビール(地ビール)を2018年5月に以下のように定義しました。

1.酒税法改正(1994年4月)以前から造られている大資本の大量生産のビールからは独立したビール造りを行っている。

2.1回の仕込単位(麦汁の製造量)が20キロリットル以下の小規模な仕込みで、ブルワーが目の届く製造を行っている。

3.伝統的な製法で製造しているか、あるいは地域の特産品などを原料とした個性あふれるビールを製造している。そして地域に根付いている。

つまりクラフトビールは
『小規模な醸造所(ブルワリー)で、ビール職人(ブルワー)が造る個性豊かなビール』ということになります。

日本のクラフトビールの歴史

日本でクラフトビール市場に大きな影響があったのが、1994年の『酒税法改正』がきっかけです。それまでは、年間2000キロリットル以上製造しなければ認められなかったビールの製造免許取得が年間60キロリットル以上に緩和されたことにより、当時の名称”地ビール”と言う名でクラフトビールブームを起きていました。

地域復興でご当地のお土産などで造られていたビールが多く、クオリティーが安定しなかったこともあり、1999年頃をピークにブームが過ぎ去り醸造所も減少していきました。

ですが、2010年頃からクラフトビールと言うワードで認知が広がり、2015年頃からは大手ビール会社がオリジナルブランドを立ち上げ、アメリカなどのクラフトビール大国からの輸入量も年々と増加傾向になっています。

2020年末の時点では日本国内でおよそ500の醸造所がり、それぞれこだわりのビールを製造しています。

ビールの種類

ビールは大きく分けて2種類のスタイル(製法)があります。

1つ目は”エール”
2つ目は”ラガー”
です。
違いは上面発酵か下面醗酵で造られているかです。

エールは上面醗酵で造られており、主に
ヴァイツェン、ペールエール、IPA、スタウト、バーレーワインなどがあります。
ラガーは下面醗酵で造られており、主に
ラガー、ピルスナー、ケルシュ、ラオホなどがあります。

上面醗酵とは15~25℃の温度帯で造られ、温度帯が高くラガーに比べてアルコール度数も高くなりやすく、”エステル”と呼ばれる香り成分がでます。
”エステル”とはバナナ(又はりんご、桃、梨)のような甘いフルーティーな香りが特徴的です。
下面醗酵とは5~10℃の温度帯で造られ、日本に流通しているビールのほとんどがラガータイプのビールです。エールに比べるとキレのあるノド越しで淡色のビールに仕上がることが特徴的です。ラガーとはドイツ語で”貯蔵”と言う意味で、15世紀頃の冬の時期に仕込んで涼しい地下倉で貯蔵していたことから、その名が付けられました。

まとめ

・クラフトビールとは『小規模な醸造所(ブルワリー)で、ビール職人(ブルワー)が造る個性豊かなビール』
・1994年の酒税法改正により各地でクラフトビール(地ビール)が製造された。
・ビールの種類は主に”エール”と”ラガー”に分かれる。


みなさん、いかがでしたでしょうか
少しはクラフトビールを知れたでしょうか
次回はもっと深く、クラフトビールのビアスタイルをお届けしようと思います。

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