今注目すべき学校!!聖学院中学・高等学校とは
こんにちは!
GrowVaLスタッフです。
今回は「今注目すべき学校!!聖学院中学・高等学校とは」というテーマでお話をしていきます。
旧来の詰め込み教育はもう終わりを告げた!!これからの学校ではどんな学びがやってくるのか。その答えは探究学習にあります!
10月29日(土)にグローバル教育研究所 ”GrowVaL(グロバル)” 主催の教育情報サイトリリース記念セミナーが開催されました。その中で紹介されていた学校の1つが今回ご紹介する聖学院中学・高等学校になります。
では実際に気になる探究学習の中身は・・・。
★聖学院の探究学習
STEAM教育として週6時間以上、探究・PBL型の授業を展開しており、 ものつくり・ことづくりに必要なツールを学んでいます。授業は週2時間以上ゼミ形式の授業があり、 「国際・社会・環境」などの中から自ら課題を設定し、長期プロジェクトでの共同研究を行っています。その他「現代社会×英語」としてSDGsを英語で学ぶ授業も展開しています。
※ほぼすべての教科、さまざまな授業で実践しています。
また外部団体との共同学習を取り入れ専門家からの視点から、より実践的な授業を展開しています。以下に実際に授業見学に行かせていただいた際の様子をご紹介させていただきます。
今回見学させていただいた科目は高校1年生の「国語」で、担当は伊藤先生が行っております。
今回の授業は【資料を読み取ること】というテーマで進みました。
「メディアの進化は〇〇〇を変えていく。」
これだけの問いかけで、ほぼ全生徒が発言をしていました。その発言に対して先生がさらに質問を投げかけていく形で授業は進んでいきます。先生の問いかけに対して、テンポよく答えていた生徒たちが印象的でした。
「デバイス出して」
メディアについての考えが温まってきたところで、次の作業です。先生の指示に従い生徒たちはタブレットやスマホでアプリを起動させました。
ロイロノートを使い先生から生徒へあるグラフが送られてきます。生徒たちへ送られたグラフは、年代ごとの通信機器の保有率推移表でした。先生からは
①注目したところはどこか
②その理由を提出箱に提出しよう
という課題が伝えられました。配信されたそのグラフを見て先程までのざわつきが嘘のように生徒は集中し、自身のタブレットへと向かい始めました。ここからも授業のメリハリがあるように感じられました。
上の写真は各自の端末を使った個人ワークの様子です。個人ワークの時間が終わると次は共有の時間となりました。テンポよく授業が進んでいきます。提出した生徒さんの解答はリアルタイムで全員と共有されています。授業の次の展開として今度は他の人の回答から考えるという展開に。年代ごとの通信機器の保有率推移表を見つめる生徒たち、ただタブレットを見つめるだけでなく関連する事柄を見つけると積極的に発言をしている姿も印象的でした。(ここまで授業)
「まとめ」
授業を振り返ってみて親御さん自身が受けていた授業と比べてみていかがでしたでしょうか。
従来の学校教育は板書と一方通行の教育が当たり前だったのではないでしょうか。それと比べてみて今回の聖学院中学・高等学校の授業は一方通行の授業ではなく、生徒に自主的に考えてもらう形をとっている。考えたものをただ発言するだけで終わりではなく、そこから更に質問を重ねて更に考えを深めさせていく工夫をされています。
今までの国語の授業とは明らかに違う授業展開でした。教育の変化とともに今後はこういった授業展開が主流となっていくことが予想されます。
「この記事を読んだ後の重要ポイント」
学び方が大きく変わりました。偏差値や合格実績だけで学校を選ぶのではなくどのような学び方に力を入れているのか。に注目して学校を選ぶことがこれからのスタンダードになります。
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