双子への憧れ

憧れませんか?

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ふたご。

 実は、申しまして私、ふたごの姉をもってまして。

ずっと、羨ましかったんですよね。

羨ましいついでにいうと、高校時代、姉二人、ひとりの人を好きになり、

とりあって三角関係みたいなことやってて。

その男性、羨ましいと思っておりました。

また、姉弟、仲良かったので嫉妬心が少々あったかなと。

 

今、ふたごにまつわる思い出すことあれこれ。

 

エピソード① 

小学生の頃かな。母親から二人の姉が夏の日の午後、微睡んでいて。

電話があって、双子の姉の方を起こしにいったんです。

 よく皆に言われるのですが、「どうやって、見分けるの?」みたいな。

これが不思議なもので、まったく違う顔に見えるんですよ。暮らしていると

なんで似てるかもよくわからない。

 ところが、寝顔 これがほんとよく分からない。

 また、二人とも眠るとなかなか起きたいタチ。

1/2だい、こっちだと思って、起こしたんです。

ホッペ、ばちっと叩いてね。

はずれました。めっちゃ怒られました。叩き返されました。

 

エピーソード②

ご多聞にもれず、姉達、小学生4年の時、いつも着ていく服装交換して学校行って

クラス交換して。誰にも気づかれなかったと。

自慢して帰って来ました。友達との会話どうしてたんだろう?

噛み合ったのか?

 

エピーソード ③

 二人の身長、体重、ブラジャーのカップ、これ違うんです。

 かたっぽが、体の調子悪いと、もうかたっぽもやっぱり調子崩す。

虫の知らせは、やはりあるみたいで。

片っぽに事故とかあると、なんだかやな気分になって連絡したら

やはりそうだとか?

 小さな頃、姉の方が、生死をさまよう大病しててなんとか一命をとどめたんです

が、体は、そもそも強くなかったようです。

聞いたのは、そういう人達が多いらしく、だから、100歳までふたごで長生きされ

るなんてすっごい珍しいことなんだと。

 

母親がお腹の中に二人いる時、蹴るのもいろんな方向からで、(キケイの子かと)

心配したとか。

 

二人ともよくよく言ってたんですが、

「ふたごで良かった。姉でもなく、妹でもなく、友達でもなく、お互いのこと分かり合えるの存在。もててる人が少ないからね」

とのこと。

 

こんなセリフ言えるなんて、やっぱりなんだか羨ましいな。

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